【イベントレポ】CEATEC 2024に行ってきました
動画の要約 主な展示内容
AIロボットの進化
ルービックキューブを0.305秒で解くAIロボットが展示され、今年5月にギネス世界記録を更新しました。
AI技術の普及
展示の約半分以上がAI関連技術となっており、AIの広範な応用が見られます。
感情を音楽に変換するAI
脳波から感情データを読み取り、AIが音楽に変換する技術が紹介されました。この技術は発達感情障害の治療への応用が期待されています。
スポーツ支援技術
AIを用いて人の動きを分析し、フォームの改善点をアドバイスする技術が展示されました。
伝統芸能への応用
日本の伝統芸能における体の使い方もAIで分析され、文化継承や健康分野への展開が期待されています。
ゴミ収集技術
カメラとAIを搭載したゴミ収集車が展示され、状況を自動解析する技術が紹介されました。
関連イベント
ジャパンモビリティショー
同時開催されたこのイベントでも、AIを使用した車の展示が行われました。
実際行ってみた
このニュースを見て、行ってみることにしたのですが、報道とだいたい同じような印象です。
どのブースでもAI打ち出しとエコ系の打ち出しが多かったな。と感じました。
トヨタの社長がいらっしゃった
去年4月にトヨタの社長になられた、佐藤恒治社長がいらっしゃった。
メディアの取材を受けておられました。タレントなどは良く見ますが、企業人の有名人、しかもトヨタの社長に見たのは初めてでしたのでちょっと感動でした。
ちなみに帰り際に茂木健一郎さんも来られていたようで、すれ違いました。
動画報道になかった面白い出展社
脳波を取得して「脳の状態」を把握するイヤホン
これは面白いなと思い思いました。
人が言語化しにくい感情の測定ができるわけなので、面白いコンテンツの測定や、逆に言葉にしにくいストレスの測定などが数値が把握できるというのは、様々な分野に活かせそうだな。と感じました。
スポーツ選手の自己メンタルのトレーニングや、精神病みたいなものにも使えるのでしょうけども、セールスやマーケティングにも使用できそうだなと感じました。
ニオイを検知できるAI
これを展示している企業がいくつかったのですが、店舗経営などでは結構使える場所があるのではないかと思いました。
特に飲食店などでは、匂いが人を集める場合や、匂いでその店を嫌いになる場合もあるので、使えるシーンや「ニオイ品質管理維持」に使えるのではないかと思いました。
電動キックボード
電動キックボードの企業が結構出展していました。
電動キックボードは公道が走れるようになっており、ナンバープレートがついています。基本的には原付きの分類になるそうですが「特定小型原付」という少し特殊な分類になるそうで、最大の特徴は「16歳以上であれば、免許証が無くても乗ることが可能」とうことです。
海外パビリオン
台湾企業のブースがかなり多かったな。と感じました。
それ以外ではUAE、ウクライナ、アメリカなどがありました。
意外と中国企業を見かけなかませんでした。
その他の印象
出店社もそうですが、来ている方も理系の方、技術系の方が多かったな。という印象でした。
私の職種は、マーケティングや戦略立案なので、分野は全く違うのですが、異文化の業種を見ると、様々な事に気づきが得られるので、時々足を運ぶようにしています。
例えば、まだ、まったく売れていないものでも、作ってみて、それをデモで紹介していたり、モノや電気回路が動いているところを見せる。というところは、製造業特有の展示会ならでは。だと思いました。
また、ぜんぜん違う分野なので、会話が進んでくると、率直な意見交換ができるな。と感じました。