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デジタル赤字5.5兆円。なんとインバウンド消費とほぼ同等。

デジタル赤字

デジタル赤字という言葉を聞いて、そう言えばと思ったのが、デジタル系はほとんど外資系で、国産がほぼない。なので、これも貿易赤字になるんだと気づきました。

赤字は5.5兆円になっており、2014年比で2.6倍に拡大しており、今、活況なインバウンドの5兆円超となっているため、ざっくりいうとプラスマイナス0。だと言うことになる。

これだけ訪日外国人が来ており、毎日のようにニュースになっているにも関わらず、これでほぼ同等だと考えると、お金が循環しているだけ。だと言うことになる。

クラウドは海外に依存

クラウドの国内市場は、1兆6千億ぐらいあるそうですが、そのうちの1位がAmazonのAWSで35%、2位がMicrosoft20%、3位がNTTコミュニケーションで4.6%、以降、IBM、Google、その他と続く。

すべて外資系だと思っていたが、NTTコムが3位に入っていた事に逆に驚きました。

Googleのシェアが意外と低いこともちょっと驚きです。

円安が痛手となっている

当然、金額に跳ね返ってくる。従量課金なので、使えば使うほど、使用料は上がる。

取材の中では、アプリ制作のシステムを提供しており、その裏側にあるシステムがAWSが使われており、円安でコストが増えている事が紹介されていた。

デジタル小作人・稼げる小作人

クラウドを提供してる会社は海外。それを使用してお金を払う人は、いわゆる米作でいう小作人。その造語がデジタル小作人という言葉なのだそうです。

取材の中では、稼げる小作人であれば良いのでは?というお話があり、この中ではクラウドを使って負債がある状態から好転させた、旅館の女将が紹介されていました。

デジタル地主には・・難しいでしょうね・・。

AmazonがAWSをリリースしたときは「クラウド」の言葉が毎日のようにビジネス系のニュースになった事を覚えています。

AWSは様々なところに導入されており、世界的にも官公庁に多く利用されており、使用するエンジニアも多い。

AIに関しては日本は完敗なので、AWSにAIが使用できるので、とても地主になれそうにない。

また、後発でGoogleもGCPを出したわけですが、結構力を入れていますが、それでも、シェアは低い。

デジタル地主になるのは流石に難しいでしょうね、、
稼げる小作人というのが妥当かもしれません。

強いて言うなら、使用料を減らせるようシステムの依存度を落としていく。
ということぐらいかも知れません。


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織原松治
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