12/20(水) 品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」を見学 都内公共施設初の「Nearly ZEB」認証の建物と環境学習の機能について学ぶ
12月20日(水)午後、#品川区立環境学習交流施設「#エコルとごし」を見学させていただきました。
区立 #戸越公園 内の公園管理事務所があった場所にできた、都内公共施設で初めて「#Nearly_ZEB(ニアリーゼブ)」認証(4ランクある #ZEB認証 で上から2番目のランク)を取得した建物になります。
LED照明などで大幅な省エネを実現するとともに、288枚の太陽光パネルで #創エネ も実現しています。
何も対策しない場合に比べて、令和4(2022)年度実績で、省エネにより66%、創エネを含めると97%のエネルギー消費量の削減を実現できています。
環境学習という意味では、温暖化対策のテーマを中心に、3階に映像展示室、常設展示室、メッセージ展示室、多目的スペースなどがあります。
常設展示室は、問いかけに答える形で考えたり、手を動かして体験したりしながら見学するもので、親子連れに人気があるとのこと。
この日も、親子や子どもたち同士で見学する様子が見られました。
また、映像展示室は、小学校の社会科見学で訪れた際などは、みんなで協力できるゲーム仕立てにもなっています。
また、1階にはコミュニティラウンジがあり、7時から21時30分までオープンしているほか、キッズスペースがあるなど、コミュニティスペースとしての機能もあります。
朝はラジオ体操の済んだ地元の町会の方、午前はベビーカーで訪れる親子、夕方になると小学生たちが勉強や遊びにやって来て、夜は学生や大人が勉強や仕事に使うなど、多世代が利用する施設となっているそうです。
この日は、水曜日で早上がりの小学生が多く訪れていました。菜園デッキで栽培したお米を使った脱穀体験も行われていました。
#アクティオ 株式会社が指定管理者となっており(大田区でも2ヵ所の指定管理実績あり)、展示は株式会社丹青社、建物は松田平田設計が担当しています。
脱炭素、地球温暖化対策をテーマとする環境学習の施設は大田区にはないため、区民や事業者の行動変容を促していく意味でも、大変参考になる施設でした。
今回は、個人的な人脈で見学させていただきました。ご対応いただき感謝いたします🙇🏻♂️
※ #ZEB (ゼブ)とは、「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称です。
快適な室内環境を実現しながら、省エネにより使うエネルギーを減らし、太陽光発電などでエネルギーを創り出すこと(創エネ)で、建物で使うエネルギー収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
(↑ 「エコルとごし」リーフレットより)
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