広州白雲国際空港から乗ったタクシー運転手の巧妙な手口
広州白雲国際空港に到着し、空港内の両替所で幾らか両替して、
タクシー乗り場へ。
長い列に並び、ようやく自分の番。
タクシー運転手と目的地までの値段交渉し、
500元で折り合いが付き、いざ出発。
目的地の虎門鎮に着いて料金を支払います。
500元を運転手に渡すと、
運転手は車内灯をつけて5枚のお札をなにやら透かして見ています。
そして、これ全部偽札だから受け取れないと言って返されます。
え? おかしいな、ついさっき空港で両替したお金なのに。
空港の両替所も信用できないのか?、、、と思いつつ、
他の紙幣から5枚渡すと、運転手はまた透かして見てから、
これは大丈夫と言って受けとる。
無事ホテルにチェックインしてお腹すいたから現地の知人と食事に行き、
先ほどのタクシーでの一件の話をする。
すると知人は、
「決して空港の両替所は悪いことをしていません。
タクシー運転手は最初に渡した5枚の100元紙幣を、
自分が持っていた偽札と、あなたに見られないようにすり替えたのです。
それを偽札だから受け取れないと言って返したのです。
タクシー運転手があなたからタクシー代500元と、
自分が持っていた偽札500元を本物に変えた。
結局あなたは1,000元払ったことになる。2倍です。」
実は、これは私が実際に遭遇した実体験です。
その偽札をどうしたか、覚えていません。
有料記事「日本語が通じる中国アパレル工場を紹介」から抜粋