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手引書:初めてのTOEFL iBT Writing

TOEFL iBTのWritingお題は2題

  • 総合的なライティングタスク(20分) - 短い説明文を読み、短い講義に耳を傾け、読み聞かせした内容に答えて書きます。目安は200words

  • アカデミックディスカッションのタスクを書く(10分) - オンライン教室でのディスカッションで意見を述べ、サポートします。目安は100words

【重要】まずは、公式情報をCheck!

公式の解説から分かること
①Integrated Writingの解き方&書き方はパターンorテンプレに当てはめると割と簡単に対応できる。テンプレや対策法を使うべき!!
②Academic Discussionは、テーマについて自分の意見を言って、誰かの意見を踏まえたらいい。"ガチガチ”のテンプレに縛られると答えにくくなる


総合的なライティングタスク(Integrated)

簡単に言えば、あるテーマについて、議論されている。で、そのポイントは3つで、ReadingとListeningが対立するパターン。で、それを比較してエッセイをかきなさいという問題。

中高生の身近な例でいうなら、お題のトピックが制服の賛否で、Readingが賛成で、Listeningが反対を述べている。で、それぞれが3つのポイント(経済面、統一性、便利さ)について、議論している。まとめるとこんな感じ。

で、それをどっちもの意見を踏まえてまとめて書いて、というのが問題が出題される。

で、

ここまで求められているものが分かったら、後は難しくない。

解き方手順
①Readingをざっと読み、ポイント3つ+根拠をまとめる。
⇑かならず先にReadingから読み、ポイント3つ+その根拠をメモする
1段落は序論、②③④段落はそれぞれのポイントだから、分かりやすい。
②Listeningを聞いて、ポイント3つと相関させる。
Note Takingのメモは下の表を意識してとったらいい。ReadingとListeningが相関するようにメモする。

③で、メモができたら次のテンプレにあてはめる。
200 words程度あるなら結論は書かなくてOK(ある意味繰り返しなので。)

テンプレは次の2種類で好きな方をベースにする。

ReadingとListeningで段落を分けるパターン
ポイント①②③で段落を1つずつとるパターン

※自分の書きやすい方を用いましょう。テンプレは結局、テンプレなので、流れさえ分かればOKなわけです、使いたい表現に変えて、編集してオリジナルを最終的に作りましょう。ただし、同じ表現や構造の繰り返しでは点数が伸びないのでご注意を!

Introduction
The author and the lecturer discuss [topic], presenting contrasting views. While the author argues that [general statement summarizing Reading’s stance], the lecturer refutes these claims, offering a more critical perspective.

Body 1: Reading’s Perspective
Firstly, the author emphasizes that [Point A], arguing that [reason or evidence]. Additionally, the author suggests that [Point B], highlighting [reason or evidence]. Finally, the author supports the view that [Point C], explaining [reason or evidence].

Body 2: Listening’s Perspective
However, the lecturer disagrees with these points. Regarding [Point A], the lecturer argues that [counterpoint]. Furthermore, the lecturer challenges [Point B], stating that [counterpoint]. Lastly, the lecturer refutes [Point C], pointing out that [counterpoint].

Conclusion
In conclusion, the author provides a favorable view of [topic], while the lecturer critiques these arguments. The differing perspectives underline the complexity of [topic] and the importance of considering both sides.

ReadingとListeningで分けたバージョン

Introduction
Both the author and the lecturer examine [topic], offering different perspectives. The author presents a positive view, while the lecturer provides a more critical viewpoint. This essay will explore three main points: [Point A], [Point B], and [Point C].

Body
① Firstly, the author suggests that [Point A] is beneficial because [reason]. However, the lecturer challenges this by arguing that [counterpoint].

② Secondly, the author emphasizes [Point B] as advantageous, highlighting [reason]. In contrast, the lecturer disputes this by claiming that [counterpoint].

③ Lastly, the author supports [Point C] due to [reason]. On the other hand, the lecturer opposes this and points out that [counterpoint].

Conclusion
In conclusion, both the author and the lecturer provide valuable insights into [topic]. While their differing views offer distinct perspectives, considering both allows for a more comprehensive understanding of the issue.

ポイント①②③を段落で分けたバージョン

アカデミックディスカッションのタスク

中高生でいうなら、プロジェクト系のテーマ決めやグループで遊びに行くときの3~4人での話し合いににている。それがAcademicになっているだけ。

A君:今度のプロジェクトどうする?社会に貢献できる何かをしようっていうのがテーマらしいけど、何がいいんだろ?
Bさん:なら地域の掃除とかがいいんじゃない?地域が綺麗になったら、みんな喜ぶでしょ。
C君:僕はもっとフードロスの問題をみんなで知って、少しでも現状の家庭内フードロスをなくす活動とかしてみたいかな。
(で、あなたはどう思う?)
私は:_____________________

TOEFL iBTの文脈だと、つまり究極、こういうこと。
先生:こういうことがあるんだ、君たちどう思う?
A君:○○と思う、だってこうだもの
Bさん:これもよくない?こういう理由があるし
先生:きみはどうおもう?
あなた:私は~

で、結論どう答えたらいいかというと、

テンプレ使うより、好きに答えたらいいと思う。生徒の反応が賛否の時もあるだろうし、What系(何が原因になっている?などの質問)で何かを提案している時もあるだろうし、ここは色んなパターンがでてくると思う。

だから、“ガチガチ”のテンプレを覚えて無理やり使おうとすると、テンプレに合わせないと!となって、思考の邪魔になって、答えにくいと思う。しかも時間がたった10分なので、瞬間的な思考をそのまま出していく方がきっとやりやすい。

で、書き方は次の3つのポイントをおさえて100語~150程度書く。

①自分の意見(結論)を最初にいう。
②相手の意見を必ず踏まえる。
③必ず新しい情報をいれる。

つまり、
・Aさんの意見に乗っかり、新しい根拠をさらに加えるのもOK
・Aさんの意見を認めつつ、新しいアイデアを出すのもOK
・AさんBさんを新しい根拠で論破してもOK

なわけです。ここまでに習ってきたエッセイの書き方や相手意見を踏まえる言い方、そういうのを意識してかけばOKです。Discussionの流れなので、段落ありのエッセイの形にこだわる必要もありません。言いたいことを書いたら、好きに思考のままに書けばOKかと思います。

色々とみて分析して、ほんと、その通り!と思ったサイトがこちら。独自意見で押し切る形の解答例と、考えがまとまらなかったときの対比型をつかった解答例があり、非常に参考になります!

【参考】 Speakingについてはこちら。


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