事業の再ピボットのおはなし
22年8月にShopifyアプリ(PeecAI)をリリースして、23年の2月に有料化、機能を追加しながら24年の3月にアップデートしておりました。
「これから、いざ」というところでしたが、
7月末の時点で、もう一事業(開発事業)が想定より軌道に乗らず(※1)、長期での事業投資が難しくなり、PeecAIのセールス活動を止めておりました。
(サービスは継続しております)
※1 エンジニア採用が進まず、採用単価がべらぼうに上昇…
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7月以降は、既存のアセットを活かし
ハイスキル人材のマッチング・調達支援サービス(SkillAssign)を開発を進め、9月12日にテストリリース、9月27日より本格スタートしました。
多重請負構造の課題を解消すべく、はじめたサービスとなります。
1,転換背景
(知らない人も多いかもなのですが)
実は、前のプロダクト(20年6月~21年4月)以降で、ソフトウェアの開発の事業(受託・SES)を行っておりまして、ここが会社の基盤となっていました。
21年以降、少しずつパートナー様が増え、現在は、約300社近くの会社様(※)と連携しております。
※案件を保有されている会社様、エンジニアなどIT人材を抱えている会社様とのご連携
2,事業内容
▼モデル
モデルは、一般的なSESと変わりません。
サービス自体は完全無料で提供価値としては
▼他のマッチングサービスとの違い
▼現状の進捗
9月末にリリースして、約1ヶ月経過した状況は以下となっており、自社の営業工数も減りつつ、兆しが見えております。
サービス自体は完全無料で、現在は完全にクローズドで、
一度ご面談やご商談を頂いた会社様のうち、
IT人材を保有されている&常時採用している企業様に、順次ご案内させて頂いております。
★IT人材(エンジニア・PM・PMO)が在籍されている&常時採用している会社様、よろしければご連絡ください!
3,受注側メリット
※主に開発会社様など、エンジニア・PM人材などをお抱えの企業様を想定しております。
主に、3つのメリットを提供できます。
▼機能:案件一覧
エンド・元請様の案件を、週5~10件ほど追加しており、案件探しがしやすい環境になっています。
これらの案件が掲載されたら、メールで通知される仕様となっています。
▼機能:案件提案(マッチする案件のレコメンド)
人材登録を行うことで、スキルに合った案件のレコメンドがされます。
▼機能:営業代行機能
DeFactory所属の正社員のエンジニア、フリーランスの方と一緒に営業ができる状態となります。
今後ご登録を頂くことで、優先して、営業するような社内体制を構築していきます。
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人材サービスで、数多あるサービスと比較して何が違うの?
という声をいただきます。
正直、まだ大きな差別化はできていませんが、受注側企業様においては、以下のような連携メリットがあります。
4,発注側メリット
まだα版で既存のネットワークから、人材側企業様へご登録を促進させていただき、その後、受注側企業様の価値提供を検討しております。
案件を保有する企業様に対しては、
プラットフォームを解放しているわけではなく、弊社がまずは窓口となり
『ヒアリング、その後、ご提案』をさせて頂いている状態です。
今後、発注企業様のニーズに沿った
「スキルがある、適した人材を、早く、予算内に獲得する」状態にすべく、弊社独自の価値提供を模索しております。
★どんなIT人材がいるのか見たい!
という事業会社様がおりましたら、ご連絡ください!
5,業界の課題を解決
「そもそも、なんでSES業界なんですか?」
と最近言われるのですが、正直自分自身も、この業界の入るつもりはありませんでした。
というのも当時は業界の存在意義、が分からなかったうえ、業界の負の慣習やエンジニアからの搾取などの問題(多重請負構造の課題に収斂されますが)が多すぎて、解決不能、と思っていたからです。
ただ、せっかく事業をやるなら、ただ儲けるだけではなく、
課題を解決しながら儲ける、意義があることをしたい、
『「儲けて課題解決」ではなく、
目的は「課題を解決しながら持続的な事業を行う(儲ける)」こと』
を、当たり前ですが、ここを目指し、それができる領域だと、今は感じております。
6,介在価値の向上とフローデータの活用
多重請負構造の課題を解決していくことを目的としているので、
「商流に入らないプラットフォーム×マッチングモデル」
ではなく、介在することでの介在価値を上げて、データをまとめ、整理し、質の高いデータをベースにした利活用を想定した、事業設計をしています。
本当に無駄な営業やデータが溜まらない商流や構造、
(あえて定義はしませんが)データ利活用できない状態が、
無駄に無駄を生んでいる業界なので、これらの課題を解決することを目指し、開発者の待遇、スキルの見える化の最適化を図っていきます。
7,今後
18年からEC事業/toCモール販売、越境EC(譲渡)、
20年からモノづくりをされている方向けのSaaSを開発(撤退)、
22年からShopifyアプリの運営開発(継続中)…
と、長年EC領域に身をおいて、この領域で展開していこう、と思っていましたが、自分の力不足で、この想いはしばらく封印して、まずは会社としての体力をつけ、自社のアセットを活かした、事業展開を行っていきます。
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失敗を含むと3回、新規事業の開発を行って、少しずつ体感として、プロダクトの作り方、伸ばし方、やり方、進め方、タイミングなど、失敗を防ぐための方法の知見を得られました。(収益には十分転嫁できていない)
いざ作って、有料無料問わず使われても、使われ続けるものにする重要性を感じます。
使われても失敗する事例が数多あるように、事業を伸ばすためには様々な要素があり、その時々に応じた、最適な意思決定をする重要性を感じます。
(本当に難しい)
うちの強みは、使われ続けるために、作ってからのことも踏まえた開発ができることなのかもしれない、と最近痛感しております。
8,ご相談
課題①:受託案件のリソースがあるのですが、案件がない
こちらは、もしご依頼がありましたら、徳満がPdM、PMにも入らせて頂きます。
<対応可能開発> ※いずれも受託・自社サービスでの開発経験有り
<開発者及び徳満が知見や開発経験がある領域>
最後に…
まとめると、本当に助けてください!、そんなnoteでございます!笑
自分の力不足を痛感することが最近多すぎて、白髪も増えてます。
最近、たまにFacebookのPOSTをしてましたが、久しぶりにご連絡を取れる方がいて、ありがたい限りです。
それでは、メッセージお待ちしてます!