アメリカの人口は実は西側にほとんどが集中している
まず、これを見ていただくのが一番早いと思います。
サイモンさんはオーストラリアのコンサルタントで、2023年10月頃にこういった投稿をされていました。
翻訳
米国の人口密度の地図を見ると、集団的な帰属意識と国民的アイデンティティが確立されていることに本当に感銘を受けます。国土は広く、地理的に分断されています。西海岸は東部の人口密集地から非常に離れています。
アメリカの人口密度は偏りがかなりある
イラストを見ると、人口密度が人口が国土の真ん中から分断され、右側に偏っている事がわかると思います。
特に右端のニューヨークに近づくほど人口密度が高くなっています。
また、左側の西海外沿いも太平洋海岸山脈沿いに人口密度が高くなっています。
人がいない場所は砂漠や荒野、山脈
この真ん中の人がいない地域は砂漠や荒野、山脈で、人が住めない自然環境が非常に厳しい土地なのだそうです。
領海の人口を除くと、アメリカの国土の47%にしか人が住んでいないのだそうです。
人が住んでいる地域には何がある?
では、人が住んでいる地域は何があるのかと言うと、ここには反対に自然環境が良く、森などもあるのですが、歴史的背景もあります。
アメリカには最初ヨーロッパから開拓された背景があるため、東海岸から最初開拓されました。
そのため、交通インフラも東海岸から主に整い、経済的な活動ができる地域もこのあたりに集中した。教育機関が多いのもこのあたりの背景が関係しているようです。
マーケティング的にはどうすべきか?
基本的に経済活動が活発なところの方が消費が盛んであることは日本でも同じです。
例えば、全国に広告を配信すると、最初に申し込みが発生するのは、やはり一都三県か、新しいものを求めている地域(愛知県、静岡県、関西圏)が最初に発生することが多いです。
それらを考えると、やはり東海岸を中心にする。という考え方もあります。
アメリカは日本と違って人口が約3倍ある
日本だと全国配信をするケースはよくありますが、アメリカは日本と違い人口が3倍あります。
つまり、同じ予算を掛けたとしても3倍のスピードで予算が使われてしまうとうことは想像に容易いです。
日本と同じ感覚でやってしまうと予算が3倍必要だと言うことは覚悟しておいた方がよいでしょう。
そういう側面もあるため、東海岸の方に最初は絞ったほうが良いと言うことです。
都市別で考えるという方法もある
経済力ランキングで並べるとこういう順番になるそうです。
これにエリア情報を加えると、、
1位:ニューヨーク(東海岸寄り)
2位:ロサンゼルス(西海岸寄り)
3位:シカゴ(東海岸寄りの上)
4位:サンフランシスコ(西海岸寄り)
5位:ボストン(東海岸寄り)
6位:サンディエゴ(西海岸寄り)
7位:ワシントンDC(東海岸寄り)
8位:デンバー(真ん中)
9位:フェニックス(西海岸寄り)
10位:サンノゼ(西海岸より)
こうやって見ると、実は西海岸も結構経済力が高い都市が多い事がわかると思います。
都市別でターゲティングするのもひとつの手です。
日本と同じだと思わない事
今回は人口密度と都市別のセグメントで考えましたが、これ以外にも年収別のようなセグメントもあります。
色々とセグメントして見るのが良いと思います。
日本と同じだと思いこんでやってしまうと、灯台下暗しで、足元をすくわれるような失敗につながるので、同じだと思いこんで取り組まない事だと思います。
同じだと思ってよいのは人の行動の習性だけです。
温かいところに人は住みたがりますし、
寒いところには人は住みたがりません。
こういう人の行動の習性に関しては基本的にはベースは同じ事が多いですが、それでもそれに当てはまらない場合もあります。
よく調べてから市場に参入するのが良いと思います。
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