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【米国調査4】アメリカの人口分布(都市・気候編)

今日は人口分布、都市編です。

アメリカの人口分布のイメージ

Simon Kuestenmacher:X
https://x.com/simongerman600/status/1713330096075882915

見ての通り、東西にはっきりと別れています。

アメリカの人口は広大ですが、実は国土の47%にしか人が住んでいないそうで、かなり偏りがある人口分布だということになります。

今日はこの分布について詳しく調べていきたいと思います。

アメリカは大きく分けて4つに分けられる

アメリカは大きく分けて、
東部(右側)、西部(左側)、北部(中西部の五大湖あたり)、南部の4つに分けられるようです。

都市別一覧表

東側(右側)

首都であるワシントンは、東側(右側)の一番色が濃いあたりです。
建国当時から首都はワシントンなので、そこを中心になって人口密度が高いようです。

主要都市では、
ニューヨーク、フィラデルフィア、ボストン、ワシントンDCなどがあります。

西側(左側)

一方に西側(左側)の沿岸部も人口密度が高いです。

ロサンゼルス、サンフランシスコなどがあります。

中西部(右上側の五大湖付近)

中西部は工業地帯で、五大湖付近の場所にあります。
主要都市ではシカゴがあります。

南部(下側)

アメリカ南部は温暖な気候で、急成長している地域だそうです。
主要都市では、ヒューストン、フェニックス、マイアミがあります。

なぜ、線を引いたように真ん中から左は人がいないのか?

先程の地図の再掲ですが、真ん中に線を引いたようになっているのか疑問でした。

Simon Kuestenmacher:X
https://x.com/simongerman600/status/1713330096075882915

調べてみたのですが、これははっきりとしませんでした。

調べてみた情報からの推測になりますが、

左側の人口密度が低い部分は山間部で、ロッキー山脈が横たわっています。
また、亜乾燥帯で、農業や生活に不向きな乾燥気候になっています。

なので、左側の人口密度が低い部分は地形と気候が影響していると言えると思います。

人工的理由?

では、線を引いたように人口密度が低くなっていることを考えると、恐らく人工的な理由なのではないかと思います。

考えられる点では、社会インフラの整備の範囲が、ちょうどこのあたりで途切れている事が原因なのではないかと思いました。

エリア別の気候

ここまで来ると、それぞれのエリアの気候がどういうものか気になります。

生成系AIにて作成

物差しとして、
東京の年間平均気温は15.4°Cです。

東部(右側)

四季があり、平均気温は10°Cで湿度が高いです。主な自然災害としてはハリケーンと洪水が挙げられます。四季がはっきりしており、夏は暑く湿度が高く、冬は寒く雪が降ることが多いようです[1]。

西部(左側)

四季がないそうで、平均気温は15°Cで湿度が低いです。この地域では地震、山火事、干ばつが主な自然災害として挙げられています。

年間を通じて温暖で乾燥した気候が特徴で、特に南部カリフォルニアは地中海性気候に分類されるそうです[5]。

北部(中西部の五大湖あたり)

四季があり、平均気温は10°Cで湿度は中程度です。大雪と地震が主な自然災害として記録されています。

冬が非常に寒く、夏も比較的涼しいです。
五大湖周辺は風が強く、冬にはブリザードが発生することがあるそうです[6]。

南部

四季があり、平均気温は20°Cで湿度が高いです。主な自然災害はハリケーンです。

特に南東部は湿度が高く、夏は蒸し暑くなります。ハリケーンの影響を受けやすい地域でもあります[9][11]。

アメリカにも地震があるの?

西海岸(地図の左側)の方は複数の地球プレートが交差する地点に位置しているそうで、カリフォルニア州は日本と同様に、世界の主要な地震多発地帯の一つなのだそうです。

2023年10月5日には、カリフォルニア州北部沿岸でマグニチュード7.0の地震が発生。

カリフォルニア州では地震に対する備えが進んでいるそうで、2032年までにマグニチュード6.7以上の大規模地震が発生する確率が62%と予測されているのだそうです。

ハリケーンの発生頻度

アメリカの災害と言えば、ハリケーンというイメージがありますが、アメリカ特有というわけではないそうです。

年間発生頻度

アメリカ海洋大気局(NOAA)の統計によると、年間だいたい20回以上起こっているようです。

6月から11月に多く発生し、アキュウェザー社の予報によると、2024年は下記の予測が建てられていたそうです。

  • 名前付き暴風雨の発生回数:20〜25個

  • ハリケーンに発達する数:8〜12個

  • 大型ハリケーンの数:4〜7個

  • 米国に直接影響するハリケーンの数:4〜6個

ハリケーンの年間件数は年々増加しているようで、北大西洋の海面水温が記録的な高さになっている事や、気候変動の影響、ラニーニャ現象に依るものだと言われているそうです。


Citations:
[1] https://oyakudachiking.com/america-nishikaigan-and-higashikaigan/
[2] https://www.studyabroad.co.jp/america/info/weather.html
[3] https://www.weblio.jp/content/アメリカ合衆国中西部
[4] https://www.lieugaksquare.com/us/info/climate.php
[5] https://newt.net/usa/mag-030651185445
[6] https://ja.wikipedia.org/wiki/五大湖
[7] https://www.d-sidejp.com/ryugaku-post/2017/10/21/weatherus/
[8] https://www.aupairlife-bic.com/useful/life/climate.html
[9] https://nativecamp.net/blog/20241206_usa_famous
[10] https://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ合衆国中西部
[11] https://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ合衆国南部
[12] https://kotobank.jp/word/五大湖-65037
[13] https://ja.wikibooks.org/wiki/中学校社会_地理/北アメリカ州
[14] https://www.lieugaksquare.com/us/info/climate.php
[15] https://www.bbc.com/japanese/36637453
[16] https://ja.wikipedia.org/wiki/四季
[17] http://www.shogai-kando.com/info/america/index.html
[18] https://www.world-avenue.co.jp/country/us/faq/weather
[19] https://www.keidanren.or.jp/journal/times/2019/0829_10.html
[20] https://www.gousa.jp/information/weather-seasons
[21] https://www.adrc.asia/nationinformation_j.php?NationCode=840&Lang=jp
[22] https://nativecamp.net/blog/20241206_usa_famous
[23] https://travelerscafe.org/temperature2.html
[24] https://www.d-sidejp.com/ryugaku-post/2017/10/21/weatherus/
[25] https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240930/k10014596151000.html

まとめ

こうやった、改めて調べてみると、新たな気づきが多くありました。

なぜ、真ん中で線を引いたように人口密度が違うんでしょうね、、
書いたあとでも気になります。

あと、首都を中心に人口密度が高いというのも、やっぱりそうなのか。
と、感じたところでした。

一方で、首都から離れている西海岸や、南部、五大湖の周辺などに都市が発達したのは、首都以外の発達する要素があったのだとわかりました。

そういう事を踏まえると、都市が発達する条件というのが、意図的に作ることも可能なのかもしれないな。と思いました。

地震、ハリケーンもあるようなのですが、こうなってくると、不動産が高いアメリカですが、多大なお金を支払って家を買うような形はあまり合っていないんじゃないかと思いました。

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織原松治
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