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世界を舞台に活躍する若きアスリートたち

オリンピックと並び称されるスノーボード界最大のコンペティション、エックスゲームズ2025(Winter X Games Aspen 2025)が、米国コロラド州アスペンで現地時間1月24日から26日まで開催されました。開志国際高校の卒業生でもある平野歩夢選手がハーフパイプで3位になるなど、多くの日本の選手が活躍しました。この栄えある舞台に、日本人選手総勢13名が招待されましたが、実にその内の6名が10代の選手であることに気づきました。
男子ビッグエアで、19歳の荻原大翔選手が、空中で6回転半する「2340」を世界で初めて成功させ優勝を果たすなど、日本の選手は8名が表彰台に立ち、その内4名が10代の選手でした。
幼いころから世界を見つめ、高い目標を掲げて果敢に挑戦し続け、自分の可能性を信じ、大きな舞台に立っても臆することなく挑み続ける姿勢は本当に素晴らしく、まさに未来を切り開く力そのものだと感じました。

未来を切り開く、10代アスリートの挑戦

10代から世界の舞台で活躍しているスノーボード選手の中には、NSGグループにゆかりのある選手もいます。皆さんご存知の平野歩夢選手は、ソチオリンピックで弱冠15歳にして銀メダルを獲得し、開志国際高校の一期生として入学してきました。その後も、平昌オリンピックで銀メダル、そして2022年北京オリンピックで金メダルを獲得。最近では、2024年12月、米国コロラド州・カッパーマウンテンで行われたFISスノーボードワールドカップ第2戦で、怪我を抱えながらも堂々の今季初優勝を決め、第4戦で2位に入るなど、スノーボード界のトップを走り続けています。
また、JWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校(以下JWSC)に在籍する山田琉聖選手も注目を集めています。12月、中国・シークレットガーデンで行われたワールドカップ初戦で、自身初の表彰台となる3位、第4戦でも3位に輝きました。

世界へと挑戦し続ける次世代アスリートたち

スノーボードで活躍する選手は二人だけではありません。開志国際高校3年生の杉崎大翔選手が2024年1月のU.S.Revolution Tourで2位、同じく3年生の石田莉緒選手は、スノーボードクロスの種目で、ユースオリンピック冬季競技大会2024で活躍し、世界チャンピオンを目指しています。これからますますの活躍が楽しみな選手です。
また、開志国際高校の卒業生のオリンピック出場者には、スノーボードハーフパイプで活躍する冨田せな選手、冨田るき選手、平野海祝選手がいます。北京オリンピックでは、冨田せな選手が銅メダル、冨田るき選手は5位入賞、平野海祝選手は9位と世界を沸かせました。冨田せな選手、冨田るき選手は高校卒業後、JWSCに進学し、現在は選手としても活動しながら、同校のコーチとして学生の指導にもあたってくれています。さらに、山崎月選手は、2024年1月に開催されたU.S.Revolution Tourスノーボードハーフパイプで優勝し、同年4月に新潟医療福祉大学へ進学しました。
ウィンタースポーツ以外でも開志国際高校の生徒は様々な競技で活躍しています。バスケットボールでは、3年生の千保銀河選手、1年生の髙橋歩路が2024年度U18日本代表に選出され、3年生の平良宗龍選手は2023年度U18日本代表に選ばれています。スケートボードでは、3年生の松本浬璃選手が米国フロリダ州タンパで行われた国際大会に出場。柔道では、3年生の新妻颯斗選手が3月にドイツで開催される、ブレーメンジュニア国際柔道大会に日本代表として出場が決定しています。

(U18日本代表に選出された開志国際高校バスケットボール部の選手)
(ブレーメンジュニア国際柔道大会に日本代表として出場する新妻颯斗選手)

世界で活躍するアスリートは他にもいます。開志国際高校卒業生で、2023年4月に新潟医療福祉大学に進学した渡辺豹冴選手は、同年10月に「第1回東アジアU20選手権」男子砲丸投げで2位と活躍しました。
開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部2年生の坂田湖琳選手は、 U17世代の日本代表に選出され、アジア大会で2試合に出場し優勝に貢献。さらに、ワールドカップにも代表メンバーとして選ばれ、今後のさらなる活躍が期待される選手です。

(「第1回東アジアU20選手権」男子砲丸投げで2位の渡辺豹冴選手)

夢や目標に向かって挑戦する若者を応援したい

今回のコラムでは、ウィンタースポーツを中心に、世界へ挑戦する若きアスリートたちを紹介しました。しかし、活躍の場はスポーツに限りません。芸術や文化活動など、様々な分野で若い世代が才能を発揮し、未来を切り開いていく事を願っています。
2025年4月、NSGグループでは広域通信制の開志創造高等学校を開校します。そうした挑戦する若者を支えるため、アスリート専攻を設置し、世界を目指すアスリートが競技と学業を両立できる環境を整えます。
このコラムで紹介した若きアスリートたちの活躍と同様に、その他の分野においても若い世代で高い目標を掲げて挑戦する若者がさらに増えていって欲しいと思います。その姿は、同年代や下の世代の刺激となって、「夢を持つきっかけ」や「一層努力する原動力」となるはずです。
もちろん、高い目標に向かって挑戦し続けるには努力や覚悟が必要で、時には大きな壁にぶつかることもあるでしょう。しかし、この挑戦するという経験はかけがえのない未来への糧となるはずです。そして、その挑戦する姿を目にした人々や社会全体が応援し、支え合うことで、さらにポジティブで活気あふれる空気が広がっていくのではないでしょうか。
NSGグループはこれからも、自分の可能性を信じて夢や目標に向かって挑戦する若者を全力で応援していきたいと思います。        〆
 
 
NSGグループ>>https://www.nsg.gr.jp/
開志国際高等学校>>https://kaishi-kokusai.ed.jp/
JWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校>>https://jwsc-snow.com/
新潟医療福祉大学>>https://www.nuhw.ac.jp/
開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部>>https://www.cups-y.com/
開志創造高等学校>>https://kaishi-souzou.jp/

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