トランプ2.0大統領就任後の世界
トランプ氏が大統領に返り咲くのがほぼ確実のようです。
以前は「もしトラ」「ほぼトラ」などの言葉が流行りましたが、もうほぼ確実と言ったところだと思います。
日本にも非常に影響が大きい事なので、大統領正式就任後、どのような世界になるのか、日本との関係と影響などを調べてみました。
シンクタンクなどが、大統領就任後の予測レポートがあるかと思いましたが、就任後にフォーカスした予測したレポートは意外でしたがありませんでした。
なので、今回は生成系AIに質問してみる事にしました。
日本への影響
経済・金融市場への影響
短期的には円安・株高の可能性が高いとされています。トランプ氏の減税政策や規制緩和への期待から、ドル買い・円売りが進むと予想されています[3]。
しかし、長期的には不透明感が強まる可能性があります。トランプ氏が掲げる関税政策が実現すれば、世界経済に悪影響を及ぼし、日本企業の業績にも打撃を与える恐れがあります[1][3]。
日本の実質GDPが0.48%押し下げられるという試算もあります[4]。
これから考えると、輸出で売上が大きい企業はやや不利で、現地で生産する方式に切り替えていかないといけないかもしれないですね。
関税の事もあるので、海外ビジネス関係では、アウトバウンドよりはインバウンドというのが主体で考えておくのが良いのだと思いました。
また、長期的には不透明感が強まるとありますが、トランプさんのこれまでの動き方から考えると、急に驚くような発言が出てきたりしますので、サプライズもあるのだろうと思います。
そう考えますと、国内にいる企業では、インバウンド主体で、アメリカが解決したい問題を把握しておきながら、どういう事が今後起きるのかを予測しながら、対策も準備しておいた方が良いのではないかと思いました。
AI、ロボティクス、量子コンピュータ、軍事など様々な要因が絡んでくると思いますので、既存のことだけではなく、新しいテクノロジーや、国防の事も踏まえて色々考えておくのが良いのではないかと思いました。
貿易政策と日本企業への影響
トランプ氏は日本を含む外国からの輸入品に10-20%の関税をかける方針を示しており、日本の輸出企業に大きな影響を与える可能性があります[1][4]。
特に自動車産業への影響が懸念されています。メキシコ経由の輸入車に100%の関税をかけるという発言もあり、メキシコに生産拠点を持つ日本メーカーは対応を迫られる可能性があります[6]。
一方で、米国内での投資拡大を求められる可能性も高く、日本企業の米国進出がさらに加速する可能性があります[6]。
これは先にも述べましたが、アウトバウンドは不利になるので、輸出に関しては資金力があるなら、米国での拠点を作りそこで生産をしていくことが求められるのだろうと思います。
ほか、先程のようにインバウンド強化だと思います。
ただ、米国で拠点を作って売っていく方式とインバウンドでは、やはり売上金額的には米国で拠点を作っていく方が、金額的には大きくなるとおもいますので、そのあたりもよく鑑みて行く必要があるかと思いました。
地政学的リスク
米中対立の激化が予想され、日本企業の「脱中国」の動きが加速する可能性があります[6]。
中東やアジアでの地政学的リスクの高まりも懸念されています[5]。
脱中国の動きは日本はアメリカの同盟国なので、これはアメリカから強く求められる事なのだろうと思います。
ほか、台湾有事などの直接関係する軍事に関する事も求められるかと思いますが、中国にはロシアという連携する国がありますので、ロシアの動きも注視しておくべきかと思いました。
他には、中国はBRICSなので、インド、ブラジルあたりの動きも見ておく必要があるのではないかと思いました。
日本の政策への影響
円安が進行した場合、日本の物価上昇圧力が強まる可能性があります。これにより、日銀の金融政策にも影響を与える可能性があります[4]。
EVなど環境政策の方向性が変わる可能性もあり、日本の自動車産業への影響が懸念されています[4]。
以上の予測から、トランプ氏の当選は日本経済に短期的にはプラスの影響をもたらす可能性がありますが、長期的には不確実性が高まり、様々なリスクに直面する可能性があることがわかります。日本企業は柔軟な対応が求められそうです。
物価上昇圧力は急激に高まる可能性はありそうだと感じました。
自動車産業の懸念も同意です。
この機会に、食料自給率やエネルギー自給率を高める事ができないものかと思いました。いま、調べようとしているところですが、国力が強いところは、食料やエネルギーのような人が豊かに生活する上での資源が豊かで、自給率が高い傾向がありそうだと思っているので、これはまた調べていこうと思っています。
参考
[1] https://www.dlri.co.jp/report/ld/336765.html
[2] https://www.tokyo-np.co.jp/article/365219
[3] https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-05/SM7FO8DWX2PS00
[4] http://www3.nhk.or.jp/news/html/20241106/k10014630871000.html
[5] https://jp.reuters.com/economy/3XSIKTDBNRJTXAVIZYYB4JH7IQ-2024-11-06/
[6] https://mainichi.jp/articles/20241106/k00/00m/020/298000c
その他
イーロン・マスクが政治に絡んでくる事も、今後驚くことが起きそうな気がします。
余談ですが、イーロン・マスクは日本大好きみたいなので、なにか新しい事が生み出されると良いなと思いました。
また、以前投稿した、JPモルガンのCEOが政権入りする件ですが、JPモルガンのCEOは銀行経営に集中したい意向で、次期政権には不参加なのだそうです。