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【中学英語】「あなたにまた会えるのを楽しみにしています」を英語で?

こんにちは、祥平です。

私は高校受験のための英語を
中学生に教えているのですが、
結構、みんなミスしているなぁって
思うところを気の向くままに
書いています。

今回はタイトルにある、
「あなたにまた会えるのを楽しみにしています」
という内容を英文にしなさい、という問題が
出てきた時に、生徒が間違えがちなところを
話したいと思います。

今回は、ならべかえ問題にしてみました。(1語不要です)
[ you / to / forward / seeing / see / am / I / again / looking ].

いかがでしょうか。
正解は、
I am looking forward to seeing you again.
でした。
このseeingをseeにしてしまう人が結構多いのです。
なぜ、このような解答をしてしまうのか気になりました。
個人的な考えですが、
不定詞と動名詞をほとんど同じ時期にやってしまうからかなあと思っています。
この英文は「動名詞」という単元で出てきます。
そして、夏期講習などの復習時には、「to不定詞」という単元と「動名詞」はよくセットにされて学習します。
to不定詞は〈to + 動詞の原形〉というルールがあります。
一方、動名詞は〈〜ing〉の形になり、名詞の役割をします。よく、〈前置詞+ 〜ing〉を狙った問題が高校入試でも出てきます。

実はこの英文、
I am looking forward to seeing you again.
のtoは前置詞なのです。
不定詞で使うtoとは違います。
「動詞の原形」ではなく、動名詞の「〜ing」を置きます。
動名詞部分を名詞に置き換えても文は成り立ちます。
I am looking forward to it.
(それを楽しみにしています)
このように書くことができるので、
逆にto不定詞にはできません。

ただ、塾テキストや市販の参考書にはバンバン出てきているので、進学校を受験している頃には瞬殺している生徒がほとんどかと思います。

ということで、中学生に英語を教えていて気になったことでした。
またこんな感じでゆるく書いていこうかと思いますので、また読んでいただければ幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
お疲れ様でした。

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