カラーの色持ちを良くするために気をつけていただきたい事
こんにちは、オオクボショウヘイです。
今回はカラーの色持ちを良くする方法についてお話しさせていただきます。
「カラーの色落ちが早い」のを気にされているというお客様が結構多いです。
せっかく美容室で染めたのに、色が早く抜けると悲しいですよね。
もちろん美容室での染め方や薬剤によって色持ちは変わりますが、
美容師がいくら気をつけてカラーをしても、
おうちでのケアによっては2倍くらい早く色落ちします。
色が長持ちすると、カラーの頻度が減ってダメージを軽減できますし、好きな色の期間を長く楽しめます。
今回の内容をしっかり気をつけて、カラーの色を長持ちさせましょう。
まず、今回の内容をざっくり。
・シャンプーに気をつける
・カラーを暗めに設定する
・お風呂から上がったらすぐに乾かす
・高温でアイロンを当てない
・紫外線を避ける
・セルフカラーに気をつける
ではさっそく
家で使うシャンプーを気をつける
についてお話しさせていただきます。
色持ちに関して自宅でできる事で一番違いが出るのはこれです。
これを気をつけるだけでだいぶ差がでます。
みなさん、毎日シャンプーされると思います。
カラーはシャンプーのたびに色が落ちてしまいます。
また、使うシャンプーによって色落ちは大きく変わります。
感覚の話になるのですが、洗浄力が強いシャンプーを使うとだいたい2倍くらい色落ちします。
優しいシャンプーを選ぶ基準としてアミノ酸系のシャンプーは比較的洗浄力が優しいです。
美容室で販売されているシャンプーの多くがアミノ酸系シャンプーです。
以前実家で【男のアブラ撃退】みたいなシャンプーを父親が使っていて、それを使ってみたら一回でほぼ色が落ちた事があります。
そのくらいシャンプーで色落ちは変わります。
洗浄力が優しすぎるのも頭皮トラブルの原因になるので、担当の美容師さんと相談しながら良いシャンプーを見つけてみてください。
カラーの色持ちに特化したカラーシャンプーというものもあります。
シャンプー剤にカラーの色素が混ざっているので、
色落ちが少ない+色が入る
ので色持ちがかなり良くなります
シャンプーを気をつけるだけで色持ちはかなり改善されます。
色落ちが早いとおっしゃっているお客様にうかがってみると、シャンプーに気を使っていない方がけっこう多いです。
カラーシャンプーは色持ちが全然違いますので、色落ちが早い方はぜひ使ってみてください
特に黄色くなりやすい方、ピンク系を長持ちさせたい方に特にオススメです。
良いシャンプーは、少しお金がかかってしまうのですが、これが一番簡単で、色持ちが大きく変わります。
シャンプーの際のお湯の温度も高すぎると色落ちが早くなってしまいます。
40℃以下がオススメです。
温度が高いと頭皮や髪の毛にも良くないので、気をつけましょう。
カラーを暗めに設定する
カラーを暗めに設定すると仕上がりは暗くなってしまうのですが、その分長く色が楽しめます。
カラーは毎日落ちていくものです。
カラーは染めてから3、4日くらいまでが結構色落ちしやすいです。
濃く入れておくことで、一週間後、その分濃く残ると思っていただいて大丈夫です。
明日イベントがあったり、写真を撮る予定がある場合は、理想の色ぴったりに染めた方が良いですが、それ以外の場合は濃いめに染めておくことをおすすめします。
色落ちの過程で理想の色になるようなカラーの設定も可能ですので、美容師さんと相談しながら濃いめの設定にしてみましょう。
特にアッシュ系は色落ちが早いので、暗め、濃いめのカラー設定がオススメです。
お風呂から上がったらすぐに乾かす
髪を乾かすのは本当にめんどくさいですよね。
お風呂から上がった後もやる事があったり、忙しい方もいらっしゃると思います。
でも、髪は濡れている状態だと、色が抜けます。
髪が濡れている状態をできるだけ短くしましょう。
濡れた状態が長く続くと、髪がパサつく、頭皮がクサくなる、頭皮がかゆくなってしまう可能性があるので、できるだけ早く乾かしましょう。
毛先は乾きやすいので、頭皮、根元付近から乾かし始めるのがオススメです。
根元を乾かしている間に、毛先も乾いきます。
また風が強いドライヤーに変える事で、乾かすのがかなり楽になります。
ドライヤーは毎日使うものですので、多少コストをかけても良いと思います。
しっかりとしたドライヤーを買えば、5年以上使えますし、美容室で買えば修理も可能です。
(僕のドライヤーは13年持ちました)
高温でアイロンを当てない
カラーは熱でも色落ちしてしまいます。
特にアッシュ系やブリーチしている髪は色落ちしやすいので注意しましょう。
高温はどのくらいかというと、髪の丈夫さも関係してくるのですが、180℃以上で使うのは避けましょう。
ベースが明るい髪の場合、カラーした次の日でも180℃以上のアイロンを当ててしまうと、色が落ちてしまう場合があります。
コテの場合は、一箇所で止める場合が多いので、特に低く設定した方がいいです。
特にまとめて高温で当てている方は、髪に必要以上に熱を当ててしまうことになります。
色を持たせたい場合は、しっかり分けとって、160℃以下で巻くようにしましょう。
形がキープできるギリギリ低い温度で巻けるように、調整してみてください。
紫外線を避ける
髪が紫外線に当たると、髪の表面、そして内部にまでダメージを受けると言われています。
カラーも退色してしまいます。
ダメージした髪は色素を保持する力が弱まります。
カラーが落ちやすい髪になってしまいます。
一度傷むと元の状態に近づけるのは難しいです。
紫外線に当たりすぎると、ダメージして、色持ちが悪くなる+色が落ちる
という最悪です。
洗い流さないトリートメントをつけたり、日傘や帽子で守りましょう。
また、濡れた状態は紫外線によるダメージが大きくなりますので、海や外のプールは髪にとってはかなり負担がかかります。
水から上がったらできるだけ日陰に逃げるようにしましょう。
市販のカラー剤に気をつける
ここでお話しするセルフカラーとは、アルカリカラーのお話しです。
白髪染めや明るくなるカラー、一般的なカラーのことです。
市販のカラー剤では、ダメージに合わせた薬剤を選ぶのが難しいです。
基本的に薬剤自体が強めに作られていますので、髪のダメージが大きくなってしまいます。
先程お伝えしたように、ダメージが進行すると色抜けも早くなってしまいます。
市販のカラー剤は髪に残りやすい成分が多く入っている場合もあります。
カラーをしたその時だけじゃなく、その後何日もダメージが進行してしまいます。
セルフカラーを続けていると、ダメージが大きくなり、色も持ちが悪くなり、頻繁にカラーが必要になり、どんどん傷んでいってしまいます。
結果的に色持ちの悪い髪になってしまいます。
セルフカラーは出来るだけ避けるようにしましょう。
今回の内容を気をつけていただければ、カラーの色もちは2倍以上になると思います。
色落ちの原因として
・シャンプー剤
・水
・熱
・紫外線
がありますので、それに気をつける
特にシャンプーに気を使う事が一番変わります。
また、ダメージした髪は色持ちが悪くなってしまうので、
・熱
・紫外線
・カラー剤
によるダメージのケアを気をつける。
ぜひ、意識してみてください。
今回の内容は以上となります。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
髪に関するお客様の疑問にお答えできるような記事作りを心がけています、他の記事も良かったら覗いてみてください。
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