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本当に速読は必要なのか?

世の中には「○読」というものが乱立しています。例えば、速読。それに対抗するように遅読。深く読むという意味で精読。たくさん手を出すように乱読、などあげればきりがないほど様々です。

これらに対して私がどう思っているかというと、使い分ければいい。というスタンスです。おそらく速読がいつの時代も求められるのは、誰しもが本を読む時間がない、時間を有効に使ってもっとたくさんの本を読みたいというところからきていると思われます。でも、それは読書の目的でしょうか? そんなことはないと思います。ビジネス書を読むのは仕事の問題を解決したいからかもしれませんし、小説を読むのは異世界を体験したいからかもしれません。速読をはじめとする「○読」は手段であって目的ではないはずです。

私は本のジャンルとして「読書論」というものが好きです。メンバーになっているコワーキングスペースSALOONの一角には私が持っている読書論の本を並べています。そういう中で少しずつ自分の読み方というものが確立されてきました。私は「フォトリーディング」と「精読」を使い分けるイメージです。読書術も時と場合に分けて使い分けるのがいいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。読書という体験は得られるものがあるにせよストレスがかかります。楽しく読みましょう。

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