多分それは『即興性』の魔法なのだ
この話題にさらに後日談があったので、自分でびっくりしました。
多分、ここに言語化しておいて、それを読み返したから気づけたんだな…。そんなつもりで残したわけではない記録。意味や謎解きは、あとから突然やってくる。
ものすごく簡単にいうと、アレコレ検討している時間もないから、勢い任せのワークシートをつくったら、ワークシートをつくるということ自体に、わけもなく夢中になる自分を再発見した、ということを書き留めておいたのてす。
もう少し背景を補足するなら、習慣的なふりかえりができていたんだけど、ちょっと形骸化している現場に遭遇しました。
メンバーもそのなんとも言えない閉塞感を、うすうす感じ取っていて。どうにかしなくちゃという思いが見え隠れして。でも、色々悪条件が重なって…なのか、硬直した現場だったのです。
取り急ぎ、燃料投下する必要性を猛烈に感じ、でも私自身も時間ないな、でも何もしないよりは、やってみよう! え~い! という感じで、ある意味、あえてちょっと無責任を内包して、ワークシートつくったんですよね。
問題意識自体はもやもや渦巻いていただけあって、ワークシートにはジワジワ思いが集まってきました。そこからさらにどうふりかえっていくか? という部分はまだ混沌としていて、通過点にいる感じはしますが、とにかく、多少は風が起こったというか、何かか蠢いた。
でも、それと別に、思わぬサイドストーリーがありました。よりジョーク色の強いワークシートをさらに勢いでつくってしまったのです。
他愛のない雑談がトリガーでした。ですのでどちらかというと、ふりかえり用というよりは、遊びというか、カッコつけて理論武装するならアイスブレイク的なワークシート。
そうしたら、瞬間的にそちらのほうが盛り上がってしまいました。バカバカしいくらい、一見目的とか何もないワークシートなのに。
いや、違うんだな、逆なのかもなと。
バカバカしいワークシートで、より隙があって、ついでに深い考えなく、勢いでつくった偶発性、即興性の産物という背景もバレている。
だから、夢中になる。それは全然完結していなくて、なんの支配的な意思や誘導からもより自由で、自分100%で参加することができる場所だから。
偶然生まれた瞬間に居合わせた時点で、途方もなく当事者だから。思わず、埋めなきゃ、やっちゃえドーン! という勢いが生まれたのだなぁと思います。
ああ、これがまあ例の、音に聞く『即興性』の魔法というものなのであろうか。思わず夢中になることだよなぁ。