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【グラスの名品】 TORA URUP TU106 milk(木村硝子店)
このグラスは、以前、渋谷神山町にあるセレクトショップ「style department_」で行われた、木村硝子店のポップアップショップを訪れた時に購入したものです。
トーラ・ウルップという、デンマーク生まれのデザイナーの作品で、一時日本にも住んでいたことがあるそうです。
トーラ・ウルップはデンマーク生まれの、ガラス・陶器のデザイナー。コペンハーゲンをはじめ、ロンドン/ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでデザインを学び、83年からは、愛知県常滑市の陶器工場に勤めました。その後は、ロイヤルコペンハーゲンを経て、’95〜’00にホルムガードでデザイナーとして活躍。デンマークやヨーロッパで自らが手がける作品制作を活動の主とし、コペンハーゲンを拠点に東京、ロンドン、パリ、ニューヨーク、北欧など国際的に活動中、とのことです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87558300/picture_pc_7f07a0fcd35d671db66e0d8901496667.jpg?width=1200)
常滑といえば、先日名古屋出張の際に、那古野の円頓寺商店街すぐ横にある、常滑ワイナリー直営のレストラン「common」で食事をしました。こちらのワイナリーでは、常滑焼で熟成させたピノ・ノワールワインもあります。
閑話休題。パッケージは、おなじみ木村硝子店さんのもの。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87558295/picture_pc_4c4bd6f34537057c0df968c1bf627741.jpg?width=1200)
サイズはこんな感じです
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87558311/picture_pc_5f99bbaf642b0495301442cca794c261.jpg?width=1200)
このグラスの使い初めは、佐賀県の嬉野で、30年以上も有機栽培を続けるきたの茶園さんの茶葉で淹れた冷茶。
飲み口は決して薄くはありませんが、逆に、普段使いの気軽さにつながる安心感のあるつくり、適度な重さです。
飲み口が広がっているので、冷茶の香りは楽しみにくいのですが、口中でお茶がぐいっと広がるので、冷茶の冷感や旨味をしっかりと感じられます。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87601945/picture_pc_e4d5194d93973b2f415ed69d86df5c9a.jpg?width=1200)
トーラ・ウルップの作品は、全体的にシンプルでいて、手のひらに収まりやすいサイズ感、柔らかいシェイプと安定感のある形状が特徴です。
今回ご紹介した「milk」の他にも多数、木村硝子店にて取り扱われています。さすが、日本に住んでいたこともあり、「グイノミ」「カタクチ」「レイシュ」など、日本酒用にデザインされたアイテムも並びます。
これから、少しづつレパートリーを増やしてゆきたい作家さんです。