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ロサンゼルス・アパレル買付け仕入れの全てを公開!

海外アパレルらくらく仕入れ
⭕️アメリカ・ロサンゼルス編⭕️

今回ご紹介するアパレル市場は、

アメリカ西海岸カリフォルニア州、
ロサンゼルスのダウンタウンに位置する、

“LAファッションディストリクト”です。

ロサンゼルスファッションディスクリクトは
ハイセンス、ハイクオリティのアパレル商品の宝庫ですが、日本から買付けに来ている業者は少なく、あまり知られていません。

実際、私が現地に買付けに行っていた時は、
一度も日本人バイヤーと遭遇したことがありませんでした。

理由として考えられることは、
・日本から遠い
・治安が悪そう
・価格が高そう
・英語が苦手
・日本へ送り方がわからない
・今円安だから
・サイズが合わなそう
などでしょう。

しかし、
ロサンゼルスファッションディスクリクトだけで20回以上買付けをしてきた私が断言出来るのは、

上記不安要素は全てクリア出来ます。
1. このコンテンツを読むことで出来ることで詳しく説明します。

目次
1. このコンテンツを読むことで出来ること
2. アメリカ ロサンゼルスはどんなところ?
3. LAファッションディスクリクトについて
4. 卸し売りエリアと小売りエリア
5. レンタカーを借りる
6. 国際運送会社
7. 買付け、仕入れスタート
8. 魅惑のアウトレットモール
9. ラスベガスへ
10. 宿泊施設ホテル、両替、レストラン
11. インボイス等書類関係
12. 日本での通関
13. 終わりに
14. 著者紹介
15. 同行サービス
16. コンサルタントサービス、顧問契約


1. このコンテンツを読むことで出来ること


このコンテンツに書かれていることに従って買付け業務を遂行していけば、安全に、快適に、ハイセンス、ハイクオリティの商品を仕入れて販売することができます。

上記7つの不安要素を解消していきましょう。

・日本から遠い。
日本からロサンゼルスまで行きは約9時間、帰りは約10時間30分です。数字だけ見れば長く感じますが、バンコクまで6-7時間なので、9-10時間というのは、あと約3時間プラス、映画1本分観てれば大差ないぐらいになります。
また、食事も2回でますので、その分時間が気にならないです。

・治安が悪そう。
ロサンゼルスと聞くと治安が悪いと思われる方が多いと思いますが、それは夜の限られた場所でのことです。私たちの買付けをするダウンタウンエリアは日中は普通に安全です。私も一度も危険な状況に遭遇したことも、目撃したこともありません。
一つ言うならば、ホームレスにタバコをせびられ1本あげて礼を言われた事ぐらいです。
しかし、夜は観光地以外の徒歩での外出は避けた方が良いでしょう。
食事など外出する場合はレンタカーやタクシーを使いましょう。

・価格が高そう。
現在円安なので、
どこの国の商品でも割高です。
それは仕方ありません。
コントロールできないのだから。
しかし、細かく計算すると、

例えば、
仕入れが10ドルの商品、
1ドル110円の頃は、仕入れ1,100円
現在1ドル150円なので、仕入れ1,500円
400円割高です。
それを3,300円で売っていた場合、
3,700円で売らないと同じ利益が取れません。
3,300円と3,700円。400円の差額。
他に関税など多少の差額がありますが、このぐらいの差額は販売方法や宣伝費、付加価値などで大差なく出来ると思います。

・英語が苦手。
仕入れ、買付けに関しては専門的な英語のスキルは要りません。
how much?
discount please
I want this 20 pieces
などなど、簡単な英語でO.K.です。

・日本への送り方がわからない。
このコンテンツで詳しく説明しています。

・今円安だから。
3. 価格が高そうと同じです。

・サイズが合わなそう。
ロサンゼルス、ファッションディストリクトの商品はほとんどメイド・イン・US Aです。
たまにメイド・イン・メキシコやメイド・イン・チャイナも見かけますが、
サイズが豊富なのが特徴です。
XXSから4-5XLまで揃います。
アメリカ製のMだから日本のMより大きいと言うことはなく、世界水準のサイズです。

これで上記7つの不安要素は解消されました。

また、このコンテンツを読むことで、

1. 最新ファッションのアパレル商品を実物を見て仕入れる事ができます。

2. メイド・イン・USAのハイセンス、ハイクオリティの商品を顧客に提供できます。

3. 現地での買付けに必要なノウハウが身に付きます。

4. 買付けた商品を簡単に日本へ送れます。

5. 送った商品の輸入手続きが楽にできます。

6. アウトレットモールからブランド品を格安で仕入れられます。

今までアメリカへ買付けに行ってみたいが不安、どこで買付けしたらいいかわからない、
治安は大丈夫?、
などの心配がなくなります。

魅力的なハイセンスな商品を取り扱いファンのお客様を増やし、ビジネスを発展させましょう。

2. アメリカ ロサンゼルスはどんなところ?

アメリカ西海岸に位置する「ロサンゼルス」は誰もが聞いたことのある人気の都市です。
サーファーや海水浴客でにぎわうビーチや有名ブランドが揃うショッピングエリア、
世界的に有名なテーマパークまでさまざまな観光スポットが存在します。
また、ハリウッドに代表されるエンターテイメントの発信地でもあります。

また、私たちの買付けをするダウンタウンエリアは、アメリカというイメージと少し違った印象を受けます。
なぜなら、ラテン系の人が多いのと、
耳に入って来る言葉の半分はスペイン語です。

明るく陽気な人々が集まる街と言う感じで、
その中に溶け込んではいるが、
独自の伝統を持っている在アメリカ韓国人の人々が混ざり合うエキゾチックな街、 
ダウンタウン。

ハリウッドやチャイナタウン、
ビバリーヒルズやロデオドライブ。
サンタモニカにロングビーチ。

その全てがミックスされて独特の魅惑を持つ
都市、
それがロサンゼルスです。

3. LAファッションディストリクトについて


世界中からホールセ-ルやリテーラーのバイヤー、デザイナー、スタイリスト、ファッションを勉強する学生、観光客、一般買い物客など、
あらゆる人々が集まるLAファッション・ディストリクトは、LAダウンタウンに位置し、90ブロックにショールームや店舗が1,000軒以上、
小売店を入れると4,000軒以上がひしめき合う、活気に溢れたディストリクト。
基本的には問屋街ですが、一般に開放している店舗も多くあります。
また、平日は一般のお客様お断りの業者も、土曜日には店を開放する所が多いので、一週間で最も賑わいます。日曜日は全体の30%ほどの店舗が営業しています。

このエリアに集まっている店舗は、ショッピング・モールに見られるチェーン店や有名ブティックではなく、
すべてオリジナル商品を取り扱うメーカーなので、地域全体の雰囲気に華やかさはないのですが、そこで去ってはもったいないことこの上なし。
仕入れや買付け、お買物上手な人は、雰囲気に惑わされずじっくりと各店舗を見て回り、
30%~70%割引した各ブランドの商品などの掘り出し物を探し出します。
営業時間は通常午前10時~午後5時ですが、各店舗によって異なります。

取り扱う商品は、アパレル商品、生地、バッグ、靴、アクセサリー、香水、小物、化粧品など、多岐にわたります。

また、すぐそばには、フラワー・マーケット、2,000軒以上の宝石店が集まるジュエリー・ディストリクトがあります。

LAファッションディストリクトに店舗を構えているメーカーの約半分近くは、在アメリカ韓国人の方々が経営するメーカーです。
日本人の私たちからすると、見た目が同じ様な人達と接するとなぜかホッとします。
そして、このエリアには多くの韓国料理店があるのでより一層ホッとしてしまいます。
同じアジア人と言う意識が湧くのかもしれません。

ロサンゼルスで在アメリカ韓国人の方が経営する店のスタッフはほとんどがラテン系の人々。

他のメーカーは、メキシコ人、白人、コロンビア人の方々。
なぜか皆さん、日本人に優しいです。

また、ファッションディストリクトは下記の図の様にエリアごとに分かれていますが、
アパレル商品のエリアはほとんどが、
Sanpedro Wholesale Martを中心に360°に広がっていいます。

4. 卸し売りエリアと小売りエリア

卸し売りエリアは、
前記でも述べましたが、
Sanpedro Wholesale Mart を中心に360°に広がるエリアです。

小売りエリアは、
Santee Alleyと8thストリートとMaple ストリートの交差点ぐらいまでが小売り店の多いエリアです。

ただ、初めて行かれる方は、ストリート名を聞いてもわからないと思います。

実際に現地に行かれると、
子供連れの人やカップルが多く行き来しているストリートは小売りエリア、

大きなキャリーケースなどを引きずっている人が行き来しているストリートは卸し売りエリアと、
わかります。

卸し売りエリア
卸し売りエリア
小売りエリア
小売りエリア

5. レンタカーを借りる

日本で運転免許を持っていない方は、
空港からの移動や、ホテルから買付けに行く時など、全てにおいてタクシーを利用しなければいけません。
私もタクシーを利用していた時もありましたが、とても不便でした。
特に1日の買付けが終わり、ホテルへ帰ろうと大通りでタクシーを待っていましたが、なかなか来ません。
あたりは薄暗くなって来て、店もシャッターを下ろし人影も無くなって、とても心細い思いをした事があります。
また、電話でタクシーを呼んでも平気で30分も1時間も待ったこともあります。

この様な理由から、運転免許のある方は、
国際免許を取ってレンタカーを借りることを強くお勧めします。

国際免許を取るには、お近くの免許センターで簡単に取れます。費用も2,400円程度です。

レンタカーは現地に着いてからでも簡単に借りられますが、英語での説明を受けたり手続きにも英語で対応なので、日本出国前にネット予約しておくと良いでしょう。

主なレンタカー会社

など、沢山のレンタカー会社があります。

レンタカーを借りるときのポイント。
コンパクトカーにする。
ナビ付きにする。

大人数での渡米でなければ、コンパクトカーが便利です。駐車するにも、燃費も、価格も。

また、ナビは必至です。
空港からホテルまで。
ホテルからファッションディストリクトまで。
食事に行くにも。

ナビは日本語に設定できます

ので、
好きなところへどこへでも行けます。

まずLAXインターナショナル空港に到着して、
無事にイミグレーションを抜けて荷物も受け取ったなら、外に出て、予約したレンタカー会社の無料シャトルバスが来るのを待ちます。
すぐにバスは来ますので乗車してレンタカー会社まで行きます。

到着したら順番に手続きを済ませます。
手続きが終わったら、指示されたエリアに行き、予約したレンタカーに乗って出発です。

多くの場合、コンパクトカーの予約では、
そのエリアにあるどの車種を選んでもOK。
この中からお好きな車種をどうぞという感じです。


6. 国際運送会社

買付けた商品を日本へ送るにはいくつかの方法があります。

EMS, UPSなどのドアtoドアで送る。
ハンドキャリーで持って帰る。
国際運送会社に依頼する。

EMSなどのドアtoドアで送る場合は、料金が割高になりますので、少量の場合に限ります。

また少量の場合はハンドキャリーとして手荷物で持って帰る事もできます。
ハンドキャリーで持って来た場合は日本の空港の税関で申告が必要です。

EMSやUPSは自分でオフィスへ持ち込んで、
インボイスと送り状を自分で書いて送ります。

国際運送会社を利用する場合は、
ある程度の数を仕入れた場合に利用します。

日本人が駐在している国際運送会社を紹介します。

LECS USA
こちらは日本とロサンゼルスにオフィスがあり、
日本で問い合わせもできます。
ロサンゼルスの所在地もダウンタウンにありますので、買い付けた商品をそれぞれの店に置いておけばピックアップしてくれます。
お勧めです。


Address : 1410 BOYD ST. LOS ANGELES CA90033
Toll Free : (866)BOX2JPN
TEL: 323-266-3333 / 213-537-0829
FAX: 323-266-3334 / 213-537-0551

7. 買付け、仕入れスタート

朝食を済ませたら早速買付けに出かけましょう。
レンタカーを借りた事を前提で進めていきます。

まずホテルから国際運送会社のLECSに電話をしアポを取りLECSへ行き打ち合わせをしてください。
ナビに住所を入れれば簡単に辿り着きます。
到着したら、日本への送り先を伝え、料金などの詳細、支払い方法などを確認してください。
それと、買い付けた商品のピックアップをお願いします。
ピックアップは無料です。
そして、LECSの名刺を多めにもらってください。
打ち合わせが終わったら、いよいよ買付けに行きましょう。

ナビにSanpedro Wholesale Martと入れ出発します。
到着したら立体駐車場があるので駐車します。

お目当ての商品を探しに見てまわります。

卸し売り専門の店からは、あなたが本当に日本で商売をやっている業者なのかを確認される場合がありますので、ご自分の名刺を多めに持っていきましょう。

商品が見つかり値段交渉もし
購入数も決まったら、
その場で梱包してもらいます。
その荷物に名前を書き、
支払いを済ませ領収書を受け取ったら、
LECSがピックアップに来ると伝え、
商品はその場に置いておきます。

支払いは現金または各種クレジットカードで支払えます。

午後2-3時頃になったら、LECSに電話をかけて、買付けた店の名前を全て教えます。
その日のうちにピックアップしてくれます。

買付け最終日に全ての買付けが終わった後、
再度LECSの事務所へ行き、買付けた商品の数を確認します。
そして全ての領収書のコピーを渡してインボイスを作成してもらいます。

他に問題がなければそのまま日本へ送ってもらい、終了です。

買付けして回るのはとてもエキサイティングで楽しい事ですが、ロサンゼルスと日本は17時間の時差があり、昼夜逆転しているので無理は禁物です。
休憩しながら楽にいきましょう。

8. 魅惑のアウトレットモール

LAファッションディストリクトともう一つお勧めの場所があります。

それは、カリフォルニア州とネバダ州の境にある、

プリムアウトレットモールです。

レンタカーでロサンゼルスから約4時間。
ラスベガスから約1時間。
ラスベガスでちょっと遊ぶ予定があれば、
ラスベガスへ飛行機で行ってから再度レンタカーでプリムアウトレットモールまで行く事がお勧めです。
ラスベガスのダイナミックなホテル群をまわるのはとてもエキサイティングで、日本ではお目にかかれない経験となる事でしょう。
著者の世界一好きな場所です。

また、ロサンゼルスから4時間かけて行くのは、日帰りではちょっときついです。
どうせ泊まるのならラスベガスがベターです。

Polo Ralph Lauren Factory Store
NIKE Factory Store
Williams-Sonoma Outlet
Michael Kors
Coach Factory Store
H&M
Aéropostale
Tommy Bahama

などのブランド品が他のアウトレットモールよりかなり安い価格で購入できます。

また、このアウトレットモールはカジノホテルが隣接されているのでここに宿泊されても良いと思います。


9. ラスベガスへ

なぜここでラスベガスのことを記載するかと言えば、ファッション関係のビジネスに携わっているなら、是非この世界で最もファッショナブルで洗練された街を味わって頂きたいと思ったからです。

ラスベガスには世界中のブランド店が集まり、各ホテルが贅を尽くしたデコレーションを誰でも間近に堪能できます。それも無料で。
こんなところ他にありません。

その世界の最先端のファッションや流行を、ファッション関係のビジネスをされているあなたなら、きっと何かのヒントやひらめきがあると思いここで記載させて頂きました。

またラスベガスにあるラスベガスアウトレットモールやファッションショーモールなどで常にブランド品のセールを開催しています。

それを買付けて日本で売る事も出来ます。

是非一度ラスベガスにも足を運んでみてください。


10. 宿泊施設ホテル、両替、レストラン

LAファッションディストリクト近辺のホテルを紹介します。

また、他にも格安なホテルもたくさんあります。チャイナタウンやリトルトウキョーなども近く、ホテルもたくさんあります。

両替について
アメリカでの支払いは現金またはクレジットカードですので、現金も用意しておくと良いでしょう。
日本円からアメリカドルへの両替は日本国内で両替しておくと良いです。
現地で両替してもレートはあまり変わりません。

レストランについて
ファッションディストリクト近辺にはたくさんのレストランがあります。韓国料理、メキシカン料理、ファーストフード、タイ料理、ステーキなど。

お勧めを紹介します。

Original Pantry Cafe

24時間営業のステーキが美味しいレストラン。
ステーキを注文して付属で付いてくる、
ポテト、コールスロー、厚切りトースト、コーヒーでお腹いっぱいに。メインのステーキも特大です。
それでも15ドルから25ドルほど。
超お勧めです。

11. インボイス等書類関係

買付けた商品をLECSで送った場合、LECSでインボイスを作成してもらえるので自分で作成する必要はありません。

EMSやUPSで送る際のインボイスの作成を紹介します。

下の図は修正後のインボイスと絵型のサンプルです。



インボイスのスタイルナンバーと絵型の写真のナンバーを合わせます。

(注)上記のインボイスと絵型はサンプルなのでスタイルナンバー、ディスクリプションが合っていません。

CARTON#とは箱の番号。
STYLEとは商品番号。
DESCRIPTIONとは商品説明。

QTYとは数量。
UNIT PRICEとは1点の価格。
AMOUNTとは小計。

上記インボイスでは、CARTON#1つまり箱番号1には1種類が入っていて、

CARTON#7つまり箱番号7には4種類入っているということです。

こちらのインボイスはタイプ打ちしていますが、現地でEMSやUPSで送る場合はその場でインボイスを書きますので手書きになります。

また、絵型は日本に商品が着いて通関の際、提出を求められる事があります。
絵型がない場合はないと伝えれば大丈夫です。


12. 日本での通関

商品の貨物が日本に到着したら通関に入ります。
LECSで送った場合は、通関も一緒にやってくれます。

通関等の費用について

無事に通関が通ったらLECSから連絡と請求が来ます。

輸入関税、輸入消費税、通関料、国内配送料、保管料、検査料、取扱手数料などがかかります。

1.    輸入関税

衣料品の輸入には、一般的に10%あるいは15%の関税が課せられます。 例外を除き、ウールあるいは動物の毛を使用した衣料品は10%、その他の繊維製品は15%です。

2.    輸入消費税

標準税率 10%、 軽減税率 8%

3.    通関料

貨物の量で変わってきますが、
通常 約7,000円~。

4.    国内配送料

あなたの住所までの運送費です。

量が多ければ、トラックのチャーター便、少なければ混載便で送ります。

もちろん混載便の方が割安です。

5.    保管料

保管料とは、貨物が到着して通関まで貨物を通関業者の倉庫などに保管しておく手数料です。夕方または夜に到着する便で送られてきた場合、翌日の通関開始時間まで保管します。

また日曜日や祝祭日に到着した場合も同じです。料金は2,000円代~。

6.    検査料

万が一貨物が検査になった場合に支払います。

検査になるか、ならないかは、税関が決めるのでコントロールできません。

料金は数千円~。

7.    取扱手数料

取扱手数料は通関業者に払う手数料です。

約8,000円ぐらいから。

以上でアメリカから買付けた商品が日本のあなたの場所へ届くまでの一通りの説明でした。


13. 終わりに

長い間、お読み頂きありがとうございました。
アメリカ ロサンゼルスのファッションディストリクトへ買付け、仕入れの全てをお伝えしました。
この通りに進めて頂ければスムーズな買付けができるでしょう。
また、アメリカ製のクオリティーの高さも、ファッションセンスの良さもお分かり頂けると思います。
前記した様に、LAファッションディストリクトの約半数が、在アメリカ韓国人の方達のメーカーなので、日本で人気のある韓国ファッションと華やかなアメリカファッションが融合された商品が、ここLAファッションディストリクトにあります。
これを取り扱わないのは、ものすごくもったいないと思います。

あなたがこのコンテンツを読んで実際に渡米し、買付け、仕入れをして、売上を伸ばし、利益を得て、益々邁進されることを心より願っております。

どうもありがとうございました。


14.著者紹介




海外アパレル仕入れコンサルタント
林 初一(はやし しょいち)

1965年生まれ(59歳)


1995年  
静岡市のテナントビルの一角に小さなお店、レディーススーツ専門店を開業。

1996年  
台湾、韓国、香港、タイ、イタリア、アメリカ、中国、ベトナム、シンガポールなどのアパレル市場へ買い付けに行く。

2000年  
法人化。主に水商売系衣装やドレスを取り扱う。

海外で目当ての商品を探し、交渉し、買付け、日本へ送るという業務を繰り返す。

2004年  
中国で現地工場を設立し、自社オリジナルブランドを立ち上げる。年商2億円。

2008年  
現地中国工場で、アメリカブランド、フォーエバー21の受託生産。

2010年  
工場責任者へ工場と設備一式を譲る。その後も同工場で生産を依頼する。

海外買付仕入れ累計300回以上。合計販売枚数約130万着以上。

2023年  レディースアパレル海外買付サポート&自社オリジナルブランド立ち上げサポートを開設。


このような経験や知識を活かし、これからアパレルビジネスの立ち上げを検討している方、海外へ買い付けに行きたいがちょっと不安という方、また自社オリジナルブランドの立ち上げを検討されている企業様や個人の方々に向け、レディースアパレル海外買付サポート&自社オリジナルブランド立ち上げサポートを開設させて頂きました。あなたのビジネスがより一層発展し豊かになっていくお手伝いできることを確信しております。

15.同行サービス


今までお読みいただき、ご自身で渡米することが不安であったり、海外に出ること自体初めて、もしくは初心者という方は、現地まで同行するサービスもございます。

同行し、全ての業務をご一緒にサポート致します。


国内の空港または現地で待ち合わせをして、ツアーガイドの様な役目と、メーカーとの交渉、アパレル市場の案内、通訳、インボイス作成、発送、通関業務などをまとめてサポートするサービスです。

16.コンサルタントサービス、顧問契約

アパレル海外仕入れ買付業務に関するコンサルタントサービス、
定期的なアドバイス、仕入れ買付の代行など受け付けております。



詳しく知りたい方は下記メールアドレスまでお問い合わせください。hitfashion878@gmail.com

海外アパレル仕入れコンサルタント
林 初一
静岡県静岡市駿河区寺田76-8
TEL/FAX:054-201-3338


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