右足切断の危機も!"両利きの魔術師"サンティ・カソルラという男
『夢見ることを決してやめない――。右足切断危機を乗り越えたカソルラ。毎分、毎秒を楽しむ“両利きの魔法使い”』
右足切断の危機をまぬがれ、今もその恐怖と戦いながらプレーしている"両利きの魔術師"サンティ・カソルラ。
かつてビジャ・レアル、マラガ、アーセナル、スペイン代表で"魔法"のようなキックを"両足"で魅せつけていたカソルラ。
何年も手術を繰り返し、全くピッチに戻らず、リハビリに全力を注いでいた。
その期間があまりにも長かったため、彼が"両利き"であることを忘れていたよ。
右足切断の危機があったとは知っていたが、まさかそれがバクテリアがアキレス腱を浸食してるからだとは思わなかった。
医療が発達した現代で、しかも高額医療を受けられる環境で、そんなことが起きるんだなと驚いた。
"手術をした傷には娘のインディアの名が刻まれた左腕の皮膚を移植。娘の名は左腕、足首と半分ずつに分かれた"
娘への愛を誓ったタトゥーは皮膚移植のために分断された。
本人が言っているように、読めなくなったタトゥーはまた別の意味として深くカソルラの体に刻まれている。
"どの試合が最後の一戦になるか分からないことを知っている"
今季ついに復帰し、懐かしのビジャ・レアルに加入。
そしてレアル・マドリード戦では衝撃の2ゴール。
魔法使いの物語は、まだ終わっていない。
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