19 フィンランド将棋連盟

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今日はヘルシンキにいるフィンランド将棋連盟の方に会いに行くことに。OnniBusで片道3時間半。朝5時起きで向かいました。日本から到着した時ぶりのヘルシンキ。Kamppiでミッコさんと会い、コーヒーハウスに行きました。毎度迎えに来てもらっていて申し訳ない。

ミッコさん以外にも二人来てくれました。博士課程の学生とチェス強豪の陽気なおじさん。フィンランドに将棋の集まりがあるということは留学が決まる前から知っていて、留学が決まればその人たちに会えたらいいなとずっと思っていたけど、本日ついに会うことが出来て感無量。ミッコさんに感謝です。

さて、自己紹介をして朝ごはんを食べ、フィンランドの将棋事情をききました。かつてはTampereに将棋を指す人たちがいたということでしたが、今は何の情報もなく、その人たちについては分からないそうで、現在わかっているのはヘルシンキにいる自分たちと、三段のロシア人がいるということ、あと81Dojoにフィンランド出身を名乗る5段の人がいるということでしたが、その人にはあったことはないということです。活動については、定期的な集まりというのはないようですが、不定期に集まって将棋を含めたボードゲームを指すことがあるようです。本も見せてくれました。

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勉強は主に本、カロリーナ先生、HIDETCHIさんのYouTubeだそうです。

まだ作成途中でフィンランド語のみということでしたが、

webページもあります!→ shogi.fi

実はミッコさんとチェス強豪のおじさんは象棋(中国将棋)もするようで、今はどちらかというと将棋よりも象棋の方に力を注いでいるようです。しかし驚くべきことにもう一人の博士課程の学生さんは、ソフト研究をするほどの熱心な勉強家!その方と指した将棋は、なんと角換わりの最新形になりました。

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「桂馬を使うタイミングが難しい」とのこと。分かる。角換わりはプロでもかなり多く指されている戦型で、細かい変化を覚えていないと一気に負けになってしまうこともあるかなり難しい戦型です。しかしその方は本当に細かい変化までよく知っていて、もしかしたら自分より知ってるんじゃないかと思うほどでした。しかし遠く離れたフィンランドの地でも角換わりのソフト研究が行われているとは…。感想戦も普通に大学の部室でやるのとあまり変わらない内容。驚きでした。

ミッコさんとチェス強豪のおじさんは少し早めに帰られました。その後数局指し、コーヒーハウスを出て二人でピザを食べに行くことに。6ユーロでかなり大きいピザを食べれました。将棋のことから普通のことまで色々話しました。

普段は詰将棋と自分の実戦の解析で腕を磨いているそう。しかし実際に対局できる相手がいないということで、displayと盤はやっぱり違うと感じたともおっしゃっていました。フィンランドで将棋人口を増やしたいという思いも持っていられるようで、とてもうれしかったです。(←どの立場や)

僕も力になれることがあればなんでもやろうと思っています。ということも伝えました。とりあえず第一歩踏み出せたと思います。自分の大学周辺で何か小さいことでもできることがあればいいですが、これからはそれをちょっと考えるのと情報集めです。

たぶん永遠にかけてしまうのでこのあたりで妥協。

集合写真も撮りましたが、許可が出ていないので控えておきます。








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