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【米国調査12】アメリカの主要都市の特徴と平均年収(その他の有名都市:歴史的な都市)

今日はその他の有名な都市で、
アメリカの「歴史的な都市」を紹介していきます。

ニューオリンズ、セントルイスを紹介していきます。

歴史的な都市

ニューオーリンズ、ルイジアナ州

ニューオリンズはアメリカ南部に位置します。

©Google MAP

ニューオリンズは、
アメリカ人にとって「古き良きアメリカ」で特別な都市なのだそうです。
懐かしさと、新鮮さを同時に感じられる独特の文化が融合した魅力的な都市と言われているそうです。

フランス統治時代の面影を残すフレンチクォーターを中心に、ジャズ発祥の地として知られ、活気ある音楽シーンが特徴です。

クレオールやケイジャン料理など独自の食文化も発達し、マルディグラなどのカラフルな祭りでも有名です。

多様な歴史と文化が混ざり合い、観光、音楽、料理を楽しめる独特の雰囲気を持つ都市といえます。

ニューオリンズの概要

  • 人口: 約390,144人
    日本では長崎市や大阪の豊中市の規模に相当。

  • 平均年収: $47,176 (約7,076,400円)

  • 成り立ち: ニューオーリンズは1718年、フランス人入植者によって設立された港湾都市です。ミシシッピ川の河口に位置し、重要な貿易拠点として発展しました。

    フランス、スペイン、アメリカと支配者が変わる中で、多様な文化が融合した独自の雰囲気を醸成しました。

    特にジャズの発祥地として知られ、黒人奴隷とクレオール(混血)の音楽文化が交わり、新しい音楽が生まれました。

    フレンチ・クォーターには植民地時代の建築が残り、独特の料理文化も発達しています。19世紀末から20世紀初頭にかけて、観光や音楽産業が盛んになり、現在も文化的多様性と歴史的魅力を持つ都市として知られています。

世界的に有名なもの:

  • 独特の音楽

  • クレオール料理(ニューオリンズのシーフード料理)

  • ユニークな方言(ニューオリンズ独特の英語)

  • マルディグラ(カーニバル)

  • フレンチクォーター(古い建築物が残る観光地)

  • ハリウッド・サウス(映画産業)

日本人に馴染があるもの:
ニューオリンズの音楽シーンには日本人ミュージシャンが活躍しているそうです。

有名なジャズバンド「Papa Grows Funk」のギタリストは日本人の山岸潤史さんがおり、また、人気トランペッター Kermit Ruffins のバンドでは、日本人キーボーディストの Yoshitaka "Z2" Tsuji さんが演奏しています。

また、東京都出身のピアニスト渡辺真理さんが、世界的に有名なライブハウス「プリザベーション・ホール」の運営団体から「レガシー賞」を受賞しました。これは日本人として初めての受賞なのだそうです。

綿花の最大市場だった
1930年代、ニューオリンズは日本との綿花貿易で重要な役割を果たしました。日本は米国綿花の最大の市場となり、ニューオリンズは日本との貿易の中心地となりました。

その他

  • 松江市との文化交流(姉妹都市)

  • TOMODACHI松江・ニューオーリンズ交流プログラム

  • エッセンス・フェスティバル

  • ニューオーリンズ日本協会による文化理解促進活動

見どころ:

  • フレンチクォーター: 歴史的な建物やジャズクラブが並ぶエリアで、多くの観光客が訪れます。

  • バーボンストリート: 夜になると賑わいを見せる通りで、ライブ音楽やバーが楽しめます。

  • マルディグラ祭り: 毎年行われるカーニバルで、華やかなパレードと仮装が特徴です。

セントルイス、ミズーリ州

セントルイスは真ん中より少し右側に位置します。

セントルイスには、野球で有名なカーディナルスがあります。
ワールドクラシックベースボールで、知名度があった日系アメリカ人のヌートバー選手はこのチームの選手です。

ミシシッピ川とミズーリ川の合流点近くに位置しており、自動車・航空機産業の中心地としての発展が特徴的です。

また、1904年に五輪と万博を同時開催した文化的な側面も持ち、セントルイス動物園や科学センターなど、家族で楽しめる施設が充実しています。バドワイザーの本拠地としても知られ、スポーツや音楽の盛んな都市でもあります。

セントルイスの概要

  • 人口: 約298,018人
    日本でいうと、東京の港区や目黒区、大阪の茨木市に相当。

  • 平均年収: $52,941 (約7,941,150円)

  • 成り立ち: セントルイスは1764年、フランス人毛皮商人によって設立されました。

    ミシシッピ川とミズーリ川の合流点近くという地理的優位性を活かし、西部開拓の玄関口として発展。19世紀には鉄道のハブとなり、20世紀初頭の万博とオリンピック開催で国際的注目を集めました。

    自動車・航空機産業の中心地として経済成長を遂げ、多様な産業も発達。水運と陸路の要衝として、アメリカ中西部の主要都市へと成長しました。

世界的に有名なもの:

  • ゲートウェイアーチ(アーチ状の有名なモニュメント)

  • 1904年世界博覧会の開催地

  • CITYPARK(サッカースタジアム)

  • 活気ある文化シーン(国際的なイベント、交響団、バレエ団)

日本人に馴染があるもの:

ビールのバドワイザーはセントルイスに本社があります。
また、セントルイス日本祭りというものがあるそうです。

  • 諏訪市との姉妹都市関係

  • ミズーリ植物園での年次日本祭り

  • セントルイス日米協会による文化交流促進活動

見どころ:

  • ゲートウェイアーチ: 高さ192メートルのアイコン的な構造物で、西部開拓時代を象徴しています。

  • フォレストパーク: セントルイス動物園や美術館など多くの文化施設が集まる広大な公園です。

  • セントルイス美術館: 世界中から集められた多様な作品が展示されています。

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織原松治
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