9/14(土) 大森貝塚発見発掘147周年行事 ②講演会(文化フォーラム)@品川歴史館 「土偶女子」譽田亜紀子さんより、土偶や遺物からみえる縄文時代を学ぶ
9月14日(土)、私も会員である #東京都大森貝塚保存会 主催の #大森貝塚発見発掘147周年 行事は、午前の式典&献花式に続き、午後は講演会(文化フォーラム)。
講師は、#譽田亜紀子(こんだあきこ)さん。遺跡や博物館を訪ね歩き、土偶や縄文時代を研究している文筆家で、「#土偶女子」としても知られます😄
演題は、「縄文時代ってこんなに楽しい ーざっくりわかる縄文時代の基礎知識ー」。#土偶 や遺物の話から、#縄文時代 がどんな時代だったのか、興味深いお話をいろいろといただきました。
土偶には、目がなくて耳はあるものがあるが、自然の中では聴覚がより重要だったことを表している。縄文遺跡で出土する人骨には、骨折痕を手当てした跡のあるものがあり、怪我した人をケアしていたことがわかる。また、犬も全身骨格で出土しており、大切に葬られたことがわかる(弥生時代は食された跡がある)。そして、土偶は、厳しい環境の中で皆が共に生きていくうえで、集落の祈りの対象とした道具であるなどなど🙏
あらためて、国宝となっている5体の土偶、①縄文のビーナス(茅野市尖石縄文考古館)、②合掌土偶(八戸市埋蔵文化財センター・是川縄文館)、③縄文の女神(山形県立博物館)、④中空土偶(函館市縄文文化交流センター)、⑤仮面の女神(茅野市尖石縄文考古館)、また、ゴーグルをかけたような目が特徴の遮光器土偶たち(青森県つがる市木造亀ヶ岡出土、東京国立博物館所蔵の重要文化財の土偶が有名)など、有名どころの土偶を押さえることもできました。
土偶の出土が多くない北部九州で、稲作が入ってくる頃に、土偶がつくられており、弥生人に対抗する縄文人のシンボルになったのではないかなどは、福岡出身の私の関心をそそるテーマでした😊
このところ、周年行事の講演会は、大田区立入新井集会室で行ってきましたが、今回は、今年4月にリニューアルオープンした #品川区立品川歴史館 で行いました。
記念すべき1999(平成11)年の第1回文化フォーラムも、#品川歴史館 で行われており、演題は「大森貝塚とモースの日本への貢献」、講師はわが師である #西岡秀雄 ・東京都大森貝塚保存会初代会長(大田区立郷土博物館初代館長、慶應義塾大学名誉教授)でした。
3年後の2027(令和9)年に迎える #大森貝塚発見発掘150周年 (#大森貝塚150周年、#日本考古学発祥150周年)に向けて、品川区と大田区の連携を深めていきたいです⤴️
※講演会のご案内を広く行いたかったのですが、事前申込で80名定員がいっぱいになってしまったため、控えさせていただきました🙇🏻♂️
#みどりと文化
#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?