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ワークシートは湧く枠でワクワクに
つくろう、つくろうと身構えていると意外と手が止まるのに、とりあえず5分で何もないよりは小マシなだけで及第点だから用意しなくちゃウオオオッて追い込まれると、何かがササッと生まれてしまうものです。
今日はそんな感じで良いも悪いも今後次第なワークシートを慌ててつくって、とりあえずと言いながら投下してきました。
でもその時、なんだか無性にワクワクしたのです。それは「良いワークシートができたぜ」的な、そういう理屈で説明できる楽しさとは違いました。
ただ単に、後先考えずに(潜在意識では考えてるのかもしれないけれども)。枠組みをつくるということ自体に、どうも本能的にゾクゾク、ワクワクしてしまうらしいのです。
これこそが、いわゆる偏愛のひとつなのかもしれません。枠組みをつくって、はいどうぞ! って放り投げるのが、好きで好きでたまらない。そこから果たして何が沸き起こってくるのか、なるべく、想像もしないことだったらいいなって思っています。
何かが湧き出して、最後はぶっ壊してもらうための枠組み。それが私にとってのワークシートなのかな。逸脱してもらうために、枠がいる。
だからワークシートはつくっていて楽しい。どんなふうに弾けて壊れるのか思い描きながら、できるだけ壊し甲斐があるようにって夢想して、楽しく、愉快に、かわいく、あるいはカッコよく育てる。
破壊的に高揚して、何なら敢えて不遜に、それこそ「新世界の魔王になる!」みたいな勢いでつくっている気がする。人から見たら、そんな大袈裟なものじゃない、小さな世界ですけどね。