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令和6年度 ESAT-JのPART Dの類題作ってみた。
いつもありがとうございます。祥平です。
ふだん私は高校受験をする都内の中学生を中心に指導しているのですが、東京都の中学校では、スピーキングテストというものがあります。
ESAT-Jという名称で浸透しています。
ESAT-Jとは
中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)は、中学校の授業で学んだ英語で「どのくらい話せるようになったか」を図るためのスピーキングテストです。
ちなみに、試験日は
令和6年11月24日 ESAT-J 本試日
令和6年12月15日 ESAT-J 予備日
なので、もう3週間切っているんですが、まだまだ対策はできます!
おそらく、ESAT-J 実施後にいろいろ公表されて講評が出ると思いますが、私もnoteの記事にするつもりです。
詳しくは以下をご覧ください。
PART A
さて、このESAT-Jなんですが、
PARTが、A、B 、C、Dの4題構成になっています。
PART Aは音読です。
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英検の2次試験にも音読するものがありますが、あれに近いですね。
わからない単語があっても止まらずにそれっぽく読むことが大事だと私は思います。
PART B
PART Bは会話の問題です。
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PART Bは5つ問があるんですが、最初の4つは質問されたことに答える形式です。表示されているものを見て正しいものを答えていくものが2つと、自分自身について答えるものが2つです。
そして、最後の問は質問する側に変わります。
日本語で出されたものを英語にして質問する形式です。これが結構出てこなかったりしますので、練習していないと焦るかも…。
PART C
PART Cはナレーションをする問題です。
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基本的に過去の話を友達に話すシチュエーションなので、過去形で話すのはもちろん、不規則動詞にも注意が必要ですね。
もう少し書き加えたい
PART D
PART Dは自分の意見を発表する問題です。
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左っ側にあるイラストの部分しか見えないので、右の英文は表示されません。
サンプルでは
How can we improve our English?
(どうすれば英語を上達させられるか)
というお題に対して、
"movies," "books," "the Internet" or
"your own idea."
(「映画」、「本」、「インターネット」、または「あなた自身の考え」)
から一つ選んで答える問題です。
解答例
I think using the Internet can improve our English.
Because we can read and listen to many things in English on the Internet.
Also, we can learn about people from all over the world.
(So, I think using the Internet can improve our English.)
インターネットを使うことで、英語は上達すると思います。
なぜなら、インターネットでは多くのことを英語で読んだり聞いたりすることができるからです。
また、世界中の人々について学ぶこともできます。
(だから、インターネットを使うことは英語を上達させることができると思います。)
解答例から見るに、まずは自分の意見を言い、その後にその理由を言います。そして、もう一つ理由を付け加えております。
シンプルに
意見→理由①→理由②
のような構成で話していくのが分かりやすいかもしれません。
あえてテンプレにするなら
I think (that) [自分の意見].
(This is) because 理由①.
Also, 理由②.
みたいなかんじですかね。
個人的に、becauseは従属接続詞なので文法的にはThis isなどをつけてほしいですが、スピーキングだから許容しているんですかね。
都教委のWEBページでも、
間違えることよりも自分の意見精一杯伝えることが大事だと言ってますので、伝えたいことを第一に考えて話してもらえれば良いかと思います。
PART Dの類題
タイトルにもつけましたが、
類題をChatGPTに作ってみました。
サンプルをベースに作成させましたが、
まだ試作品レベルです。
とりあえず10問作ってみました。
PDFにて失礼します。
おまけ程度に、汎用性の高そうなテンプレを作ってみましたが、個人的に微妙なので、何かいいのがあれば更新しようかなと思いますし、こういうとはどう?みたいなのがあれば教えてくださると嬉しいです。