新たな相棒がやってきた。これは完全にMAXふぃーるだ。
ども、キャンピングミュージシャンの山木将平です。
昨日ついにずっと欲しかったギターを手に入れました!!
ふぃーるふぃーるふぃーる!!!
桜井正毅 maestro RF J 640!!
はあはあやばいよう。
私はフォークギターしか弾いてこなかったのですが、今年の2月に演劇の現場でクラシックギターを弾く機会がありそれ以降思考がクラギにシフトしていった。
ガットの方が音色の表現という点では奥が深いのでは感じて、コロナの自粛期間もずっとクラシックギターを触っていた。
今までのギターのアプローチと全然違う世界がそこには広がっていた。弾き方も鳴らし方も全然違う。はじめてギターを手にした時のような難しさと楽しさを感じた。とりあえずまだクラシックギターの操作性がわからないから中古で10万くらいのオルフェウスバレーというギターを購入しとりあえず練習。
んー、これはこっちの世界も探求したい、、、、!!
という事で練習しながらいいガットギターないかと探し続けていたのです。(恐らく札幌界隈で販売しているそれなりのガットギターはほとんど弾き倒した笑)
はじめは自分のスタイルからいくとしっかりレスポンスがいいやつがいいだろうなという事でフラメンコギターも見ていたが、なかなかしっくりくるものもなく。意外と普通の楽器屋にはクラギは少ないのよねー。と思いながら検索ポチポチしながら、
クラシック系の店舗にあったりするのかなーなんてみていたら、島村さんのクラシック店に国産の手工クラシックギターがならんでいる様子だったので行ってみた。
色々弾かせてもらって明らかに鳴りが違う一本があった。それは桜井正毅氏のパリコンモデル。
なんじゃこりゃ、、、!?クラシックギターってこういう鳴りするんか??
今まで弾いてきたクラシックギターと全く違う次元で響いていたのである。うわこれほしー。と思いながら店員さんと話していたら、
『今度国産手工クラシックギターフェスやりますよ。桜井さんの上位機種もきますよ』
とのこと。
うん、そうだな、それを弾いてみたいしな。まぁすごい高そうだけど、とりあえず体験はしてみたいな。
と、いう事でそのイベントを心待ちにしながら桜井正毅さんを調べる日々です。
なんかこのドキュメンタリーとかみてたらハート撃ち抜かれちゃったんですよね。笑
この人に会いたい。
で、実際そのイベントで色々試奏させてもらったんですが、その中でひときわヤバい子がいまして。明らかにさらに別次元の鳴りをしている子がいまして。こんなに違うのかと、試奏室で頭抱えて叫びました。ちなみに叫び声は店員さんに聞かれました。
「ちょ、ちょっと、一旦キープで!」
って事で申し訳程度の頭金をお渡ししてキープしてもらうことにしました。
『あのー、どのくらいキープできます、、、? 』
ときいてみたら2ヶ月くらい待ってくれるとのこと。
ローンで買えばいいのかもしれないが、なんか今回は一括現金で買いたい気分だった。
『俺はお前がほしい。だから俺のところに来てくれないか。ドンっ』
って感じで購入したかった。こんな時も変なこだわりが出てしまう。それが俺だ。
丁度自粛期間中に断捨離や整理で今の自分の価値観に合わないものや、使わずに眠っていた楽器や機材などを手放していたりしたので、
お、これは古い価値観を新しい価値観にシフトさせるという事だと自分を納得させ、2ヶ月淡々と引き続き整理と仕事を頑張った。
そして本日、その子をお持ち帰りしたのです!!
ヤバいしょ〜。トップは杉単板。俺は杉がすきなんだよなぁ。
レイズドフィンガーボード。これによりカッタウェイでなくとも高音弦が弾きやすい。
糸巻きアレッシーハウザー綺麗だ。
横裏は選定OLDハカランダ。やはりハカランダの音はよい!
塗装はカシュー。裏板正面から撮りたかったけど鏡レベルで自分写るから斜めにしました。笑
ちなみにこのモデルはAged加工といってギターが完成してから一か月間サウンドホールに音を流して鳴りをよくしたものだそうだ。
はぁ。最高や。このギターとともにまた色々やっていこうと思います!
今回は新たに最高の相棒が我が家にきたMaxふぃーるなおはなしでした!
このギターでじわじわライブ、動画などもやっていきたいと思います!よろしくです!お楽しみに!
ふぃ〜る