2/7（金）　新井宿青少対地区集会「夏休みのこどもの居場所づくり」を企画運営　長期休暇中の子どもの居場所づくり補助事業などを知り、地域の関わりを考える

2月7日（金）夜、副会長を務める、#青少年対策新井宿地区委員会 （#新井宿青少対）の令和6年度地区集会＠新井宿特別出張所。毎年度、新井宿青少対の構成団体＋アルファにご参集いただき、開催しています。今年度も実行委員長として、企画と司会を務めました。

今年度のテーマは「#夏休みのこどもの居場所づくり 〜区補助事業の紹介を中心に〜」。以下の2つのねらいのもと行いました。
①新井宿地区の青少年向け活動をする団体同士が互いの活動を知り合う
②区の「長期休暇中の子どもの居場所づくり補助事業」など夏休みのこどもの居場所づくりについて知り、地域としての関わりを考える

①については、第1部の参加団体紹介で、事前提出の活動紹介シートをもとに、各団体1分ずつで、夏休みのこども向けの活動を中心に紹介しました。町会やPTA・おやじの会によるイベント、スクールサポートによるサマースクール、児童館や放課後ひろばの夏休みの取組みなどが情報共有されました。

②については、第2部の情報提供&意見交換を「夏休みのこどもの居場所づくり」をテーマに行いました。

まずは、大田区福祉部子ども生活応援担当課長と係長から、令和5年度から始まった「#長期休暇中の子どもの居場所づくり補助事業」の説明。夏休みの居場所として、学習支援、体験事業、昼食支援を行う団体に補助するしくみであるとの紹介がありました。令和5年度は10団体、6年度は13団体が実施しましたが、そのほとんどを現地見学（ボランティア参加含む）した私から、地図と写真を使って補足説明しました。

次に、新井宿地区で実施した2つの団体から事例紹介。
1つ目は、自宅を改装し、石焼き芋店「#芋やぽんぽこ」とレンタルスペースを経営する #木村晃一 さんから、同所を使って自団体の #フードバンク大田 で行った居場所の紹介。夏休みの宿題をし、遊ぶなど自由に過ごし、みんなでランチ（近所のお弁当屋さんに各自食べたいものを注文）に加え、外部講師を呼んで、防災クイズ、点字教室、お金の勉強など行いました。#大田区社会福祉協議会 の夏体験ボランティアが多く参加したのが特徴です。
2つ目は、こどもイベントや大田文化の森調理室でのこども食堂を行っている、#おとなこどもほっとネット の #石井香里 さん、#牛澤直美 さんから、やはり #芋やぽんぽこレンタルスペース を使った居場所の紹介。こちらも勉強、遊び、ランチ（やはりお弁当屋さんに各自食べたいものを注文）を行いますが、午後は工作やおやつ作りなどのワークショップを行いました。こちらは、中高生の活躍の場というテーマもあり、中高生が小学生に勉強を教えたり、一緒に遊んだりしたのが特徴です。

42名ほどの参加でしたが、情報提供を踏まえ、7グループに分かれて、地域としての関わりを話し合いました。全体での発表では、主に、広報、ヒト、場所の3つについて、意見が出ました。
広報については、町会掲示板やPTA広報などで協力できるのではないかとのアイデアが出ました。また、「居場所」という表現が敷居を上げていないか、との指摘もありました。
ヒトについては、町会、PTA、おやじの会、スクールサポートなどのネットワークを使えば、ボランティアしたい人は集まるのではないかとの意見の一方、中心となってやる人の課題が挙げられました。補助金の使途として、いまは認められていない人件費を認めるべきではないか、との意見も出ました。
場所については、計画的に実施するには場所の確保が重要であり、区施設を確実に確保できる方法があるとよいとの意見の一方、自治会・町会会館などを活用するのがよいのでは、との意見も出されました。

これまで実施団体からの意見は伺ってきましたが、事例報告を聞いた地域の皆さんからの意見を伺うのは初めてでしたので、非常に新鮮でした。「ぜひ今年の夏休みに居場所をやってみたい❗️」との力強い声が上がったのも、今回のテーマで行ったかいがありました。

#新井宿青少対地区集会
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