成果をあげる人の共通点とは??
今日は入社当初に私が大変苦しんだ経験を踏まえ、その教訓から学んだことを書きたいと思います。
学生時代と社会人とでは色々な違いがあります。
その中でもほとんどの社会人の方が悩み、葛藤するテーマに
「いかに成果を上げる人になるか」
ということがあるのではないでしょうか。
そして、いつかはみなさんも「この壁」を一度は迎える日がくると思います。というよりも、むしろ自らコンフォートゾーンから抜けだして、「壁」を創る人になることをおススメします。
スポーツの世界が分かりやすいと思いますが、
例えプロスポーツ選手じゃなく違う業種、職種、その他の道を選んでも「プロ」は「結果」を求められます。当然、親であれば育児を放棄するわけにはいきません。
つまり、この事実からは逃げることはできないということです。
逆に、逃げてしまうと自分が不幸になる「負のスパイラル」に入ってしまいます。
私も入社当初や24歳で支配人になったとき、人事に異動したときなど、「負のスパイラル」に入りそうな時が多々ありました。
一方、然るべき解決策を知っていれば、そんなに難しい話でもないということに気づきました(当時私はそれを知りませんでした)
プロフェッショナルとして、どのように自分を磨いていけばよいか。
そんな中で、今日のテーマは、
『成果をあげる人の共通点』
私の経験からポイントを整理したいと思います。
このテーマにおいて外せない要素についてマネジメントの神様の言葉を借りながら解説したいと思います。
では、まずこのマネジメントの神様についてまずはご紹介したいと思います。
ご存知でしょうか????
そうです、ピーター・F・ドラッカーです。
入社当時、よく会長が社員にすすめていた本です
私は、ドラッカーとの出会いによって仕事力が飛躍的に高まりました。
ちなみに、ドラッカーは成果をあげる人の共通点を以下の言葉で明確に言い切っています。
『なすべきことを、なす能力』
つまり、成果をあげられず苦しんでいる状況とは、
「なすべきことをなしていない」というなのです。
実は、非常にシンプルなことなんです。
「そもそも、すべての物事はシンプルです。複雑にしているのは人間であり、あなたです」
では、「なすべきこと」とは何か?ドラッカーはこう言っています。
■成果をあげるために「なすべきこと」
1、時間を管理すること
2、世の中の貢献に焦点を合わせること
3、自らの強みに基準を据えること
4、力を集中すること。優先順位を決め、守ること
5、成果をもたらすような意思決定を行うこと
ちょっと解説を加えます。
1、時間を管理すること(=4、力を集中。優先順位を決め守ること)
これは、7つの習慣でいうところの「第3の習慣」と同じですね。
先ずは、何に時間をとられているかを知り、残されたわずかな時間を体系的に使うこと(時間管理マトリックス:緊急度×重要度)
2、世の中の貢献に焦点を合わせること
個人的にはこれは一番大事だと思っています!そして、私が一番失敗して学んだことです。特に、1年目のときは自分の成果や同期のことばかり気にしていました。極論、この軸がブレなければ必ず成果はあがると思っています。ここでのポイントは、「成果を定義する」ことだと思います。
そもそも、成果とは何なのか?
これはめちゃくちゃ大事ですね。
3、自らの強みに基準を据えること
強みが圧倒的に際立てば、短所は愛嬌に変わると言われたことがあります。色々悩むぐらいであれば、強みを活かすレベルから、徹底的に突き抜けるぐらい活かしてしまえば良いということ。
5、成果をもたらすような意思決定を行うこと
まさに、「貢献に焦点をあてる」か「自分に焦点をあてる」か。
「何を成果とするか」の違いは、ここではっきりわかれますね。
繰り返します、
「成果とは?」
その結果、意思決定のスピードも、質も変わる。
たいてい、人は自分のことになると「損失回避」のメカニズムが働き、躊躇したり、迷ったりするものです。
ただ、一転の曇りもなく貢献に焦点があたっている人は、判断も速いし、スピードもある。
じゃあ、どうしたら良いか????
ドラッカーは、あることを「問い続けること」が大事だと言っています。
「何によって憶えれたいか??」
何のために生き、何ために仕事をするのか?
答えはすぐにでないけど、この問いと向き合う先に、素晴らしい世界が待っているのかもしれません。
『なすべきことを、なす能力』
お客さまの感動と幸せのために、何が、今、自分にできるのか。
ヒントは意外と近くにあるかもしれません。
それでは!