母の日という日常

午前中に少し散歩して帰り、お昼を食べた後、夫がおもむろに「休む?」と聞いて来た。
いつもすぐに休みすぎだと言われるから、もう休むの?という意味の軽口だと思いきやそうでは無いらしい。
忘れてたけど、今日は母の日だった。

長女から手紙をもらった。

「まま、うんでくれてありがとお」

これはパパが文章考えたのかな?
夫に聞いてみると「違うよ、これはみっちゃんをつくってくれてありがとお、だよ」と言う。
なるほど。みっちゃんとは私が作った三つ編みの小さな女の子の編みぐるみである。
母の日関係なくない?まぁいいか、ありがとう。

昼過ぎに母の日だから寝ててもいいよと言っていた夫が、突然昼寝をし始めた。
いや君が寝てて娘らが起きてるなら、私は寝られないのだが。流石のマイペースだ。

少しして起き上がり、また「好きな事してていいよ」と言う。夕飯は長女と一緒に作ってくれるらしい。次女はまだ寝ている。
ならば好きな事をしよう。久しぶりに日の高い時間にミシンを出した。

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4歳になり、料理を手伝うのが大好きな長女にエプロンワンピースを作った。ピンクのお花は長女の大好物。
長女は喜び部屋を駆け回り、次女は自分も欲しいと泣いた。料理出来ないだろう君は。

長女は自分が手伝ったご飯を美味しい美味しいと、すぐに食べ終わり、今は作り立てのエプロンを着て次女に見せびらかしている。気に入ってくれて何よりだ。
次女は泣き止み、エプロンを着た長女に「かわいい」と声をかけている。もう少し大きくなったら作ろうね。

特別なことはない日常だけど、何となく家族のみんなが優しい1日になった。

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