【米国調査11】アメリカの主要都市の特徴と平均年収(その他の有名都市)
これまでアメリカの代表的な都市を紹介してきましたが、アメリカにはそれ以外にも有名な都市があります。
今日からはそれ以外の有名な都市を調べましたので紹介していきたいと思います。
今日は、シアトル、デンバー、ラスベガスです。
その他の有名な都市
シアトル、ワシントン州
シアトルと言えば、
野球選手のイチローが長く所属していたシアトル・マリナーズでしたが、それがここです。
ほかには日本人の我々に馴染み深いものでは、
スターバックス、Amazon、Microsoftなどの企業の本社があります。
シアトルの概要
人口: 約755,078人
平均年収: $120,608 (約18,091,200円)
成り立ち: 1851年にデニー・パーティーによって設立され、1853年に正式に町として認可されました。
人口75万人は日本の都市では浜松市に相当するそうです。
シアトルは1851年、先住民の土地に白人開拓者が入植したことから始まりました。1853年に最初の製材所が創業し、木材産業を基盤に発展。
1883年のノーザン・パシフィック鉄道到達と1896年の日本郵船定期航路開設により、国際貿易の拠点となりました。
1897年のクロンダイク・ゴールドラッシュで急成長し、20世紀には製材、造船、航空産業が発展。1962年の世界博覧会を経て現代的インフラが整備され、近年はマイクロソフトやアマゾンなどのテクノロジー企業の本拠地として、さらなる発展を遂げています。
世界的に有名なもの:
スペースニードル(高さ184メートルの展望台)
パイクプレースマーケット(「魚を投げるパフォーマンス」の魚市場)
チフーリ・ガーデン・アンド・グラス(美しいガラス彫刻庭園)
ポップカルチャー博物館(音楽をはじめとする博物館)
シアトル水族館(海洋生物に触れるられる)
マウント・レーニア(ワシントン最高峰の山。富士山に似ている)
日本人と関連深い情報
シアトル日本庭園:「ルース・庭園」社が選んだ日本国外の300庭園のうちトップ10に入る美しい日本庭園です。
インターナショナル・ディストリクト:かつての日本町があった地域で、現在も日系スーパーなどがあります。
シアトル・センターの『Festál』:日本を含む世界各国の文化を紹介するフェスティバルが年間を通して開催されています。
その他
神戸市との姉妹都市関係
シアトル桜祭り
日本庭園
文化交流イベントや祭り
見どころ:
スペースニードル: 高さ184メートルの展望台で、シアトルの美しい景色を360度楽しめます。
パイクプレースマーケット: 新鮮な魚介類や地元の特産品が並ぶ市場で、観光客に人気があります。特に「魚を投げるパフォーマンス」が有名です。
チフーリ・ガーデン・アンド・グラス: デール・チフーリの美しいガラス彫刻が展示されている庭園で、色とりどりの作品が訪れる人々を魅了します。
デンバー、コロラド州
デンバーは地図の通り、アメリカのど真ん中にあります。
メジャースポーツの本拠地にしているチームが多く、NFL、野球、NBAのチームがあります。また、自然豊かで年間300日以上晴れており、ロッキー山脈に近接しており、ハイキングやキャンプ、スキーなどの山岳アクティビティがしやすい場所で、人気のアクティビティの場所として知られています。
デンバーの概要
人口: 約715,522人
平均年収: $122,771 (約18,415,650円)
成り立ち: デンバーは1858年のゴールドラッシュを機に誕生した鉱山町です。カンザス準州知事の名にちなんで命名され、初期は辺境の町でしたが、馬車道の開通により発展しました。産業誘致で人口が増加し、経済的困難を乗り越えて成長を続けました。20世紀後半以降はハイテク産業が発展し、現在では政治・経済・文化の中心地として、アメリカ西部の主要都市となっています。[1]
参照[1]https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC
世界的に有名なもの:
ブラウンパレスホテル(歴史あるホテル。有名人が集まる)
デンバーミント(造幣局)
ユニオンステーション(駅:交通のハブ)
シンコ・デ・マヨ・フェスティバル(メキシコ文化のフェス)
デンバーアーツフェスティバル(アートフェス)
日本人に馴染があるもの:
デンバーにはサクラスクエアという日本人コミュニティがあり、日本食レストランや日本食スーパーマーケット、床屋やマッサージ、病院があるそうです。デンバーを代表するレストランで「Sushi Den」は日本人だけでなくアメリカ人にも人気があるすです。
その他
高山市との姉妹都市関係
地元日本コミュニティによる桜祭り
デンバー桜祭り(6月):和太鼓や日本の文化を楽しめるイベント
Spirit of Japan(8月):日本の食文化や酒を楽しめる新しいフェスティバル
デンバーレストランウィーク(3月):地元の料理を楽しめるイベント
また、デンバーには、太平洋商会という企業があるそうで、この企業は、デンバーの日本人コミュニティにとって重要な存在なのだそうです。
1945年に創業し、75年以上の歴史を持つこの日本食料品店は、サクラスクエアに位置しています。
地元の日本人や日本食愛好家にとって欠かせない存在となっており、新鮮な魚介類、日本の食材、調理器具、ギフト用品など幅広い商品を取り扱っているのだそうです。
※たぶん、この企業です。
https://www.pacificeastwest.com/index.html
見どころ:
レッドロックス公園: 自然の赤い岩に囲まれた野外音楽堂で、多くの著名なアーティストによるコンサートが開催されます。
デンバー植物園: 24エーカー(約97,000平方メートル)の広大な敷地に多様なテーマ別庭園があり、四季折々の花々を楽しむことができます。
デンバー美術館: 北米先住民の芸術コレクションが充実しており、多彩な展示が行われています。
ラスベガス、ネバダ州
よく知られているラスベガスはロサンゼルスに近い場所に位置しています。
ラスベガスと言えばギャンブルの街。というイメージがあると思いますが、最近では、スポーツやエンターテイメントの中心地に変貌しようとしているのだそうです。
ラスベガスには世界トップクラスのショーが多数あるそうで、日本人アーティストの進出も始まっているそうです。SAMURAI Base Coという会社が、日本人アーティストやアスリートのためのサポート拠点をラスベガスに設立し、現地でのショー出演やテレビ出演の機会を提供しているのだそうです。
参照
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000060589.html
ラスベガスの概要
人口: 約665,640人
66万人というと高知県の高知市あたりと同等になります。平均年収: $93,515 (約14,026,250円)
成り立ち: 1829年に発見され、1855年に定住が始まりました。
ラスベガスは、砂漠の中のオアシスとして発見され、鉄道の開通と入植により発展しました。ギャンブルの合法化とフーバーダムの建設を契機に急成長し、カジノやホテルの建設ラッシュを経て、世界的な観光地へと変貌を遂げました。わずか100年余りの間に、小さな町から「エンターテイメントの首都」へと成長したのがラスベガスの歴史です。
カジノができたのは1931年で、今から100年ほど前なので割と最近です。
世界的に有名なもの:
ラスベガス・ストリップ(世界的に有名なカジノやホテルが立ち並ぶ通り)
ベラージオの噴水ショー
世界の有名建造物を模したテーマホテル
カジノ
ナイトライフ
日本人に馴染があるもの:
エンターテイメント施設
きずな春祭り
華やかさと豪華さ(他の目的地ほど人気ではないが)
見どころ:
ストリップ通り: 世界的に有名なカジノやホテルが立ち並ぶ通りで、夜には華やかなネオンライトが輝きます。
フリーモントストリート・エクスペリエンス: 巨大LEDスクリーンによるライトショーやストリートパフォーマンスが楽しめる歩行者天国です。
ハイローラー観覧車: 高さ167メートルの観覧車で、ラスベガス全体を一望できます。