ニューヨーク滞在記

18年前の6月、アメリカのニューヨークに一週間滞在しました。さすがに18年前のことなので、いまのニューヨークとは全然様子がちがうと思います。
仕事で滞在しましたが、わたしはなんとか自分の時間をつくり、色んな場所をみて回りました。
写真は一枚もありません。
当時、世の中にスマホは存在しなかったし、携帯で写真を撮りましたがその携帯も大昔に破棄してしまったため、ありません。

当時のわたしは22歳。趣味としてジャズミュージックを聴くのがとても好きで、ジャズのことを話そうとすれば5時間でも6時間でも話せる、文字通りオタクでした。
ニューヨーク+ジャズといえば52丁目です。
ニューヨークの52丁目は50年代、60年代のジャズのメッカとして盛えました。
メッカとはどういうことかというと、ジャズクラブやジャズバーがたくさんあり、素晴らしいレコードをリリースし続けていたジャズミュージシャンがそこでほぼ毎日演奏し、お客さんも超満員だったそうです。

行った当時、「現在の52丁目はどうなっているだろうか」と胸をふくらませて足を運んだものです。

50丁目、51丁目と歩いて52丁目。
角をまがり、さてどんな感じかな、と目をキョロキョロさせなら52丁目を歩いたのを、今でも克明(こくめい)に覚えています。

どんどん歩いて行きました。
そこはどうなっていたか。
なんと!!!!!!

住宅街でした。

さすがに色んなジャズバーやジャズクラブは潰れてしまっていたみたいです。
ミントンズやバードランドはもうないのです。

残念でした。

今度、またいづれ18年前のグランドゼロ、MOMAやメトロポリタン美術館のことを書こうと思います。

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