人生で迷う君へのメッセージ
初めてこの国に足を踏み入れて20年近くになった。
よく人から聞かれる
「なんで外国に住んでるんですか?」
と。
こっちが逆に聞きたいわ
「なんで日本に住めるんですか?」
って(笑)
そんで
「偉いですね~」
って続くから
こっちも言ってあげたい。
「あなたたちのほうが1万倍偉いよ」
って。
実際に、勤続10年以上している日本のサラリーマンのほうが、僕より1億倍ぐらい勇気も忍耐力も根性もある。
勇気ないチキンの僕だから、この胸のタトゥーもシールやし(笑)
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最近、日本の若者から相談にあった。
どうやって海外へ出ればいいですか?
と。
そして、どうしても日本は居心地が悪い、もう自殺した方が楽になるって感じることもある、とも言っていた。
僕の答えは、
「せっかくこの地球に生まれたんやったら、せめて世界を回ってからにしたら?」
だった。
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世界はとんでもなく広いし、深いし、面白い。
今、日本っていう狭い世間で生きてるから面白くないし、しんどいのかも知れないし、どこかに君を必要としている人たちがおるかも知れんやんか。
愛してくれる人もいるかも知れない。
心から感動できる自然に触れれるかも知れない。
魂が震えるような体験をするかも知れない。
そんな可能性を一切断ち切ってしまう自殺なんて考えるな!
閉塞状態がツライんなら、とにかく外に出ろって。
何が何でも死ぬな!
んなことより、『どうやって、生きるか?』その方法を探せって!
強く生きる、ズルく生きる、賢く生きる、卑屈に生きる、好きなことをやって生きる・・・
テクノロジーが発達した今、若者にとって、選択肢はそれこそ無限にある。
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おっちゃんの話をしよう。
おいらの生まれは大阪だったけど、一度も心地良いと思ったこともなかったし、楽しいと感じたことすらなかった。
何せ小児喘息があって呼吸はできないわ、家庭環境がちょいと複雑だったせいもあって、とにもかくにも楽しくなかった。
むしろ、明日こそ死のう、明日こそこの世から消えて楽になろう、って考えて毎日を過ごしてた。
まあ、とにかく暗い屈折した少年時代だったんだわ(笑)
それが死ぬ勇気がなかったおかげで大学まで出れた。
そこまで踏ん張って、も~うムリ!か~んぜんに耐えられん!って感じたから、日本を飛びだす決心をしたんだ。
それを言ったら、親も先生も友達も、皆こぞって反対した。
「ぜったいにスゴスゴ帰ってくるんやからな」
とか
「帰ってから大変やぞ」
とか。
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今は、か~んぜんにザマーミロと思ってるんやけどね(笑)、そこまで過激に行動しなくていい。
だけど、外に出るだけしてみよう。
今は学生になるのもワーキングホリデーになるのも簡単なんやし。
一年間アルバイトをして、金を貯めて。死ぬ気の覚悟があったら年間100万円貯めるなんてチョロイもんでしょ。
そんで外に出たら・・・
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解放感が違うぞっ!(≧∇≦)/✨
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日本での常識は通用しないし、価値観も全く違う。
それに何より誰も君のことを知らない。
君の事を知らないっていうのは、有利なことなんだ。
「中学デビュー」「高校デビュー」って言葉があるように、「海外デビュー」できるってことなんだ。
今までくすぶってた自分をリセットして、ゼロからスタートできるってことだ。
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どうか、苦しまないで。
たまたま君には小さな世界が合ってなかっただけかも知れないやん。
昔のおいらがそうだったように、今の君は、酸素のない水であえいでる金魚みたいなもんなのかも知れない。
世界に出ろ!見ろ!知れ!感じろ!触れろ!
何だったらオーストラリアに来て、連絡をちょーだい。
おっさんこう見えても面倒見がいい、治療家だ。
人の肉体と精神を整えるのが役割だ。
まだまだこの業界ではヒヨッコだけど、毎日世界を相手に戦っている充足感に満ちている。
日本人株を上げているから、国家貢献をしている、とも言えるのかも知れない。
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ついでに最近は、昔あれだけ居場所がなかった日本に対しても貢献しているんだゾ。
毎年ボランティアをしてて、集まったお金は全部、東北の震災被災地にも寄付しているんだぜ。
あんまり金にもならんのに、この生き方を伝えに、しょっちゅう日本とオーストラリアを行ったり来たりもしてる。
あの日本のはみ出し者だった僕が、だよ。
人生って面白いでしょ?
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生きてさえいれば、『あ〜生きてて良かった・・・』って心から思える時がくる。
これは間違いない。
そして世界は広い。
君が動けば世界は近づく。
ってことは、君が動かなかったら、世界は1ミリも近づかないってことだ。
俺たちの今の生活は、そこに書かれた英語のメッセージを読んでくれ。
何や知らんが楽しそうやろう(笑)?
そんな夢を実現することができた。
自分の可能性を信じて、一歩踏み出すこと!
人生を変えたかったら、大切なのは『勇気』と『思いきり』を持って『動く』ことだ。
特に、君みたいな若者にとっては『考えてから動く』んじゃなくって、『動いてから考える』ぐらいのほうがいいかも知れない。
とにかく、今の自分が嫌いなんやったら、好きな自分を見つけるために、『動く』以外に解決法はない。
それがおいらの答えだ。
2017年、お互いめっちゃ新しい一年にしようぜ!
(2017年1月1日Facebookより)