子どもが何かを目指す時が来たら

私は一般的に言えば器用な部類の人間だと思う。
やろうと思う大体の事は、早い段階でそれなりにこなせる様になる。
ただ一方で、長期間に渡り地道に続けるというのが苦手で、何かを極めるというのは難しい事だと感じている。器用貧乏という言葉に親近感を覚えてしまうのだ。

自分の子どもや人の子どもを見ていると、3歳位とかかなり早い段階でハッキリと個性の違いが見えてくる。
適性のある趣味や競技と幼い時期に出会えて、本人が好きになれれば、才能が開花するかもしれない。
何に適性があるかはやってみないと分からないので、まずは小さい頃に色々なことを経験させてあげたい。

本人が目指す道と「適性」が合っていて、且つ「努力」を出来れば上を目指していける。
親が出来るのは出会いの機会を作る事と、何より「環境」を整える事。子どもである本人に環境は作れない。

「適性」が種、「努力」が水、「環境」が土といったイメージで、環境はとても大事になる。
同じ種、同じ水の量でも、土の違いで生えてくる芽の質は変わる。

子どもの何かの才能を伸ばす時、親が出来る事はそんなに多くない。比重として本人の適性と努力が大きい事に変わりはないのだ。
子どもが才能を咲かそうと頑張る時期が来たその時には、栄養豊富な土になっていれたらいいなと思っている。

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