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@おしらせ@
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日本語が通じる中国アパレル工場を詳細に紹介します。
このコンテンツを読むことで出来ること
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*すぐに実際に稼働している中国アパレル工場に生産を依頼できます。
*簡単に安全に工場までの行き方が詳しく分かります。
*製品の運送関係の業務が楽にできます。
*製品の通関関係の業務が簡単にできます。
*長期的に取引のできるパートナーがみつかります。
*現地工場を訪問した際の不安がなくなります。
目次
このコンテンツの目的
日本語が通じる中国アパレル工場紹介
① 工場の位置・住所
② 工場責任者
③ 工場経歴
④ 工場で出来ること工場への行き方
① 香港から
② 広州から
③ 深センから宿泊施設
両替
虎門鎮アパレル市場
日本への帰り方
工場の写真
依頼する
② サンプルの準備
③ パターン作成、生地選択
④ サンプル作成、確認
⑤ 生産依頼製品の発送
① 中国から発送
② 通関
③ 国内発送、受け取り支払に関して
① 支払と再注文商品撮影、モデル撮影
おわりに
作者紹介
同行サービス
コンサルタントサービス、顧問契約
日本語が通じる中国アパレル工場で売れる商品、売りたい商品、利益の出る商品を製造し、世の中に提供して、夢を実現しましょう!
1. このコンテンツの目的
あなたは今、アパレルビジネスを営んでいますか?
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そして、オリジナル商品を作って販売する、または、
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なぜなら、このコンテンツ情報には、私が当時経営していた会社から出資し、
実際に立上げた中国アパレル工場を紹介しているからです。
(現在は、後ほど紹介される工場責任者へ売却し彼らの縫製工場になっています。)
そして、日本語が堪能な工場責任者が約20年培ってきた技術とノウハウがあり、
中国国内、日本、アメリカ、アジア、ヨーロッパなど世界中からの生産を受託した経験があるからです。
このコンテンツの目的は、あなたの希望する自社(又は個人)のオリジナル商品を高品質、低価格で生産し、顧客へ提供し、あなたが利益を十分に得ることです。
2.日本語が通じる中国アパレル工場紹介
①工場の位置・住所
工場名:东莞市虎门卓优服饰有限公司
工場所在地:中国广东省东莞市虎门镇
電話番号:
メールアドレス:
Wechat ID:
東莞市虎門鎮までは、香港から約75km、深センから約62km、広州から約71km。
東莞市虎門鎮には空港がない為、最寄りの空港(香港、広州、深セン)から入ります。
香港、深センともに日本から約4時間、広州は約4時間30分のフライトです。
温暖な気候なので冬でも薄手のセーターなどで十分です。
②工場責任者
MR.鉱姜、MS.金麗花
*こちらの2名が夫婦で両者とも日本語が堪能です。
両者とも韓国系中国人。
二人の会話は主に韓国語(朝鮮語?)
中国語、韓国語、日本語と、3か国語を操ります。
韓国系中国人の人たちは、もともとの漢民族の人たちより日本人に近い性格です。
礼儀を重んじ、年上を敬い、仕事熱心です。
二人との出会いは、私が中国で通訳を探しているときに、金さんを紹介されました。
日本語がうまく、仕事熱心なところが気に入り通訳をお願いしました。
しばらくして、当時、金さんの彼氏だったコウさんも加わり、現地での仕事を二人に助けてもらいました。
元々、二人は、虎門鎮の縫製工場で勤務していたので、アパレル関係に詳しく大変助かりました。(虎門鎮はアパレルの街なのでほとんどの人がアパレル関係の仕事に携わっています。)
② 工場経歴
2004年 弊社出資で設立。
設立後、当時の弊社の商品の製造をメインに手掛けるが、弊社の商品の製造だけでは運営が厳しいので、国内、海外から製造を受託する。
2007年 虎門鎮アパレル市場に近く利便性の良い地区に移転する。
2008年 アメリカ、ファストファッションブランド、フォーエバー21の製品を受注し生産する。
その他、日本、アジア、ヨーロッパ、アフリカなど、顧客は全世界に広がる。
2010年 縫製工場と設備一式を姜鉉、金麗花に売却する。
売却後も弊社の商品を生産する。
また、姜鉉、金麗花ともに韓国系中国人の為、横のつながりで、
アメリカ ロスアンゼルスにあるファッションディストリクト
(ロスアンゼルス最大のアパレル卸市場で全体の半数以上のメーカーが韓国系アメリカ人の会社)から生産を受託する。
2013年 国外向けアリババに出店する。
2014年 オンラインで工場オリジナル商品の販売を開始する。
2019年 新型コロナウイルスの影響で受注が減少。約半年間、半休業状態。
2021年 国内の顧客が徐々に戻りコロナ以前の活気を取り戻す。
2023年 コロナ以前を上回る業績に達し、現在も快進撃を続ける。
③ 工場で出来ること
・OEM生産、ODM生産 (少量でも受注可)
少量の定義:
基本は生地にあります。選んだ生地が、生地メーカーから1巻でも買える場合は、
最低注文数は生地1巻分でO.K.
例えば、Tシャツの場合、
生地1巻で60枚分であれば、最低注文数は60枚になります。
(ワンサイズ60枚でも、S20,M20,L20でもO.K.)
3巻からでないと売ってくれない場合は、最低注文数が180枚になります。
生地とメーカーによって異なります。
・レディースアパレル全般
ドレス、Tシャツ、ブラウス、ブレザー、トップス、パンツ、ジーンズ、ポロシャツ、
スカーフ、ジャケット、スカート、ショートパンツ、コスチューム、etc
・メンズアパレル全般
Tシャツ、ポロシャツ、ジャケット、パンツ、ジーンズ、スーツ、パーカー、短パン、
コスチューム、etc
・ニット商品
セーター、カーディガン、ドレス、ワンピース、etc
・キッズアパレル全般
ワンピース、ジャケット、トップス、パーカー、スカート、ブラウス、ジーンズ、
パンツ、ショートパンツ、Tシャツ、etc
・その他
ペット衣装、コスプレ衣装、アウトドア衣装、和風、etc
3. 工場への行き方
虎門鎮の最寄りの空港は主に3か所あります。
香港国際空港、広州白雲国際空港、深セン宝安国際空港です。
一番お勧めは香港からなので一番詳しく紹介します。
① 香港から
3つの空港の中で日本から1番便数が多く、香港国際空港から虎門鎮までフェリーで約1時間30分で到着します。
まず香港国際空港に到着して降機したら、「内地」という表示をさがしてください。
香港では、入国審査(イミグレーション)は通りません。香港には入国せずに、フェリーに乗継ぎ、中国(虎門)で入国審査をします。また、預けた荷物は香港では受け取りません。
しばらく歩くと、E2エリアにある乗船券売り場SKY PIER「スカイピア」に到着します。
窓口がいくつもあるので、HUMEN(東莞市虎門)と表示のあるカウンターに並びます。
日本から乗った飛行機の搭乗券と、預けた荷物の券(搭乗券の裏に貼られています)とパスポートを揃えて乗船券を購入します。
日本から預けた荷物は自動的にフェリーに積まれます。
料金:エコノミー(1階席)350香港ドル(約6,500円)、ファーストクラス(2階席)500香港ドル(約9,400円)
出航時間:10:30、12:30、14:00、16:30、18:30 (2023年11月現在)
ファーストクラスはほとんど乗客がいないので、のんびりくつろげます。
支払いは、香港ドル、中国元、クレジットカードが使えますが、ここではクレジットカードを使っておけば余分な両替をしなくて済みます。
初めに、香港到着時間と、フェリーの虎門行きの出発時間を確認しておいてください。
スーツケースなどの預けた荷物がなければ(手荷物のみの場合)、乗船券を購入した時間が、出航の30分前でも乗せてくれます。預けた荷物がある場合は1時間30分前でも次の便に回されます。
例えば、乗船券を購入したのが13:20頃で預けた荷物がない場合、14:00の便に間に合います。
預けた荷物がある場合は、16:30の便にされます。ですが、時間が空いたら、乗船券販売所の近くにレストランがありますので、休憩するのも良いかと思います。
出航の30分前ぐらいになりましたら改札口へ。
改札を出て、エスカレーターで下に降りると、空港シャトルに乗ります。終点がフェリー乗り場です。後は、他の乗客についていけばフェリー待ち合いエリアに着きます。
出航の約15分前に搭乗ゲートが開きますので、搭乗口を確認して近くで待ちます。
フェリーに乗り、しばらくすると中国入国カードが配られますので記入しておきましょう。
また、ファーストクラスではサンドイッチ、パンケーキ、フルーツ、飲み物が付いています。
約1時間30分後、虎門フェリー乗り場に到着します。到着したらフェリーを降りたところで、日本から預けた荷物を受け取ります。受け取ったら入国審査へ。
一応フェリー乗り場ですが、こちらで中国への入国審査があります。
無事入国したら、外に工場スタッフが待っているので合流してください。
香港からの場合は、虎門まで直接到着するので、事前に連絡をしておけば工場スタッフが到着したフェリー乗り場まで迎えに行きます。
② 広州から
広州白雲国際空港に到着しイミグレーションを通過したら空港内で少し中国元に両替するとよいでしょう。
殆どのフライトが夕方から夜の到着なので、その日と翌朝の食事代、タクシー代ぐらいの分でよいと思います。
広州市内によらない場合、広州白雲国際空港から虎門鎮までの行き方は2つです。
1. タクシー
到着してタクシー乗り場まで行き、列に並びます。例外なく混んでいます。
自分の番が来たら先に値段の交渉が必要です。英語は5%ぐらいしか通じません。日本語は0に等しいです。中国語がわからなければ、身振り手振り、筆談で交渉します。
料金は乗ったタクシーによっても違いますが、約500中国元(約10,000円)です。
約1時間20分ほどで虎門鎮に着きます。
ここで気を付けなければいけないのが、タクシー代金を支払うときです。
ある例を紹介しましょう。
広州白雲国際空港に到着し、空港内の両替所で幾らか両替して、
タクシー乗り場へ。
長い列に並び、ようやく自分の番。
タクシー運転手と目的地までの値段交渉し、
500元で折り合いが付き、いざ出発。
目的地の虎門鎮に着いて料金を支払います。
500元を運転手に渡すと、
運転手は車内灯をつけて5枚のお札をなにやら透かして見ています。
そして、これ全部偽札だから受け取れないと言って返されます。
え? おかしいな、ついさっき空港で両替したお金なのに。
空港の両替所も信用できないのか?、、、と思いつつ、
他の紙幣から5枚渡すと、運転手はまた透かして見てから、
これは大丈夫と言って受けとる。
無事ホテルにチェックインしてお腹すいたから現地の知人と食事に行き、
先ほどのタクシーでの一件の話をする。
すると知人は、
「決して空港の両替所は悪いことをしていません。
タクシー運転手は最初に渡した5枚の100元紙幣を、
自分が持っていた偽札と、あなたに見られないようにすり替えたのです。
それを偽札だから受け取れないと言って返したのです。
タクシー運転手があなたからタクシー代500元と、
自分が持っていた偽札500元を本物に変えた。
結局あなたは1,000元払ったことになる。2倍です。」
実は、これは私が実際に遭遇した実体験です。
その偽札をどうしたか、覚えていません。
もちろん、全てのタクシーがそうではありません。私も何度も広州白雲国際空港から虎門鎮までタクシーを利用したことが有りますが、この様なことにあったのは1度だけです。
しかし、騙されてからでは泣き寝入りするしかないのでタクシーで行くのはお勧めできませんと言う事です。
2. 迎えに来てもらう。
迎えに来てもらうとは、虎門鎮から、先に紹介した、工場の金さんやコウさん、又は、
工場で頼んでくれる個人タクシー。個人タクシーも虎門鎮からやってきます。
日本を出る前に金さんかコウさんに連絡をして何日の何時到着と伝えれば手配してくれます。料金も、一般タクシーと変わらず、約500元です。
迎えに来たのが金さんかコウさんだったら言葉の問題はありません。
個人タクシーでも行先、値段が先にわかっているので交渉の必要もありません。
楽です。
また、個人タクシーは清潔で、車内が広いです。
しかし、そうは言ってもせっかく海外に来たのだからで自分で交渉したりしながら行きたいという冒険好きな方(私の様な:笑)は一般タクシーでもバスでもよいと思います。
③ 深センから
日本から深セン宝安国際空港行きは便数が少ないです。
(東京~深セン 約4時間のフライト)
深センから虎門鎮までの行き方は、鉄道、タクシー、迎えを頼む、です。
鉄道は空港に隣接した駅から乗り、虎門北駅で降ります。約35分。24元から。
更に虎門北駅から鎮中心までタクシーに乗ります。節約するには鉄道は良いです。
一般タクシー約45分。約300中国元。
深センからも広州からと同様に迎えに来てもらうのが良いと思います。
お迎えや個人タクシーも一般タクシー同様、約300元です。
深センからの場合は、空港から虎門鎮までが近いので早く着けるというメリットがありますが、日本から深センまでの便数が少ないということがデメリットです。
ご自身で虎門鎮までタクシー等で行かれる場合は、先に値段の交渉などがありますので、中国語が分からなければ、あまりお勧めできません。
しかし、広州のタクシーより深センのタクシーの方が少し真面です。
4. 宿泊施設
虎門鎮には数多くのホテルがあります。
1・メルズ ウェルドン トングアン フーメンhttp://www.melsweldon.com/en/
約9,000円~
2・グランド ノーブル ホテル ドングァンhttp://www.gnhotel.com/
約6,000円~
3・Grand Mercure Dongguan Humen
約6,000円~
4・Ranz Hotel Dongguan
約4,000円~
など多数。
弊社でお勧めするホテルが、「メルズ ウェルドン トングアン フーメン」です。
他にもホテルはたくさんありますが、こちらは虎門のランドマークでアパレル問屋街に
一番近くに位置していて、とても綺麗なホテルです。
エクスペディアやアゴダなどでも予約できますが、現地工場がこちらのホテルのメンバーになっているので、エクスペディアやアゴダなどで予約するより10%~15%安く宿泊できます。一泊約450中国元です。時期により多少異なります。
でも、ご自身でお調べいただいてお気に入りのホテルがあればそちらでも結構です。
直接予約する際は、金さんか、コウさんに言えば予約してくれます。
5. 両替
虎門に着いて、最初に両替をしておくことをお勧めします。
香港から来た場合はフェリー乗り場から両替所へ直行しましょう。
基本的には中国で、日本円から中国元への両替は、中国銀行で行います。
しかし、少しでもレートが良い、待たなくて良いということで、お勧めが、
「日本料理 中島」です。こちらの社長さん(女性)は日本語も達者で、日本人相手に両替商もやっています。銀行よりレートが良いです。
弊社が以前よりお世話になっているのでご安心ください。
でも、中国銀行のレートも確認したいと思われれば、午後3時まででしたらまだ中国銀行が開いていますので、確認をしてレートの高い方で両替をしてください。
中国ではコロナ発生後、現金での取引が極端に少なくなりました。現地の人たちは主にキャッシュレスでやり取りをしています。そして、そのシステムのほとんどが中国の銀行の口座がないと使用できません。しかし、外国人向けに現金での取引もまだまだ普通にできますので問題ありません。
6. 虎門鎮アパレル市場
時間があれば、ホテル周辺の問屋街を散策することもお勧めです。
レディースアパレル、メンズアパレル、子供服、靴、バッグ、アクセサリー、雑貨、店舗用品など、アパレル関係はなんでもそろっています。
このエリアに、20棟以上の問屋ビルが密集しています。問屋街を散策して、売れそうなデザインが見つかったら、1点だけサンプルとして購入し、工場に持って行って同じもの、または、デザインを少し変更して作ってもらうという選択もあります。ただし、卸問屋なので1点のみの購入は割高です。
物を運ぶ人々、買付に来ている業者、バイク、自転車、車などでごった返している風景は、日本ではあまり見かけません。
7. 日本への帰り方
広州、シンセンから来られた場合は、工場で車を手配してもらいましょう。
料金は来た時と大体同じ金額です。
ここでは香港から来られた場合を詳しく説明します。
ホテルから虎門フェリー乗り場まで工場スタッフに送ってもらいましょう。
また、タクシーでも行けます。その際は、ホテルのドアマンにタクシーを呼んでもらい、
値段も確認してもらいましょう。約20元ほどです。
フェリー乗り場に着いたら、右奥にある国際線乗り継ぎカウンターへ行きます。
ここまで工場スタッフに一緒に来てもらいましょう。
日本から乗ってきた航空会社のバウチャーとパスポートをカウンターに出し、
ここで荷物を預けます。フェリーの乗船券もここで一緒に購入します。
飛行機の搭乗券と乗船券を受け取ったら、次は出国審査ですが、
フェリーのファーストクラスを購入した場合、時間があれば、フェリー乗り場のラウンジを利用できます。
スナックと飲み物がサービスされます。
出航の30分前になったら乗船前の出国審査へ進みましょう。
無事フェリーに乗り、香港に到着したら、フェリーを降りてターミナルに入ったところで、預けた荷物を受け取ります。
受け取ったら、すぐそばにある航空会社のチックインカウンターに行き、パスポート、搭乗券を出し、受け取った荷物を再度預けます。
あとは出国エリアに行き飛行機の搭乗を待ちます。
8. 工場の写真
9.依頼する
① サンプルの準備
1・実物のサンプルを準備する。
2・デザイン画を用意する。
3・パターナーと打ち合わせをする。
(商品化したいデザインが頭の中にある場合、細かく説明して実際の商品として作り出せます。)
4・工場を訪問した際に、虎門鎮のアパレル卸市場を周り、気に入った商品を見つけて
サンプルとする。
(虎門アパレル市場には、数えきれないほどのメーカーが出店しているので、
日本からサンプルを持参しなくても、ここには無数のデザインがあります。)
② パターン作成、生地選択
パターンの作成に約3~7日ほどかかります。
使用する生地が既に決まっていない場合、姜さんか、金さんと一緒に広州の生地市場へ行くことをお勧めします。虎門にも生地市場がありますが、広州の生地市場と比べると規模が小さいです。広州の生地市場は巨大です。
ほぼすべての生地がここで揃います。飾り、ボタン、ベルト、その他のアパレル製品のすべてのパーツもここで揃います。
虎門から広州生地市場まで車で約1時間20分。
③ サンプル作成、確認
生地市場で使用する生地やパーツが見つかり、パターンも完成したらサンプルの作成を依頼します。通常7日~15日後にサンプルが出来ます。(枚数によって異なります。)
出来たサンプルを日本に送ってもらい、確認して下さい。
サンプル代金は、工場と話し合いをしてください。
通常は、生産依頼をすれば無料です。
仮に、生産依頼をしなかった場合のサンプル代を聞いておいてください。
④ 生産依頼
サンプルを確認し、手直しする所がない場合、次に、
*各サイズの実寸、
*タグの縫い付ける位置、
*見積もりの金額、
*納期などを
入念に話し合ってください。
全てO.K.になりましたら、生産を依頼します。
生産を依頼する際、先に総額の30%ほどを請求されます。
また、約3週間~5週間後に生産が終わり商品を発送する際、
初めての取引の場合、通常、残金の支払いをお願いされます。
それも打ち合わせで決めてください。
ここで宣言しておきたいことは、私共は、日本語が通じる中国アパレル工場を紹介する情報コンテンツを販売することが事業目的なので、工場からバックマージンをもらうことは一切ございません。ご安心ください。
10.製品の発送
①中国から発送
生産が完了後に商品を日本に送りますが、既に工場と交流のある運送業者を使います。
送る量によって金額が変わりますが、航空便の場合 1kg 約2.5~3.5 US$です。
他に現地での通関料(約50~100元)、中国国内配送料(約200~1,000元)などがかかります。(量によって変わります)
この時点でインボイスは工場で作成してもらいます。
また、少量であれば、EMS やDHL、スコアージャパンなどで送ることもできます。
スコアージャパンは中国系ドアtoドアで、通関、発送が速く、
また金額もEMS やDHLに比べて割安でお勧めです。
次に、発送が完了したら工場からパッキングリストまたはインボイスを送ってもらいます。
Description(説明)の個所を修正します。
どんなスタイルか、パンツなのか、ワンピースなのか、2ピースセットなのか、
英語で直します。
商品が日本に到着して、通関時までに仕上げておいてください。
またもう一つ通関に必要なものは商品の絵型です。
中国でモデル撮影をされていれば、その写真を使用します。
モデル撮影をされていなくてもスマホなどで平置きにして撮った写真でも構いません。
なぜ写真が必要かというと、通関時に税関がわざわざ貨物の箱を開けて品物を確認しなくてもよい為です。時短にもなります。
下の図は修正後のインボイスと絵型のサンプルです。
インボイスのスタイルナンバーと絵型の写真のナンバーを合わせます。
(注)上記のインボイスと絵型はサンプルなのでスタイルナンバー、ディスクリプションが合っていません。
CARTON#とは箱の番号。STYLEとは商品番号。DESCRIPTIONとは商品説明。
QTYとは数量。UNIT PRICEとは1点の価格。AMOUNTとは小計。
上記インボイスでは、CARTON#1つまり箱番号1には1種類が入っていて、
CARTON#7つまり箱番号7には4種類入っているということです。
運送業者から航空便で送った場合、通常2-3日で日本に到着します。
船便はあまり使用しませんが、約1-2か月かかります。
急いでない場合は船便の方が安いです。
②通関
日本に貨物が到着したら今度は国内の通関業者に頼みます。
こちらも弊社と長年の付き合いのある、「㈱辰巳商会」http://www.tatsumi-cs.co.jp/
という通関業者をご紹介いたしますが、お客様でお使いになる業者があればそちらでお願いします。
まず、貨物が日本に到着すると航空会社から連絡があります。
「どちらの通関業者へ貨物を渡しますか?」と聞かれます。
上記通関業者もしくは他の業者を伝えます。次に、その通関業者から連絡があります。
通関の際のインボイスと絵型の提出を頼まれますので、先に作成しておいたインボイスと商品の絵型をメールなどで送ります。
また商品を撮影をしなかった場合は、絵型がないことを通関業者へ伝えてください。
時々、通関に引っかかることが有ります。検査が入ります。
コピー品や輸入禁止商品などが貨物に含まれていなければ、通常1~2日遅れで通関の許可が下ります。
また、コピー品や輸入禁止商品などが見つかった場合は、かなり面倒になり、品物は没収され、様々な書類を書かされます。(私、経験済み。アリババサイトで仕入れたものにグッチのコピー品が入っていた。サイトの商品画像にはグッチのマークが処理がされ消えていたのでコピー品とはわからなかった。税関に文章で説明をし、特に罰則はなかった。でも、かなり面倒でした。他の真面な商品が一緒に足止めになり、届いたのが2週間後)
ここにおられる方々はその様な商売はされないと確信していますので、見つかった場合の手続きの説明は省きます。
④ 国内発送、受け取り
無事に通関が通ったら通関業者から連絡と請求が来ます。
輸入関税、輸入消費税、通関料、国内配送料、保管料、検査料、取扱手数料などがかかります。
1. 輸入関税
衣料品の輸入には、一般的に10%あるいは15%の関税が課せられます。 例外を除き、ウールあるいは動物の毛を使用した衣料品は10%、その他の繊維製品は15%です。
2. 輸入消費税
標準税率 10%、 軽減税率 8%
3. 通関料
通関業者と貨物の量で変わってきますが、通常 約7,000円~。
4. 国内配送料
通関業者からあなたの住所までの運送費です。
量が多ければ、トラックのチャーター便、少なければ混載便で送ります。
もちろん混載便の方が割安です。
5. 保管料
保管料とは、貨物が到着して通関まで貨物を通関業者の倉庫などに保管しておく手数料です。夕方または夜に到着する便で送られてきた場合、翌日の通関開始時間まで保管します。
また日曜日や祝祭日に到着した場合も同じです。料金は2,000円代~。
6. 検査料
万が一貨物が検査になった場合に支払います。
検査になるか、ならないかは、税関が決めるのでコントロールできません。
料金は数千円~。
7. 取扱手数料
取扱手数料は通関業者に払う手数料です。
約8,000円ぐらいから。
通常の通関業者は、初回は前金制です。次回から請求書払(ひと月分をまとめて翌月払等)になると思います。代金を支払ったら、あとは商品を待つのみです。
11.支払いに関して
① 支払と再注文
最初に注文した商品の売れ行きが良く、在庫が少なくなってきて再注文をする場合、
商品番号と数量を工場に伝えれば、再注文できます。
再注文の場合、注意しなければいけない事は、生地や部品が廃番になってしまうことです。
また、廃番になっていなくても、生地問屋に在庫がない場合もあります。
その際は生地が出来るまで1~2週間待つ場合があります。商品の完成が遅れます。
先に売れ行きを見て、生地や部品の確保をしておくとよいでしょう。
中国への代金の支払いは、通常、銀行から国際送金で送ります。
地方銀行、都市銀行などどこの銀行でも取り扱いがあります。
通常の送金手数料は約7,000円程です。
この手数料の金額は、送金額に関係なく一律です。
決まった銀行と契約していれば、オンラインでの手続きが出来ます。
そうでなければ銀行に出向いて手続きをします。
また、他にも少額であれば、ウエスタンユニオンや
スマホアプリから、PayForex(ペイフォレックス)などの送金方法が多数あります。
12.商品撮影・モデル撮影
オンライン販売用に画像が必要でしたら、中国でモデル撮影をお勧めします。
(サンプルの作成を依頼した場合、再度中国に行く必要があります。)
工場で、スタジオ、カメラマン、メイクアップアーティスト、モデルを準備してくれます。
料金は、スタジオ、カメラマンセットで、1着 約60元。カット数は1着15カットぐらいまで受けてくれます。
メイクアップアーティスト 約 800元(フルタイム)
モデル 1時間 約1100元~1300元(モデルによって異なります。)
4時間からの受付になります。メイクアップの時間もカウントされます。
また、モデル事務所が主に広州にありますので、モデルさんが広州から虎門鎮まで来る
バス代金が 約100元追加されます。
https://models.com/agency/mng-models-management
https://cmmodels.com/women/
他にもモデル事務所は沢山ございます。
撮影が終わった後、それぞれに、スタジオ+カメラマン代、モデル代、メーク+ヘアー代を現金で支払います。
撮影のすべての作業(サンプルのアイロン掛け、スタジオまでの運搬、モデルの着付け、後かたづけ等)を工場スタッフがお手伝いします。
翌日、スタジオから写真データを受け取ります。
ご自身でUSBなどを持参して渡しておけば、それにデータを入れてくれます。
ない場合はCDに入れてくれます。
実際の弊社商品のモデル撮影風景と商品画像
13.おわりに
長い間、お読みいただきありがとうございました。
自社製品を作って販売することは、とってもエキサイティングなことですが、
同じぐらい、お客様に受け入れられるか、という心配も出てきます。
しかし、お客様の欲しいと思う商品を、適正なお客様の買える価格で提供することが出来れば、よろこんでお買上げ頂けると思います。
また、昨今の円安の影響で輸入商品の価格が少々高くなっており、
いろいろな方が輸入よりも輸出だと言い、海外の物を持ってくるのではなく日本の物を海外へ販売しよう、そのほうが利幅があると。
しかしそれは大手企業がやることで、私たち中小零細企業は、
多少の工夫をすれば十分に利益が取れます。
海外製品の輸入販売や、海外で製造して日本で販売するというやり方は今後も発展していくと確信しています。
魅力のある海外製品を探しに行き、また、製造し、沢山の人に提供できるお手伝いが出来れば幸いです。
それでは、あなたのご商売の繁栄を願っております。
まだよくわからないことが有ればお気軽に質問してください。
ありがとうございました。
14.作者紹介
H.I.T (ハヤシインターナショナルトレーディング)
代表 林 初一(はやし しょいち)
1965年生まれ(59歳)
1995年 静岡市のテナントビルの一角に小さなお店、レディーススーツ専門店を開業。
1996年 台湾、韓国、香港、タイ、イタリア、アメリカ、中国、ベトナム、シンガポールなどのアパレル市場へ買い付けに行く。
2000年 法人化。主に水商売系衣装やドレスを取り扱う。
海外で目当ての商品を探し、交渉し、買付け、日本へ送るという業務を繰り返す。
2004年 中国で現地工場を設立し、自社オリジナルブランドを立ち上げる。年商1.8億円。
2008年 現地中国工場で、アメリカブランド、フォーエバー21の受託生産。
2010年 工場責任者へ工場と設備一式を譲る。その後も同工場で生産を依頼する。
海外買付仕入れ累計300回以上。合計販売枚数約130万着以上。
2023年 レディースアパレル海外買付サポート&自社オリジナルブランド立ち上げサポートを開設。
このような経験や知識を活かし、これからアパレルビジネスの立ち上げを検討している方、海外へ買い付けに行きたいがちょっと不安という方、また自社オリジナルブランドの立ち上げを検討されている企業様や個人の方々に向け、レディースアパレル海外買付サポート&自社オリジナルブランド立ち上げサポートを開設させて頂きました。あなたのビジネスがより一層発展し豊かになっていくお手伝いできることを確信しております。
15.同行サービス
今までお読みいただき、現地工場までの行き方や、工場責任者のコウさんや金さんを紹介してきましたが、ご自身で訪中することが不安であったり、海外に出ること自体初めて、もしくは初心者という方は、現地まで同行するサービスもございます。
同行し、全ての業務をご一緒にサポート致します。
国内の空港または現地で待ち合わせをして、ツアーガイドの様な役目と、工場との交渉、アパレル市場の案内、通訳、インボイス作成、発送、通関業務などをまとめてサポートするサービスです。
16.コンサルタントサービス、顧問契約
アパレル海外仕入れ買付業務に関するコンサルタントサービス、
定期的なアドバイス、仕入れ買付の代行など受け付けております。
詳しく知りたい方は下記メールアドレスまでお問い合わせください。hitfashion878@gmail.com
海外アパレル仕入れコンサルタント
林 初一
静岡県静岡市駿河区寺田76-8
TEL/FAX:054-201-3338