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なつやすみにまちづくり #2 金ないところに人が来る

東栄町に人が来る

町民所得、財政力、町役場給料。
これら3つのランキングで愛知県内ワースト一位の町。
ぼくのいる町、東栄町である。
いま、そんなお金のない町で人口が社会増加している。

なぜ、財政困難な町に人が流れているのか。
今回、町役場の方へのインタビューや町内理事会に参加し、それらを通じて推測した理由を話していく。

人口社会増加

東栄町の人口

1つ目はお金ではないなにかを得ようとしているからである。
転入してくる人の中にはビジネスプランを持った方が多いという。
パン屋を経営したい。ゲストハウスを経営したい。
そんな人に対し、町役場の方はビジネスになるのか心配になるという。
確かに、ビジネスを成功させるならお金のある都会のほうが成功しやすいのは明らかである。
それをワースト1位の町でやろうとしている人がいる。
つまり、お金以外に何なにか得ようとしているものがあるのである。
周りの環境、やりがい、周囲への影響力。
実際にビジネスをしている方にお話を聞く機会があれば聞いてみたい。

2つ目は人の想いである。
東栄町の方々は町を想う気持ちが強いと感じた。
今回参加した町内理事会は東栄町長や産業組合のトップなど町の中枢を担う方々が町の活動について話し合う会である。
内容は正直良くわからなかったが、リタイアするような歳の方々が町の将来について2時間も話し合っていた。
また移住者を増やす活動をしている町役場の方に意識していることを聞くと、今いる住民を大事にすることだという。

町内理事会

町役場インタビュー

町内理事会(上)と町役場の方へのインタビュー(下)

とはいえ、町役場の方は東栄町に人が流れている明確な理由はわからないと言った。
これらが東栄町に人が流れてくる理由として確かではないが、ぼくが感じたことであることは確かであり、事実ベースで人が流れてきている。
不思議な現象が東栄町で起きているのである。
かくいうぼくも不思議な現象を起こしている人間のひとりとなってしまっている。

今日の一枚

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名古屋コーチンのTKGである。
これが最高にうまい。
最近、和太鼓集団志多ら(しだら)のメンバーと朝トレをしているのだが、そのトレーニングで30分動けなくなったあとでもうまい。
間違いなく人生で一番うまいTKG。

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みんなで食べるご飯がおいしいね。

東栄町について
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