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吊り革一つで昔懐かし
今日は何を書き残そうかなー、と
ぼんやり電車に乗っていた。
ぼーー、としてると吊り革が見えた。
その瞬間、子供の頃のことを思い出した。
Meの育った環境は、
電車こそ通っているが、
立って吊り革を掴むほど、人が混む電車はなかった。
でも、子供とはやんちゃなものだ。
自分よりもはるか上に掛かっている吊り革目掛けてジャンプを繰り返す。
黙って座っていれば良いものを、あえて立ち上がり掴もうとする。
私もそんなやんちゃ小僧だったことを思い出した。
電車に乗ったらまずは吊り革に手が届くか確かめてみる。
身長が毎日ように伸びていた小学生の時は、電車に乗った時の楽しみだった。
「あともう少し!」
そんな楽しみを楽しんでいたことを思い出した。
電車内の形態によっては、吊り革の位置が低いものがある。
優先席付近の吊り革がそんなんだったりする。
その吊り革には手が届くのに、白の高い方には届かない。
「悔しい!」
と仕方のないことに嘆いていたことも思い出した。
吊り革一つとっても、目を向けて記憶を辿れば、
幼い頃のどーでもいい良い思い出が沸々と湧いてきた。
こうして、目の前にあるものに集中してみるのも悪くない。
新しいものを求めてせかせかするよりも、よっぽど心が落ち着いた。
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