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「お前には無理、プロにはなれないよ」と支配人に言われてゴルフ場をクビになった。

10年ぐらい前の話を少し。

自分がプロゴルファーになりたいと思った瞬間があるのですが、その話はまた今度!!

今回は自分がプロゴルファーになりたいと思い取った行動の話。

当時、会社員で今も会社員をしているのですが、プロゴルファーになりたいと思ってがむしゃらに練習していました。
自分の仕事は土日が休みで平日は休みなし。

ゴルフを経験した事がある方は何となくわかるかもしれないですが、ゴルフ場をラウンドする時の料金が平日と土日の休日では違い過ぎる
(>人<;)       平日の倍はする…泣。

二十歳そこそこの会社員がゴルフに使えるお金は、、、、。(・・;)      勿論ない^ ^笑

なので自分が取った行動は、、

『佐賀、福岡のゴルフ場に片っ端から電話!!』

「すいません、自分プロになりたいんですけど、ゴルフ場の仕事をさせてもらってお金いらないのでコース回らせてもらえませんか?」
とほとんどのゴルフ場電話したと思う。

今考えるとただのバカ、、、。笑笑
若いねぇ、、、。笑笑

そんな中で一つのゴルフ場が話を聞いてくれるとのことだったので○○カントリークラブへ!

自分は当時ゴルフを始めて一年ぐらい、
「ゴルフ経験はなく、一年前に始めたばかりで上手くないのですが、プロゴルファーになりたいです。ゴルフ場で働かせてください。お金いらないのでラウンドさせてください。」
と支配人に直談判。

社長は静かに話聞いてくれてました。
#どう思って聞いてくれてたんだろ

支配人
「うちで午前中ポーターの仕事(お客様のバッグの積み上げ下ろし)それと練習場の球拾いをして最終組が出たら回っていい。」
「ただし、絶対に会社員としての今の仕事は辞めない事。これが絶対条件!!」

という事でゴルフ場を条件付で使わせてもらえる事に^ ^

今思えばゴルフ舐めてたなぁ(T_T)
週末の休日ゴルフ場に行くのが日課に、。
石川遼プロとかの上手いプレーを見てると自分も同じように打てる気になってる。笑

「少しずつ上手くなってるなぁ!」
と思っていました。

そんな感じでアッという間に月日は流れてゴルフ場を使わせてもらってちょうど一年が経つ時に支配人に呼ばれました。

支配人
「篠原、もうすぐ、一年経つけどどうだ?
…。
率直に言うと、うちのゴルフ場がしてあげられるのはここまで。
周りの人から話を聞いているけど、プロになれるレベルではないと聞いている。
経験年数はまだ始めたばかりで少ないけど、本当にプロになる奴はそれでも一年で70台出してくる!

そのぐらい上達が早い、センスがある!!
お前には無理、プロにはなれないよ。
それだけ難しい。

ゴルフが好きなのはわかる、でも生活もせないかん、今している会社員を続けて趣味として続けていったらいい。

あとは自分で頑張って。」


自分は
「ありがとうございました、ゴルフ場使わせてもらいありがとうございました。」
と話が終わり駐車場へ。


#何も返す言葉がないとはこのこと



車の後部座席で本気で泣いた。

悔しすぎて、、悔しすぎて、、





泣きながら自分を指導してくれていたプロに電話した記憶が鮮明に覚えてる。

話を聞いてもらって、プロになって見返そう。
そのような気持ちでゴルフに取り組んだ覚え。

「絶対プロになる。」ずっと頭の中で念じてぼやいてたなぁ(>_<)

そんなこんなの出来事から数年後何とかプロゴルファーになる事ができました。
※公益社団法人 日本プロゴルフ協会 tcp-A


当時は支配人に対して「優しくない」、「見返してやろう」などの変な気持ちを持っていたのですが、今思うと『本当に優しさだなぁ』と思ってます。

ゴルフに常に携わっている人だからこそ、プロゴルファーになる大変さ、難しさ。
また、プロになってからの大変さなど本当の意味で理解していたんだと思う。

だから最初に「絶対に会社員としての今の仕事は辞めない事。これが絶対条件!!」と言ってくれたんだろうなぁ。

当時の自分にはまぁまぁへこむ出来事だったんですけど、このおかげで現在も会社員をしながらプロゴルファーになる事ができました。
#副業プロゴルファー

自分はゴルフ場にいる時は
#「昨日よりも進んでいればいい」というわけでもない
#どこかで聞いた

これに当時は気付けてなかったなぁ。

「仕事を辞めてゴルフ一本で人生かけてプロゴルファーになろう!」
という行動を取ってたらどぉなってたかな?

今の自分がかける言葉は一つ。
#いやいや 、ゴルフしかしてないならプロなって当たり前やろ。
#最初に会社を辞めずにゴルフをする選択したならそのままやれ

当時は言われてきつかったけど、自分の事を思って決断して話してくれた支配人に今は
#感謝してます

#プロになりましたと報告にいったら喜んでくれました

あの経験があったから今の自分があるなぁ。という話でした。


これからも自分にしかない環境で、自分にしか出せない結果を出して積み重ねていきます。

長々と書いていましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。




















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