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ESAT-J(令和6年度)のPART A・B問題を見てみました。

こんにちは、祥平です。
11月24日(日)に、東京の公立中学生を中心にESAT-Jというスピーキングテストがありました。
受験生の皆さんはお疲れ様でした。


当日の様子や感想

直接生徒にどうだったか聞いてみると、思うように喋れなかったり、とりあえず言うだけ言い切ったりなど様々でした。
また、運営的に待ち時間が長いと言う声が目立ちました。前半後半と分けられていて、待ち時間は自習みたいなのがあったみたいです。
私も聞いた話なので軽く流して欲しいのですが、3時間くらい待って、15分くらいのテストをやった、みたいなかんじですかね。
ネットでは、いろいろESAT-Jに対してネガティブな意見が多いですが、私はその辺はスルーします。
生徒からすれば、やらなければならないものなので、少なくとも対策はしておくべきだと思います。

問題について

実際にどんな感じの問題が出るのかについては、以下の記事にサンプル問題でレビューしていますので、ざっと見ていただければと思います。

この後に11/24(日)本番の問題を見てみたいと思います。

PART A(音読)

PART Aは音読です。四角の中の英文を30秒で音読していきます。今回のは難しい単語は少ないかと思うので、カタマリを意識して喋ってもらうとリズム良く話せるかなと思います。3〜4語のまとまりを意識しながらしゃべると言う感じです。

本番では
• 落ち着いて読む: 読む速度を意識し、慌てず丁寧に読むことを優先します。
• 間違えても気にしない: 一度つまずいても、そこで止まらずに読み続ける。
• 聞き手に話しかける気持ちで: ただ読むだけではなく、相手に何かを伝える感覚を意識する。

PART Aは得点源なので自信持って喋っていきましょう。

PART B(会話)

PART Bは疑問詞を使った疑問文のやり取りです。
画像には英文と模範解答が載っていますが、本番は表示されないので、しっかり聞き取って応える必要があります。
ある種リスニングでもありますね。

Q1とQ2はイラストに基づいて答える問題です。
Q3とQ4は自分自身について答える問題です。
そして、Q5はこちらが質問する問題です。

Q1: 「Where do you want to go?」
(どこに行きたいですか?)

解答例
本屋の場合:  I want to go to the bookstore.
服屋の場合:  I want to go to the clothing shop.
ケーキ屋の場合:  I want to go to the cake shop.

ポイント
どこに行きたいかを答えるので、「I want to go to ~」を使って答えると分かりやすいです。場所だけ答えるのも良いかと思いますが、高得点を意識したい場合は文も意識しておきましょう。
個人的には本屋が1番答えやすい気がします…。

Q2: 「What would you like to do there?」
(そこで何をしたいですか?)

解答例
本屋の場合:   I’d like to buy a book.
服屋の場合:   I’d like to look for a new jacket.
ケーキ屋の場合:   I’d like to buy some cakes for my family.

ポイント
• 「I’d like to ~」や「I want to ~」で具体的な行動を述べる。 ※I’dはI wouldの短縮形
• イラストや施設の特徴に合った行動をシンプルに答える。
• 答えが自然になるよう、施設と行動の関連性を考慮する。

Q3: 「What do you usually do on Sundays?」
(日曜日には普段何をしていますか?)

解答例
• I usually play soccer with my friends.
  (友達とサッカーします)
• I usually read books at home.
  (家で本を読みます)
• I usually go shopping with my family.
  (家族と買い物に行きます)

ポイント
• 普段の活動を1~2文でシンプルに説明。
• 答えやすいものを用意しておく。
個人的に、「時間があるときにすることシリーズ」として引き出しを作っておくと即座に答えられると思います。

4: 「When did you start learning English?」
(英語の勉強を始めたのはいつですか?)

解答例
• I started learning English six years ago.
  (6年前に習い始めました。)
• I started learning English when I was in elementary school.
  (小学生の頃に習い始めました)
• I started learning English at the age of ten.
  (10歳の時に習い始めました)
ポイント
• 「started ~ ago」または「when I was ~」を使用: 過去の出来事を伝えるのに適切。
• “Six years ago”のように「~年前」と具体的な数字を言うと分かりやすい。
• “When I was in elementary school” のように学校の時期を答えるのもOK。
• “at the age of 数字”で「〜歳の時に」と表すことができる。
• 簡単な表現でOK 詳しい理由や背景を述べる必要はない。

Q5: 「今までに訪れた国の数」を尋ねる文を作る
質問例
• How many countries have you visited?
• How many countries have you been to?

質問文を作る際のポイント
1. 「How many」を使って数を尋ねる
「いくつの~」という意味の “How many” を使います。この質問では「countries(国々)」が数えられる名詞なので、「How many」が適切。
2. 現在完了を使う
「今までに」という経験や時間の範囲が含まれる質問では、現在完了が適切です。
そのため、質問文では「have you visited」や「have you been to」のように現在完了を使います。

PART CとDはまた後日にします。

おまけ

「ESAT-J」だけで画像生成させたら宇宙出てきた笑

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