人類史上初「ニューラリンク」被験者第1号へのインタビュー

イーロン・マスクが経営しているニューラリンクの被験者第1号の方へのインタビューが掲載されていました。

以前、被験者へ適用している記事を投稿させていただきましたが、その続編の形になります。

被験者のアーボーさんは日本のアニメ好き

たまたまなのか、わかりませんが被験者のアーボーさんは日本のアニメ好きなのだそうです。

8年前、アーボーさんはダイビングの事故で脊髄を損傷し、肩から下が損傷しているのだそうです。

考えただけでパソコン操作ができる

マリオカートを考えただけで操作できるのだといいます。
Xの投稿で、この様子は投稿されているそうです。

Xでは見つけられなかったのですがRedditで見つけることができました。

https://www.reddit.com/r/singularity/comments/1blce1a/not_just_chess_also_mario_cart_already_neuralink/?utm_source=share&utm_medium=web3x&utm_name=web3xcss&utm_term=1&utm_content=share_button

アーボーさんに使われた第1号型は「テレパシー」と名付けられているそうです。

脳の表面に髪の毛よりも細い1024本の電極

彼の頭には、ワイヤレスで送受信や充電が可能なクォーターコインサイズ(直径約25ミリ)のチップが埋め込まれているそうで、

手術ロボットで行い、頭蓋骨に穴を開け、そのから脳の表面に髪の毛よりも細い電極を1024本縫い付けるというものだそうです。

ここの発言録がとても興味深い

「全身麻酔で眠っているうちに2時間もかからず手術は終わりました。意識が戻ると、ニューラリンクのエンジニアがデバイスからの脳波信号をモニターして見せてくれました。麻痺した右手を動かそうと頭の中で思うと確かに脳波は反応し、それをカーソルと連動させることで、右手を動かすようにパソコンを操れるようになったのです。障害を持った者にとって、それは超能力を得たような衝撃的な体験でした」

興奮気味に語るアーボーは、陽気でおしゃべり、ジョーク好きな現代的な若者である。

手術は2時間程度。
よく外科手術で、何時間もかかったというケースは良く見ますが、2時間程度で済むらしいです。

激変したアーボーさんの生活

記事が後編は別のページになっていたので、リンクを付けます。

それまでは、アーボーさんは口に加えた棒(マウススティック)で、iPadの画面をタッチすることで、パソコンを操作していたのだそうです。

最大の変化は家族からの自立

これは障害を持つ人にとっては非常に大きいことだと思います。

言語を学ぶことも家族のサポート必要なくできるそうで、将来的には収入を得られるようにつなげたい。とのことです。

脳チップの使用時間は一日大体10時間くらいで、2~3回の充電が必要だが、帽子の内ポケットにワイヤレス充電器を入れておくことが可能なのだそうです。

なので外出時でも充電が可能なのだそうです。

フランスで開かれたチェス大会に参加

スピードチェス世界大会に招かれ、実際にパリまで遠征して数百人の観客を前に、念じるだけでチェスをプレイする様子を披露したのだそうです。

日本にもぜひ行きたい。とのことです。

アーボーさんの熱いメッセージ

とてもポジティブになっているそうで、発言録を抜粋します。

「これはジョークですが、私がニューラリンクの遠隔操作によって、スペースXのスターシップのパイロットになって火星に行き、テスラのヒト型ロボット、オプティマスをたくさん操って人類の火星移住を達成してみたいと思っています。

実際、あらゆる電子機器がコンピュータとつながってきていますから、もっと想像もつかないことが実現していくことになるでしょう」

「日本はテクノロジー社会であり、あらゆる電子機器で溢れています。ニューラリンクを介して、それらと会話ができるようになったらどうでしょう。新しいテクノロジーを使いこなすことで、人類は創造性を最大限に発揮し、より自由になっていけると信じています」

まとめ

脳の表面に電極を埋め込むと聞かされると、ちょっと怖い感じがありますが、御本人の気持ちがポジティブになっていることはとても興味深いと思いました。

まだ第1号ですが、どこかでブレイクスルーができると、一気に広まってくる可能性もあると思いました。

そうなると、世の中どうなるんでしょうね、、

テレパシーを持った特別な人間がたくさん現れる?
ほかのデジタルデバイスも対応できるものになる?
この装置の機械自体が、物理的な機械ではなくなる?

すごい世界になってきましたね、、
生きているうちにこんな世の中になってくるとは、、

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織原松治
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