博士課程進学
おはようございます。
さて、早いものでもう3月になりましたね。卒業それから入学の季節。桜が咲き、そして舞い散る季節。
今日は国公立大受験失敗して良かったねーというお話しです。進学しなくても良いことがありましたしね。特に出会いに関しては恵まれていて自分の活動を応援してくれる人がいるという幸せ。むしろ大学に行かなくて良かったと思えるくらいです。もし進学してたら、今頃奨学金という名の借金をかかえ返済するために仕事しか出来なくなっていたことでしょう。通信制大学に進学して、自分で学費を払ったから、今こうして博士課程まで進学が出来ました。諦めないでやり続けるもんやと思いました。
だがしかし、そう順調にいく訳でもありません。博士課程入試で、英語は最初の 1行を読んで白紙で出そうと思いましたが、思い止まって良かったです。分からないなりに、とりあえず全部書きました。それで、なんとか受かりました。
これまでは、修士課程でグアテマラの栄養状態把握を行いました。やっと終わった、もうやりたくないという気持ちは微塵もありません。嘘でもパフォーマンスでもなく、まだまだやり切れてませんし、もっともっと努力していないとならないと思っています。でなければ、なにも変わりません。
修士は2年間とはいえ、現地調査はわずか11日。まさかこれで、グアテマラの栄養状態が良くなる訳ではありません。現状が少し分かっただけです。だけど、グアテマラのことを前よりも知れて良かったです。
博士課程ではそのことを踏まえまして、栄養状態を改善して行きます。修士とは比べ物にならないくらい苦戦すると思っています。それでも、向き合って行きたいです。
でないと、あの時の自分に怒られそうな気がしますので。最後の 1秒まで諦めるなと。
なぜなら、子どもの慢性栄養失調(発育阻害)が許せませんので。
グアテマラでは食料が不足していて食べれないという訳ではありません。市場に行けば野菜や果物はたくさんあります。貧困や栄養の知識不足、社会構造、公的医療機関の問題等々の様々な要因が複雑に絡みあって栄養失調が生じてます。
ただ祈れば、たた願えば栄養状態は改善されるものではありません。だからこそ、栄養状態が改善するように現状を把握して、どこにどのような問題があり、具体的な介入方法を検討して実践していく訳です。
子どもが笑顔で暮らせる世界が良いです。
家族そろって笑顔で暮らせる世界になれるようにお手伝いしたいだけです。
たがら、健康を守ります。病気にはさせません。