蓮ノ空がくれたもの、僕らが届けられるもの(1stライブツアー東京公演感想)
多分にネタバレを含みますので、名古屋まで何も見たくないという方はブラウザバック推奨です。
東京公演、お疲れ様でした。
どうですか皆さん、僕はもうダメです。
こんなにも心が乱されたのは本当に久しぶりです。
たった約半年間のコンテンツにここまで狂わされるとは、誤算も誤算ですとも。
さておき、つらつらと思いを綴っていきます。
個別の楽曲の感想については別記事にまとめます。膨大なので。
①全体的な感想
ボリュームおかしいだろ!!!26曲もあった福岡から曲数増えるって何やってくれてんだ!!!
いや、嬉しいんですよ。最高でしたよ。
とはいえもう少し手心というか……。
30曲オーバーのライブってアニソン系だとフェスでもなきゃそうないんですよ、しかも今回メドレーとかないし。
どうセトリ変えてくるんだとは思ってたんですけど、アンコールにあんな量ぶち込んでくるとは……蓮ノ空くんはいつもそうだ。ありがとう。
②蓮ノ空がくれたもの
さて、蓮ノ空が私に与えてくれたもの。
結論から言うときっとそれは『日常』です。
今回私個人として改めて実感してしまったのが、
『蓮ノ空のみんなと過ごす時間はもはや生活の一部である』
ということ。
豊洲のリリイベから本格的に追い始めて、たった半年。
日々のWith×MEETSやFes×LIVE、せーはすにみらくら補習室ラジオ。
一つ一つは20分やそこらですが、半年も積み重なってくと無意識のうちに彼女たちが生活のルーティンに食い込んでくるんですよね。
普通のアニメなどと違うのは、配信の中でコメントでやり取りしたりお便りを送ったりして双方向のコミュニケーションが取れること。
昨日のMCで佐々木琴子さんが「綴理ちゃんの『17歳』のお誕生日を祝えるのって蓮ノ空だからできること」と仰っていました。
これこそ蓮ノ空の本質で、本来成長しない(できない)はずのキャラクターの誕生日を祝えたり人間的に成長していく姿をリアルタイムで実感できるわけです。
だからこそ、彼女たちとの日々がどんどん愛おしく大切になっていく。
一秒だって見逃したくないと思ってしまう。
素顔のピクセルですね。
我々がこちらの世界で友人と仲を深めていって時間と共に大切な存在になっていくように、『同じ時を過ごす』『日常を共にする』というのは人間同士の関係において心理的に物凄く重要なんだなと改めて実感させられています。
配信で話してくれる他愛もない話を聞いて笑ったり、今ハマっているものや悩んでいることを聞かせてもらったり、それはしばしば『実在性』と表現されますが、当たり前にそこにある日常こそが蓮ノ空の一番の特徴なのかもしれません。
今回のライブで千変万華のイントロを聞いたとき、自分でも訳の分からないくらい涙が溢れてきたんですよね。
これまでの半年の記憶が一気に流れ込んできて、突然感情が制御できなくなってしまったんです。
ラブライブ!地区予選で歌われた曲であるというのもあるかもしれませんが、突然グワッと感情の奔流が押し寄せてきてしまって。
なんとなく、遠い学生時代の卒業式のことを思い出しました。
人間の思い出の多くは平凡な日常でドラマチックでもなんでもないし、しょうもないことで笑い合ったことを案外覚えていたりするものだと思います。
それがいつか大切な思い出になって、「あんなこともあったよな」って飲み会で酒の肴になったりする。
蓮ノ空が与えてくれているものってそういうものなのかもな、と感じています。
③僕らが届けられるもの
これだけ貴重な体験をさせてもらって、彼女たちに何を返せるのか。
そう考えたとき、最大のお返しはやっぱり
『日常を共にすること』
なんだと思います。
楡井希実さんや野中ここなさんがMCで殊更に
『これからも共に歩んでください』
といったような趣旨のことを強調していました。
前述しましたが、蓮ノ空およびリンクラというコンテンツにおいて『他愛もない日常』というのはとても大切なピースなんだと思います。
その日常の中で感情を育んでいくからイベントや配信を見逃したくなくなるし、どんどん熱が上がっていく。
なんせ他でもない自分が一番そうなんだから。
個人的な感想でいくと蓮の沼にハマってるオタクって特に熱量凄いと思うんですよ、マジで。
自分にしたってこうして慣れないnoteを書いたり、SS書いたり、めちゃくちゃ布教したり。
誰に強制されるわけでもなく「どんどん大きくなってくれ」と自然に思ってしまっている自分が一番怖いです。
そうすることで彼女たちがたくさんの人の目に触れてくれるなら、とナチュラルに考えてしまっているのもだいぶヤバい。
今回のライブでもストーリーを読んで当日券で来てくれたり、逆に全然分かんないけど曲だけ聞いて見に来たよって友人がかなりの数いたんですけど口を揃えて「めっちゃ良かった」と言ってくれて。
どの立場なんだかって感じだけど「そうだろ、蓮は良いだろ!」と勝手に誇らしげな気持ちになってしまったりして。
こういうサイクルを生み出すためにもまずは彼女たちと日々を共にして全力で楽しんでいく。
そしてそんな姿を見て興味を持ってくれた人たちがアプリをインストールしてライブやイベントに来てくれる。
リアルな話、そうなれば自然に収益にも繋がるわけで。
そういう意味で
『日常を共にする』
というのが我々にできる身近な一歩なのかなと感じた次第です。
④おわりに
なんかライブでテンション上がって後で見返したら死ぬほど恥ずかしい文章を書いた気がする。
まあでも冒頭にも書きましたが、本当に心がこんなに動いたのって久しぶりなんです。だから今この気持ちのまま残しておきたかった。
こんな想いを抱くことができたのも、きっと蓮ノ空のみんなと過ごしてきた軌跡の延長線だと思うので。