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学生向けスタートアップインターンシップ祭り2024に参加して感じたこと

みなさんこんにちは。株式会社DIGGLEのインターン生として働いています、法政大学経営学部4年の鈴木です。私は先日、株式会社ヤモリさん主催の「学生向けスタートアップインターンシップ祭り2024」に参加してきました。このイベントでは、スタートアップのリアルな現場や、そこで働くことの魅力に触れることができ、とても刺激的な時間を過ごしました。

今回は、このイベントに参加して感じたことをみなさんと共有し、スタートアップやインターンシップについて考えるきっかけをお届けできたらと思います。

イベントの概要

今回のイベントは、1〜2年生の大学生を対象としたもので、長期インターンシップを実施しているスタートアップ企業3社と、これからのキャリアについて一緒に考える内容でした。

参加企業

  • 株式会社ヤモリ(主催企業)

  • DIGGLE株式会社(私が現在インターンしている企業です!)

  • 株式会社immedio

運営体制

イベントは、株式会社ヤモリで働かれているインターン生が中心となって企画・運営をしていました!私たちDIGGLEも学生8名の集客目標を掲げて挑んだのですが、最初はなかなか人が集まらず大苦戦……。
そこで、SNSでの告知活動だけでなく、ビラ配りやオープンチャットを活用して目標達成に向けて注力しました。

実際のイベントの雰囲気

イベント当日は、普段の学生生活ではなかなか聞けない、スタートアップのCEOやベンチャーキャピタルで働かれている方々のリアルな話に、参加者全員が釘付けになっていました。
「自分のキャリアやビジョンについて考えるきっかけになった」「時間の使い方を改めて考えさせられた」といった感想があり、私自身も大きな刺激を受けました。


スタートアップってなんだろう?

まず、「スタートアップ」という言葉について改めて考えてみました。今回のイベントは主に1、2年生向けでしたので、スタートアップという言葉にあまり馴染みがない参加者が多かった印象でした。私も1、2年生の時は名前すら知りませんでした(笑)。一般的に、スタートアップとは、革新的なアイデアや技術を用いて急成長を目指す企業を指します。

イベントを通じて改めて感じたのは、スタートアップの持つスピード感や挑戦の連続です。実際にスタートアップ企業の方々は、自分たちのビジョンやミッションに対して、常に新しい課題に直面しながらも、自ら考え、行動をされています。スタートアップで働くことは、ただ与えられた仕事をこなすだけではありません。自分の情熱を形にし、全力で取り組む場であるということを、今回のイベントを通じて実感しました。そんな環境にいるからこそ、みなさんの日々の働き方には100%の熱量が感じられます。スタートアップはまさに「大人の青春」だと感じます!

思いがけない機会が未来を開く

大学生活での思いがけない経験が、後のキャリアに大きな影響を与えることがあります。今回のイベントでは、他の学生や登壇者の話を聞きながら、このことを改めて感じました。

例えば、海外のワイン会社でのインターンシップを経て金融機関へ進んだDNXベンチャーズの新田さんや、中国留学をきっかけに商社というグローバルキャリアをスタートし、株式会社ヤモリを創業された藤澤さんの話を聞く中で、たまたま掴んだ機会や出会いがどれほど重要かを学びました。

これを表す言葉として、「セレンディピティ」があります。セレンディピティとは、偶然の出来事を幸運な結果に繋げる能力のことです。こうした思いがけない機会を活かすためには、自分の心に正直であり、行動する勇気を持つことが大切だと感じました。

私自身、DIGGLEとの出会いはセレンディピティだと思います。大学4年生の夏休み、私は旅行資金を貯めつつも、残りの学生生活を実りあるものにしたいと考えていました。地元でアルバイトを始めるか、それとも新たな挑戦をするか迷っていたとき、「Wantedly」という求人サイトでDIGGLEを見つけました。当時は「予実管理って何?営業ってどんな仕事?」と全く分からない状態でしたが、「とにかくやってみよう」と思い切って応募しました。

現在の私

現在、私は株式会社DIGGLEでインターン生として働いています。
DIGGLEが提供しているクラウドサービスは、企業の「心臓部」のような役割を持っていて、企業がうまく動くための仕組みを助けるツールです。企業活動は多岐に渡り、それぞれの活動がちゃんと予想通りに進んでいるのか、監視していくのが「経営管理」。たとえば、予算をどう使うか、実際にどれくらいお金を使ったかをしっかり把握することが大切です。みなさんがアルバイトで稼いだお小遣いを管理するように、企業も細かく管理をしています。

DIGGLE株式会社では「組織の距離を縮め、企業の未来の質を上げる。」をProduct Visionに、経営情報の一元化で予算を最適化し未来を最大化するコラボラティブ経営管理サービスです。予算計画の作成や、予算・実績の差異分析、見込管理、非財務指標の管理、レポート作成・共有などの経営管理業務全体をワンプラットフォームで行えます。経営情報をDIGGLE上に蓄積し、適切な権限設定とともに社内に流通させることで、余剰予算を可視化しスピーディーな再配分で生きた経営管理を実現します。

私はインサイドセールスという役割で、主に電話やオンラインツールを使って、顧客とコミュニケーションをとり、商談のチャンスを作る仕事をしています。相手は大企業の部長や課長などを務める、マネージメント層の方々です。そんな大事なポジションの方たちと話すことが多いため、時間が限られている中で、端的かつ論理的に伝えるスキルが求められていて、結構大変です(笑)。

インターンシップについて

インターンシップは、アルバイトとは異なり、社会人としての厳しさが一定求められる場です。期待値も高く、責任も大きいと感じます。しかし、その分だけ得られるものも非常に大きいと実感しています。私がインターンとして働いているDIGGLEでの経験を通じて、強く感じたポイントは以下です。

1実践的なスキルを学べる

スタートアップでは、一人ひとりに多くの裁量が与えられます。そのため、業務を通じて実践的なスキルを早い段階で身につけることができます。私はインサイドセールスのアウトバウンド担当として、ある程度の方向性は示されるものの、基本的には自由に戦略を立てて行動していました。どの部署、どの人に架電するか。どのくらいの頻度で電話するのか。どの時間帯を狙うのが効果的か。さらには、どの業界に絞るかも自由でした。最初は架電するためのスクリプトを書くところからやっていました。もちろん、全く分からなかったので先輩のやり方を取り入れました(笑)。先輩とのテストを経て、いざスタートラインに立つも電話をかけるのに緊張し、何を話していいのか分からない状態でした。そのため、アポ獲得0件が数か月続きました。正直、アポ獲得一件を取るのがこんなにも難しいのかとへこみました。ただ、繰り返し実践する中で、相手の関心を引く方法や、うまく切り返すためのスキルを自分なりに学んでいきました。そして、最終的にはQ4アポ獲得数の目標を達成しました。この経験は、間違いなく私の中で大きな自信になったと思います。

2経営に近い視点を学べる

とりわけスタートアップは、小規模でフラットな組織が多く、経営陣と近い距離で働く機会が豊富です。DIGGLEでは、毎週全社会議やSales会議が開催されます。この会議に参加することで、企業の意思決定プロセスや経営戦略に触れることができました。全社会議では、会社のビジョンや戦略が共有され、具体的な数字や進捗がオープンに議論されます。「経営ってこんなふうに進んでいくんだ」と実感する場面がたくさんありました。マーケティングや広報の動きも分かるので、学生生活ではなかなか経験できないものだと思います。

3社会人との接点

学生生活では出会えない社会人との接点も、インターンシップならではの大きな魅力です。DIGGLEでのインターンを通じて、私はたくさんの素晴らしい先輩たちと出会いました。その中でも、インサイドセールスBDRの西川さんは、ただ業務内容を教えるだけでなく、親身になって「働くこととは何か」を教えてくれました。あるとき、私は気持ちが乗らずに少しサボってしまったことがありました。そのとき、西川さんは厳しく諭してくれました。振り返りの時には目標未達に対して「どうしてそうなったのか」「次はどうすればいいのか」を一緒に考えてくれました。ランチの時間には、私のキャリアについて一緒に考えてくれることもありました。耳の痛い言葉もありましたが、インターンをしている学生に対して真摯に向き合ってくださり感謝をしています。

まとめ

今回のイベントで学んだことは、私自身の働き方や今後のキャリアを見つめ直すよい機会にもなりました。スタートアップでインターンをすることは、成長機会ややりがいが多く、挑戦しがいのある環境です。すべての学生がインターンシップをやるべきだとは思いませんが、自分の可能性を広げるために、選択肢の一つとしてスタートアップに触れてみてほしいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この文章が、みなさんにとって新しい挑戦や可能性を考えるヒントになれば幸いです。

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