離婚による、不動産売却時の任意売却とは!
離婚を検討されている方の中で、離婚をきっかけに自宅の売却を検討される方は多いです。
その際、住宅ローンの残債額が無くなる金額で売却をするであれば問題はありません。
しかし、現実的にはそう上手くはいかないことも多いです。家の売却額が住宅ローンの残債額を大幅に下回って、その差額を自己資金などで埋めれないとなると、不動産任意売却の方法を検討しなければなりません。
弊社は、行政書士として離婚の協議書の作成も行なっています。離婚の協議の話から、住宅ローンの残債から不動産の売却まで、ワンストップで対応が可能です。
ご相談だけでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
今回は、離婚と任意売却についてお話させて頂きます。
離婚による任意売却するメリットとデメリットとは?
離婚で住宅を売却する場合大きく分けて
○そのままでも売却可能なケース
○住宅ローンを支払わず競売する方法
○任意売却する方法
以上の3種類があります。
今回は、実際に任意売却をおこなうとどんなメリットとデメリットがあるのか紹介します。
【任意売却のメリット】
一般的な売却相場の6~8割の価格で売却される競売に比べ、任意売却はそれより高い価格で売却が可能となります。
高い価格で売却できれば住宅ローンの支払いに多く当てれるため、住宅ローンの残債がほとんど残らない場合も多くあります。
また、裁判官の執行員や不動産業者が視察に来る競売と比較すると、プライバシーが守られるというメリットがあります。
(通常の不動産売却とあまり変わらないと言えます。)
【任意売却のデメリット】
任意売却は、通常の不動産売却と同じで不動産業者と仲介の媒介契約を結び、売却活動をしてもらう必要があります。
そのため、不動産業者と詳細なやり取りが必要となります。
【離婚による任意売却のタイミング】
任意売却は、離婚前の時期がオススメです。
【離婚で任意売却をする際の注意点】
任意売却をするうえで気をつける点は、住宅ローンを完済できるか不透明であることです。
ローンの残債を軸に大体の住宅の売却価格をあらかじめ想定し、いくらならローンの完済ができるのか? 売却後も新たなローン返済をする必要があるのか? 自己資金で差額を埋められるのか?は事前に明確な金額を把握しておかなければなりません。
特にローンが残る際は、トラブル防止のため、その後の支払い方法や支払う割合についても話し合うことが必ず必要です。
【住宅ローンを滞納してる場合の任意売却】
住宅ローンの支払いが滞り、延滞や滞納による任意売却の場合、住宅ローンの借入れしてる金融機関に、競売の申し立てを行い、競売が開始されるまでがタイムリミットとなるので注意が必要です。(時間に限りあり)
【まとめ】
今回は、離婚とマイホームの任意売却を同時に検討される方に向けて、任意売却のメリットとデメリットや注意点についてご紹介しました。
離婚は精神的にも事務手続き的にも混乱しやすい時期なので、必要事項をしっかりと把握して、当事者間でしっかり協力して手続きを進めることをおすすめします。
私たち正直不動産は、不動産売却会社として、倉敷市を中心に不動産売却に特化しております。
不動産のプロフェッショナルとして、お客様のニーズに正直にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。