違いのわかる男になりたい

町のパン屋に来ている。2階がイートイン式のカフェになっているパン屋だ。

カフェにはクラシックが流れ優雅な空間を演出されている。


この町には他にカフェが3ヶ所ある。

コーヒー1杯100円で飲め電源も確保できるが、席がちょっと窮屈なところ

コーヒー1杯280円で飲め電源を確保できないが、1つ1つの席が広々と使えるところ、

コーヒー1杯280円で飲め電源も確保でき、タバコが吸えるところ、

客は各々、自分にあったお店を選んで入っていく。


僕が選んだこのパン屋は、

コーヒー1杯360円で電源は所々確保されていて、1つ1つの席が広々と使えるところ、

電源が使えるかどうかはその時々によるが、今日は電源確保ができた。

おかげで優雅に原稿を打てている。


この町の面白いところは、

このパン屋の向かいに、コーヒー1杯100円の店があることだ。

そしてさらに、その2つの店がどちらもガラス張りなのである。


だからお互いに、混雑状況を店に入って2階に上がった瞬間確認しあえる。

今日は向かいの100円の店も空いていた。席は狭いが隣の席も使えるくらいゆったりなようだ。。


今日の僕は優雅な店の音楽に260円払ったようだ。

せめてコーヒーの味の違いでもわかる男だったらな〜

たくさんのエッセイを投稿しています。共感したり面白かったり、ちょっと感動した話があったらサポートして頂けると嬉しいです。