企画する息子と賛同する息子

実家のお風呂場を改装するらしい

元々爺ちゃん婆ちゃんの家を両親が継いだ家のため、築50年くらいは経っている


つい先日、急に母親から「改装するのよ〜」と嬉しそうな電話があった。

どうやら姉の仕事のツテを頼って、改装業者に頼むらしい。


そんな話を聞いたもんだから、ここは息子として少し費用を持つべきではないかと考え、姉に「ちょっと出すから見積もりができたら教えて」と連絡した。

ただ姉からは「そんなことしなくて良いから、落ち着いたら帰ってきなさい」と返信があるだけで、そのあと、このことを聞いた母親からも電話があり、「そんなことしなくていいから〜その気持ちだけでじゅーぶん」と言われてしまった。


そう、僕は出遅れたのだ。。。


親に何か恩返しをするときは、お風呂の改装工事費を負担するのが正ではなく、

お風呂の改装工事をプレゼントするところから話さないと受け取ってもらえないのだ。


ビジネスを立ち上げる者と、ビジネスに賛同して出資をする者でも大きく違うように

親への恩返し方法もビジネス以上に

企画して届ける息子が立派にやり遂げるのである。

たくさんのエッセイを投稿しています。共感したり面白かったり、ちょっと感動した話があったらサポートして頂けると嬉しいです。