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日本のエーゲ海。200万からの絶景別荘が海外からも熱視線

岡山県の瀬戸内海に浮かぶ「鴻島」は、かつてバブル期に別荘地として開発されました。

当時はヘリコプターや大きなクルーザーで鴻島にやってくる人もおり、華やいでいたが、バブル崩壊後は管理会社は倒産し、家は空き家となり、廃墟と化していました。

移住者増加の仕掛け人

移住者増加の仕掛け人がいる。
大阪で別荘をメインに扱う不動産会社、三和開発コンサルタントの高野光秋さん。

穏やかな海で、すごく景色がきれいな場所だと思い、可能性を感じた。

との事。

その後、
瀬戸内海を臨む家が格安で手に入れられるという事をSNSやYoutubeでPRしたのだそうです。

三和開発コンサルタント株式会社

5年で67件。ウチ外国人が15件を購入

アメリカ人、カナダ人、オーストラリア人、ドイツ人、中国人などの外国人が購入しているのだと言います。

自販機も無い。買い物施設も無い。都会とは真逆。


スイッチの入れ替えが良い。
究極の隠れ家。
究極の非日常。

ここに移住してきた方はこう言うと言います。

兵庫県から移住した中島夫妻

インターネットで鴻島を知り、5年前に移住しました。彼らは、瀬戸内海の絶景や穏やかな気候に魅了され、自宅のベランダからの眺めを楽しんでいます。

決め手となったのは

穏やかな海と島々。
本当に癒やされますね。

この景観が唯一無二というか、、

風を受けたらフワッと
気持ちが晴れるので最高。

築25年の14畳のリビングと7畳のロフト。
リフォーム+諸経費で200万円だったという。

安かったのも、会社員の僕にとって決めてでした。

必要に応じて兵庫県から通ったり、ここから通ったりしている。
2拠点的な使い方もしていますね。

島からの移動手段はボート。
小型ボートをおよそ100万で購入し、ボートと車を使って2時間半かけて神戸市まで通勤しているのだと言います。

買い物も自家用ボート。
15分で着いた真魚市は漁業市場。
捕れたての立派なタイが1300円。

定期船もある。
定期船:(鴻島ー日生)1日5便
鴻巣から15分の港町にスーパー、飲食店、病院、学校がある。

季節ごとにいろんな景色が見れますし、
すごく癒やされます。

すごく穏やかな気候なんですね。
自然とか動物とか本当に楽しい時間を過ごさせてもらっている。

といって、映し出されるのは、
野生のシカやたぬき、イノシシなどが映し出されていました。

中国から移住した艾(アイ)さん夫妻

5年前に中国から移住してきたのだと言います。
旦那様は47歳。奥様は39歳。

この家は比較的古いので100万円しかかかりませんでした。
修理は200万円。
安い。安いです!

アイさん御夫婦は、2年前にここを民泊用にリフォームし、外国人観光客を迎えています。

アメリカ人とオーストラリア人はここで日光浴をするのが大好き。
太陽を浴びながらビールを飲んで海の景色を楽しんでいるよ。

そう言って、民泊利用者と楽しそうに写真を取っていました。

鴻島の人口は増加

2015年はたった15人だったそうですが、2020年では50人まで増加したのだそうです。

高野さんによると、コロナ以降、多拠点生活というのが増えているな。という感覚をリアルに感じるそうです。

この時期は、こっち。あの時期はあっち。
のように使い分けている。

65年鴻島に住む方は

まー、賑やかになってええわなー。
イノシシやシカばっかりあいてにしててもしょうがないしな 笑

2023年8月新たな出来事が

大阪から移住してきた方が、カフェを始めた。
鴻島で唯一のお店ができたのです。

移住してきた、大西さんは言います。

海の前に物件がある・・
プライベートビーチやん・・!
自然が本当に多い。空気がきれい。
星もきれいだし、夕日も朝日もきれい。

このカフェでは、海を見ながらバーベキューも楽しめる。

移住者の方には増えてもらいたい。
増やすためには働く場所がないとだめなので、
仲間が増えればいいなぁと思っています。

お店の情報はこちら

Private AXIA(プライベートアクシア)

地図はこちら
https://maps.app.goo.gl/CfCtkhuW2Unbx3SbA

あなたも仕掛人になってみては?

鴻島は特別良い場所で、また特別安いかもしれませんが、
どこの都道府県でも、こういう場所があるのではないかと思います。

いまはとても忙しい世の中

訪日外国人のインタビュー動画を見ると「海外の人もとても忙しいんだな」と思う事がよくあります。

普段は「スマホを使う仕事なので、休みの日だけは全く忘れたいんだ」と言って、山奥の電波が届かない五右衛門風呂の家に泊まる人もいます。

特にアメリカの働き方は、日本以上に激しく日々仕事をしており、非常にストレスの掛かる仕事をしていると聞きます。

また、アメリカだけに関わらず、日本ほど「契約」そのものがあまり信頼がなく、契約していてもその約束が守られないということは珍しいことではないそうです。

そういう中では、かなりのスピードを以て動いていかなければなりません。

休日には「癒やし」を求めているのはそういう背景があるのかもしれません。

廃墟な場所があれば新しいライフスタイルを提案してみては?

水回りさえしっかりしていれば、リノベーションすればだいたいキレイになりますし、田舎であれば車を停める場所もある程度ある。

200万円〜1000万ならそんなに負担もない。

新しいライフスタイルの提案内容と、その場所との相性がよければ、顧客には十分検討の余地があるのではないかと思います。取材のように2拠点生活を前提としている人は、日本人だけでなく外国人もいると考えると、いろんな需要があるのではないかと思います。

泊まりに行ってみる

もし、所有が面倒であれば、鴻島のように泊まりに行くのも良いかもしれませんね。


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織原松治
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