7/24(月) 大田区ひきこもり支援室SAPOTA 開設から1年が経過し、近況把握のため2回目の視察 一人ひとりの小さな変化に着目
7月24日(月)午前、#大田区ひきこもり支援室SAPOTA の視察へ🔍
同じ会派の平野春望議員が視察に行くというので、近況を把握するため、同行させていただきました。
昨年の令和4(2022)年5月9日に開設され、私は、約3ヵ月後の昨年8月に視察をしていました。
それ以来、さらに約1年を経ての2回目の視察となりました。
#大田区生活再建就労サポートセンターJOBOTA の分室という位置づけで、社会福祉法人やまて福祉会が一体的に運営しています。
ひきこもりの相談に対し、自宅への訪問などアウトリーチ活動に力を入れています。
今年5月の区議会健康福祉委員会で、令和4年度は、新規相談者数175名(実数)、アウトリーチ件数129件(延数)と報告がありました。
アウトリーチに結びつくケースの一方、ずっと会えないケースもあるとのこと。ひきこもりは、程度の差も大きいため、一人ひとりの小さな変化に着目しているとのことでした。
#SAPOTA には、事務室のほか、相談室が2室あります。また、隣室は #JOBOTA のフリースペースとなっています。自宅からフリースペースに来るようになることも、一つの変化です。
「#ひきこもり」という言葉にはネガティブな印象があるため、リーフレットでは使っていないとのこと。また、リーフレットは、利用者の声も聴きながら作成し、SAPOTAがどのような場所なのかわかるよう、相談室の写真なども入れるようにしたとのことです。
区では、重層的支援を進める施設として、JOBOTA、SAPOTAに加え、#大田区若者サポートセンター「#フラットおおた」の3点セットで捉えるようになっています。
#男女平等推進センター が大森北四丁目複合施設に移転した後、大規模改修(長寿命化)した建物に、この3施設が移転します(令和8年度)。
また、蒲田西特別出張所跡地に建設中の #西蒲田七丁目複合施設 にも、この3施設が入ることになります(令和7年度)。
施設間連携が期待されるとともに、私は、JOBOTA・SAPOTAのフリースペースとフラットおおたの居場所の性格や秘匿性の違いなどに着目しています。
いずれにせよ、SAPOTAが重要な施設であることには違いありません。現在行っている、地域庁舎での出張相談会にもニーズがあり、大森だけでなく蒲田にもできることで、必要とする当事者と家族に届きやすくなることを期待します。
大田区ひきこもり支援室SAPOTAのホームページ(↓)
https://www.sapota.or.jp
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