能登半島地震の被災地、輪島へ応援派遣で行ってきました〜発達障害のASDとADHDを併発しています!<vol.11>
全国社会福祉協議会が介護職員等に募った応援派遣で、能登半島の輪島に派遣されて行ってきました。仮設住宅の見回りや困り事などを聞いて対応する相談支援が仕事だと思っていましたが、いろんな体験をさせていただきました。私は、ASDとADHDがあり、阪神大震災で被災してパニック障害になったので、体調などが心配でしたが、なんとか無事に終わりました。いちばん被害の大きな場所が拠点だったので、ニュースなどで見た倒壊したビルの前を何度も通ったり、朝市の火災現場を見た時にはとても胸が痛みました。私が着く前に取材された新聞記事で、お仕事の内容がわかるので見ていただきたいです。
今回は、青年海外協力協会(JOCA)の方々と一緒の活動だったのが、いちばん印象に残りました。初めての経験でしたので、とても勉強になりました。みなさんとても素敵な方々なので尊敬します。人柄も能力も素晴らしく、たくさん助けていただきました。私が8日も連続で勤務できたのは、JOCAのみなさんのおかげなのです。私はやはり人付き合いがとても苦手なので、そこがいちばん難しかったです。チームでの活動でしたので、毎日たくさんの方々とのコミニュケーションが、いちばん苦労しました。上手くいかなくて泣いたこともありました。ですが、とても親身に話を聞いていただいたり、私の良いところを褒めていただいたり、一緒にお昼ご飯を食べたり、とても楽しいこともありました。別れがこんなに寂しくなるなんて、はじめは思いもしませんでした。またお会いしたいと思っています。
被災地支援では、いろんな経験をしました。特に印象に残っているのは、やはり、被災された方々とお話ししたことです。仮設住宅を回ったり、避難所でのイベントだったりで、私と一緒にお話しして、あやとりをされた方々が、あやとりのひもを回収するときに、もらって帰ってまたすると言っていただいたことがとても嬉しかったです。また、私の名札を見て名前を読んでくださった方もおられました。イベント後に、参加された感想を聞きに伺ったときには、とても楽しかったことや、感謝の気持ちを伝えてくださり、私たちが見えなくなるまで見送っていただけたことがとても嬉しかったです。また、みなさんにお会いしたいです。
川田夫妻の発達障害日記 - YouTube