「良さそうなもの」ではなく、「良いもの」を

しらす丼なるものを食べた。

いつもスーパーのお惣菜コーナーで、牛肉コロッケやメンチカツ、砂肝など、揚げ物ばかり買っていたので、今日はちょっと海鮮系にしようと思った。


まえまえから、しらす丼があることは知っていたし、江ノ島に旅行に行ったときには「生しらす丼」が売られているのを見て、いつかは食べたいと思っていた。

実際に食べて見ると、海鮮系独特の塩の味にごはんが合って、とても美味しい。


「たまには別のお惣菜を買うのもいいな」


「新たな選択は人を成長させる」よく言ったものだ

ただそんなことを考えたあと、ふとこんなことを思った。


「いやお惣菜を選択している時点で、成長をしているわけではないな...」


ちょうど、カップラーメンの「きつねうどん」を「たぬきそば」に変えたようなもので、本質的には変わらないのだろう。

NetflixからAmazonPrime videoに変えることや、ビールからハイボールに変えることだってそうだ。


添加物食品ではなく有機食品

配信動画ではなく読書

アルコール飲料ではなく漢方


銘柄が変わるのではなく、嗜むジャンルや時間の使い方がどんどん変わるからこそ、新しい発見・新しい成長ができるのだろう。


そんなことを感じ、この原稿を書いている僕の周りには、

「カカオ多めのチョコ」と「糖の吸収を抑えるお茶」が置かれている。。

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