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アメリカでYoutubeがNetflixを視聴者数を抜いた

ニールセンによると、YouTubeは5月に米国のインターネットテレビと従来型テレビの視聴者全体の約10%を占めて、Netflixは視聴者の7.6%を抜いているそうです。

アメリカでは、YoutubeよりNetflixが人気だと聞いていますが、どうやらそれも勢力図が変わってきているようです。

YouTubeのアメリカでの動向

YouTubeはアメリカでのテレビ視聴時間の約10%を占めており、その影響力は増大しています。

特に、YouTubeは従来のユーザー生成コンテンツから進化し、フルレングスの映画やプロフェッショナルなシリーズ、スポーツハイライト、ライブイベントなど多様なコンテンツが人気のようです。

2023年には広告収入が315億ドル(約150兆円)に達し、これは前年比8%増、6年間で驚異的な271%の増加です。

150万人以上のアメリカ人が接続されたテレビでYouTubeを視聴しており、主にコネクテッドTVで視聴されている。

日本との相違

日本においてもYouTubeは非常に人気がありますが、その利用形態や市場の状況にはいくつかの違いがあります。

日本ではYouTubeの利用者数は7120万人で、LINEに次いで2位のSNSメディアです[9]。

また、日本のYouTube視聴者はエンターテイメントやキッズ向けコンテンツに強い関心を持っており、特にエンターテイメント系がトップ10内の6割を占めています[10]。

一方、アメリカでは政治関連の動画やeスポーツの動画も非常に人気があります[8]。

今後の見通し

YouTubeの影響力は今後も増大すると予想されます。

アメリカでは、ディズニーやNetflixなどの大手メディア企業がYouTubeの影響力に対抗するための戦略を模索しています。

ディズニーはYouTubeの若年層への人気を活用し、Disney+やHuluのコンテンツをYouTube上で展開することを検討しています[1]。

一方、NetflixはYouTubeが異なる視聴者層にアピールしていると見て、独自のコンテンツ戦略を維持しています[1]。

日本でも、YouTubeは引き続き主要な動画プラットフォームとしての地位を維持するでしょう。

特に、エンターテイメントやキッズ向けコンテンツの需要が高まる中で、企業や個人クリエイターが新しいコンテンツを提供し続けることが期待されます[10]。

Googleは、生成系AIの登場で、一般系キーワードの検索からの広告収入が今年にも大きく減少していくことが予測される。

GoogleはAI事業での収益軸を作ることに急いでいるようだが、生成系AIに食われた一般系キーワードからの広告収入と同等になるにはかなり時間がかかるだろう。Youtubeからの広告収益の増加はありがたいところなのだろう。

参照
[1] https://www.cnbc.com/2024/06/26/youtube-streaming-dominance-media-strategy.html
[2] https://www.hollywoodreporter.com/business/business-news/disney-youtube-most-tv-viewing-april-2024-1235898871/
[3] https://www.wsj.com/business/media/youtube-viewership-cable-25bf3589
[4] https://jp.statista.com/statistics/1357322/number-of-monthly-unique-youtube-users
[5] https://www.digima-japan.com/knowhow/world/15722.php
[6] https://www.youtube.com/watch?v=-V0rQzKTeQw
[7] https://www.nielsen.com/news-center/2024/the-gauge-may-2024-young-sheldon-covergent-tv-win/
[8] https://vitto-inc.com/column_list/358/
[9] https://www.hottolink.co.jp/column/20240214_114872/
[10] https://mteam.jp/column/10054/

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