ゴルフの舞台裏④「自分を持つこと、貫くことの大切さ②」
皆様お疲れ様でございます。
自粛中とはいえ、やること溜まったことを
済ませていたりすると、意外と時間の進みは早いもので←noteをサボってる言い訳…
はい、そんな訳で大好評
「ゴルフ界の舞台裏シリーズ」(誰も待ってない)
を引き続き書いていこうと思います。
さて、前回のお話で
手厚いサポートを受け
色々とクラブチェンジをしていったりした結果
見事に自分を見失っていった
という感じのお話をして、ビジネスに例えると
良いものを沢山取り入れようとした結果
何が良いのかわからなくなった
という例えを言ってました。(偉そうに)
具体的に
どういった落とし穴にハマったかといいますと
まず僕がどういう状況をクリアしていかなければ
ならないのか、、
経験したことのない連戦・移動のスケジュール
めったに経験することのできない難しいコンディションの中でのゴルフ
めったに経験することのできない大観衆の中で試合をする
という
未経験の中でのゴルフで
結果を残していかなければならないのです。
シンプルに「結果」それだけなんです
それだけに未経験の中では
自分の技術の「何が通用して」
自分の技術の「何が通用しないのか」
足りない技術
改善していかなければならないマネージメント
それら全てをトライ&エラーを繰り返しながら
一軍の難しいセッティングの中で順応していかなければなりません。
難しいセッティングの中では
高性能のクラブで対応する
これも正しいと思います。
ですが、こうも思います。
性能の高すぎる道具、環境は自分の力量を曇らせる
道具に頼りすぎるのもいかん……よなぁ。ニィ
と何処かの漫画でもあるように
(川原◯敏さんすみません)
そう、過信してしまうんですよ…
天狗ってやつです
しかも恐ろしいのは、周りも有名人だらけなので
自分もその一員なんだと背伸びし始めるんです
そして過信というのは恐ろしいもので
「なんでこんなことも出来ないんだ!」
「こんなんじゃダメだ!!」
と自己否定し負のスパイラルに陥ります。
しかも提供されている道具が良いですからね、、
何でも出来る!何でも出来るはずだ!!
と思っちゃうんですよ。
ただ前述でも述べたように、クラブとは体の一部といっても過言ではないくらい
[重さが数グラム、長さが数センチ変われば]
何だこれは??っていうくらい感覚が変わります。
結果、自分が良いのか悪いのか
クラブが合っているのか、いないのか
何が正しくて何が正しくないのか
全てがわからなくなります
それを整理するのは大変だったなぁ…
一流選手と呼ばれる方々は
難しいセッティングの中
ハードスケジュールをこなし
その中で「自分」という物が確立されている
のです。
自分の力量を把握する
そしてどうやって戦うかを理解する
この二点を知らずにVIP待遇を受けて天狗になった若者が
負のスパイラル陥るのなんて当たり前でした。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
とはよく言ったものですね
まぁそんな経験も出来たから言えることなので
来年辺りでは僕もツアーでバンバン活躍してる事でしょう
長くなりました。
今回もこんな長話お付き合い頂きありがとうございます。
次回はまだ考えていませんが
ゴルフ界の舞台裏の面白い話題を考えてみます。
(聞きたいこととかあれば是非!!)
それでは!!!