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10/22(火) 大田区議会防災安全対策特別委員会 行政視察① 下田市 豪雨(風水害)災害対策等について

【#大田区議会防災安全対策特別委員会 行政視察① #下田市

先月(10月)のことになりますが、大田区議会で所属する #防災安全対策特別委員会 で行政視察を行いました。伊豆半島の2つの市への視察でした。行政視察報告書として区議会に提出したもの(上限800字)を、こちらにも掲載いたします。

文中にもあるように、下田市は、区議会議員になる以前から、地方自治コンサルタントの仕事で何度も訪れている場所です。私が下田市に関わるきっかけをつくってくださった職員さんが、奇遇にも議会事務局長を務めていらっしゃるタイミングでの視察となりました。昨年、東京に公務で来られた際に懇親させていただいた議長も交えて、記念撮影をしました😄

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◾️10月22日(火) 下田市 豪雨(風水害)災害対策等について
 伊豆半島の東南端・下田市は、議員になる以前から職員研修やワークショップの仕事で度々訪れてきました。事業者等と協力して体験活動を提供する「世界一の海づくり」に取り組むなど、海や山などの自然に恵まれる一方、災害と隣り合わせでもあります。
 南海トラフ巨大地震が発生した場合、従来の市庁舎(東本郷庁舎)も津波ハザードマップで5~10mの浸水想定区域にあり、新庁舎(河内庁舎)を建設中です。新庁舎のうち、旧稲生沢中学校を改修して令和6(2024)年4月30日に供用開始された旧校舎活用棟(市議会も移転済み)を訪ねました。
 山がちな地形に稲生沢川、大賀茂川などが流れる下田市。平成3(1991)年9月10日には、落合地区で死者4名、全壊家屋25戸を出した土石流が発生するなど、過去の風水害を振り返り、現在行っている土砂災害防災訓練、水防訓練の説明などがありました。
 観光地ならではの取り組みとして、下田温泉旅館協同組合と協定を結んでいます。宿泊施設への福祉避難所設置は、下田市周辺を賀茂地域と呼ぶことにちなんで「賀茂モデル」と呼ばれており、県内他地域への拡大も図られているとのこと。また、宿泊施設では帰宅困難となった観光客の受入れも行われます。
 河川対策や治水対策などのハード対策は静岡県が中心に行い、市では自助・共助の推進を図る助成制度を整備して支援しています。共助の中心は、区(自治会)に設けられた自主防災会です。
 地震による津波のリスクも高く、幕末の安政東海地震では、市街地が津波に呑み込まれています。自主防災会では避難路等の整備も進めているとのことで、その避難路は津波ハザードマップにも掲載されています。
 過去の災害に学ぶのは、令和元年台風19号の水害を受けた大田区も同様です。加えて下田市は、能登半島地震と同じく半島部にあり、人口減少や高齢化も進む中、被災地となった場合の応援にも考えを巡らせました。
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#防減災と安全
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