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インド映画「SUMO」。インドでの相撲ブーム。

インドで相撲の映画がリリースされるそうです。

映画「SUMO」の概要

  • インドで来月公開予定のボリウッド映画

  • インドの若者が海岸に流れ着いたお相撲さんを助けるという奇抜なシナリオ

  • 相撲部屋でインド人男性が力士に厳しい指導をするシーンがある

  • 感動的な映画になっているとの評価

ボリウッド映画とは?

ボリウッド映画とは、インドの映画産業の中心地であるムンバイ(旧称ボンベイ)で制作される、主にヒンディー語で撮影される映画のことをいうのだすです。

「ボリウッド」という名称は、「ボンベイ」と「ハリウッド」を組み合わせた造語です。

これらの映画は、独特の特徴を持っており、多くの作品で歌と踊りのシーンが頻繁に挿入され、ロマンス、コメディ、アクション、ドラマなど複数のジャンルを混ぜ合わせた「マサラムービー」と呼ばれる作品が人気です。

また、平均上映時間が2時間40分から50分と比較的長いのも特徴です。

ボリウッド映画は、インド国内だけでなく、インド系移民が多い国々を中心に海外でも人気があります。

近年では、国際的な評価も高まっており、世界の映画祭でも注目を集めています。これらの映画は、エンターテイメント性が高いだけでなく、インドの文化や社会問題を反映した内容も多く、インド社会を知る一つの窓口としても機能しています。

インド映画の俳優の収入は大きい

インドの俳優の収入は非常に高く、ハリウッド俳優の収入を超えているのだそうです。インドの映画市場は非常に大きく、2015年時点では世界第4位の興行収入だったそうです。(※それ以降は統計はでていない模様)

年間1724本(2013年)の映画製作をしており、世界全体の23%を占めているそうです。

インド映画といえば武井壮さんがインド映画に出演したことでも有名です。

SUMO力士「田代良徳」さんについて

  • 48歳、元大相撲力士(東王山のシコナで幕下まで進んだ経験あり)

  • 引退後17年間俳優として活動

  • 去年ハリウッドデビュー、キアヌ・リーブスと共演

インド映画出演の経緯

  • インドのスタッフが突然来日し、急遽出演が決定

  • 相撲を通じて日印交流の役割を果たしたいという思い

インドでの相撲人気の理由

なぜ、インドで相撲なんだろう?と思い調べてみました。

インドで相撲が人気である明確な証拠は提供された情報からは見当たらないのだそうです。

しかし、インドで相撲をテーマにした映画が制作されていることから、相撲に対する一定の関心があることがうかがえます。

考えられる理由は次の通りのようです。

  1. 文化交流の機会:
    相撲は日本の伝統的なスポーツであり、インドの観客にとって新鮮で興味深い文化的要素となる可能性があります。

  2. エンターテイメント性:
    相撲の力強さやスピード感は、視覚的に魅力的であり、エンターテイメントとして楽しめる要素があります。

  3. ユニークな題材:
    インドの映画産業は多様な題材を探しており、相撲のような珍しいスポーツは新鮮な物語の素材となります。

  4. 普遍的なテーマの探求:
    相撲を通じて、努力、克己、伝統といった普遍的なテーマを描くことができます。

  5. 潜在的な市場:
    アンドリュー・フロイント氏(USA Sumoの代表)は、インドには相撲の潜在的な市場があると述べています。体格に関係なく、強さとスピードが重要であることを強調しています。

  6. 国際的な関心:
    世界的に相撲への関心が高まっており、インドもその流れに乗っている可能性があります。

視覚的なインパクトがあり、映画として扱いやすい。
ユニークである。
相撲を通じて、教育的な普遍的な要素がある。

こういったところが、扱われやすいためのようです。

大阪の相撲体験施設

取材の中にあった相撲体験施設は、名前は言っていませんでしたが、背景のロゴなどを見ると恐らく下記の「口楽座」だと思います。

  • 外国人観光客向けの体験型施設が今年5月にオープン

  • 1時間のショーは元大相撲力士が出演(田代さんも参加)

  • ルール説明や解説は英語で行われ、実際に土俵での対戦も可能

  • 5ヶ月で約1万人が来場、80以上の国と地域から訪問

運営する阪神コンテンツリンクの広報へのインタビューでは、次の様に捉えているそうです。

  • 1500年以上の歴史を持つ日本独自の文化

  • 迫力とスピードを兼ね備えた分かりやすいコンテンツ

意外でした

インドで扱われた。というのが意外でした。
欧米などで、扱われるのであれば、これまでもあったので、驚きはしないのですが、インドでも扱われた。ということが意外でした。

世界的に相撲への関心が高まっている。というのも意外でした。

一時は人気があったのは知っていましたし、日本に相撲施設ができていたのもしっていましたが、世界ではそのトレンドが今も続いていた事は、新たな気づきでした。

映画では、力士が海岸に流れ着いた。というあり得ないストーリーですが、こういうちょっとコメディックで、面白さを誘うストーリーや、現地にローカライズされて行くのが、より広がっていき、その後、本物の相撲レスラーを見たい。と訪日する形になるのかもしれないですね。

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織原松治
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